Welcome
古本屋日誌
2021-11-03 23:43:00
今日は百万遍の古本市の最終日だ。
今日売れなければ重たい本を持ち帰らなければならないから安売りもあるだろうから見に行ってみた。
竹岡書店がいつものように単行本、文庫本10冊で500円をやっていた。他にも文庫本を半額にしている店があったが概してはバーゲンにはしていない。
三密堂も文庫本は3冊400円のままだし、キクオ書店も3冊500円は変わらない。
津田書店も7冊で550円、石川古本店も特段変わりはない。
たくさん残った本は取りまとめて倉庫まで持ち帰らないといけない。値段を下げればかなりはけるだろうけど収支計算をしたら持ち帰る方がいいとの判断なんだろうか。
大阪の古本市なら、例えば四天王寺は最終日は大きなレジ袋を500円で買い100円均一は詰め放題だし、天神さんは最終日ではないがビニール紐を買ってそれで縛れる限りの100円均一本を持ち帰ることができる。
そもそも京都の古本市はどれもこれも大きな100円均一コーナーがないよな。
客にとっては大きな100均一コーナーは宝探しみたいな魅力があるわけだから、サービスとしてやってあげてもいいわけだ。
各古本屋が本を出し合って古本まつりの一角に積み上げればいいだけのことで大した手間でもない。
やはりいつも言われている京都人の縄張り意識のなせる技なんだろうかね。「よそさんはよそさんは関係あらしません」てな感じだろうか。
iPhoneから送信
2021-11-02 22:32:00
このところ晴天が続いていて、昼間は雲ひとつない。
10月初旬から続いた大阪と京都の古本市も後2日で終わってしまう。
古本市では単行本がよく売れる。
すでに文庫化されてコンパクトな本が新刊書店に並んでいる、通販でも少し新刊よりは安い古本も買える。それにも拘らず場を取る単行本が古本市では売れる。
装丁に凝った晶文社とか冬樹社の本ならわからないでもない。
「東京のロビンソンクルーソー」とか「プロ野球批評宣言」ならたとえ文庫本が出たとしても(プロ野球批評宣言の方は新潮文庫化されたけど)単行本の方がずっといい。
しかしそんなものではなく筑摩書房の箱に入った森鴎外全集とか高島俊男の「お言葉ですが」なんかを買う人がいる。
でも百万遍の古本市は今後はますます衰退していくのだろう。
そもそも参加している古本屋がいろんな本を集めることに貪欲でない。
赤尾照文堂は以前は文学書から始めて、哲学書や社会科学分野の本も店舗に並べていたが、いま河原町の店舗はなくなり寺町に移転して扱うものも刷物、徳川時代の浮世絵になってしまった。
これではふつうのお客さんが近寄り難いからいろんな本を集められるとはとても思えない。
其中堂は寺町に店を構える仏教書の古本屋だ。
京都は寺社が多くて、つまり坊主がたくさんいるから、その需要に応える仏教色専門の古本屋がたくさんある。
そういう店は客は坊主であり、売りに来るのも買いに来るのもボウズばかりなんだよなあ。
おかしな宗教にハマっているオタク人間がさまざまなジャンルの本に親しんでいるわけがないから自ずと集まる本は狭い。面白くない。
バカを拡大再生産するばかりの京大前には吉岡書店がある。
昔は左翼がそれなりの支持を集めていたためにそれに付随する教養を文系の学生は持とうと努めていたが、今はそんな時代ではない。
だから以前は売れていた文系の基本書がなかなか売れなくなっている。
吉岡書店はその打開策として店舗売りの商品の価格をAmazon価格に引き上げて売り上げを保とうとしているように思える。
でもAmazonと同じ値段なら普通はAmazonで買うだろうからそんなやり方に未来があるとは全く思えない。
iPhoneから送信
2021-11-01 22:56:00
今日も晴天で3日目となる知恩寺の古本まつりに行ってみた。
あいの日で人出もさほどではなくゆっくり本を見ることができる。
2年前のこの古本市で日文研の井上章一を見かけた。
知恩寺ではなくその手前にある吉岡書店でだ。
井上はKBS京都にもしばしば登場するし、数多い著書には顔写真が載っているし、知名度は高いだろう。
京大の前だし文系の学生なら井上を知ってもいよう。
吉岡書店は文系の学生の出入りも多い古本屋だからさぞかし井上の姿を見てあれこれ言ってくるのではないかと見ていたら誰も気にもとめない様子なのだ。
やがて井上は一冊の本を手にしてレジに向かい
「領収書を、お願いします、井上でお願いします」という。
レジにいるのは間違いなく京大の学生バイトだろう。今度こそ
「あー先生やないですか❗️❗️負けときますわ」みたいな反応があるだろうとおもったけど「わかりました、ありがとうございます」で終わり。
なんかすごい不思議だったな。
京都の人はそんな感じなんだろうか。
iPhoneから送信
2021-10-31 23:05:00
お客さんから昭和46年にキネマ旬報社が出していた「蒸気機関車」という雑誌を譲っていただいた。
SLの写真集なんだが、たしかにアングルにも工夫があって見ていて飽きない。
機関車が3連結となっていて3つの煙突から火山でも噴火したかのように煙が噴き上がっているのは壮観だ。
そのお客さんによれば
「写真あれやけど、SLの蒸気の音だけを集めたレコードがあるんやで。もちろん聴いたらどのSLかすぐわかるんやけどな」
とのことであきれるほかはない。
今日は衆議院議員の選挙で、私も仕事が終わってから近所の小学校に出向いて立憲民主党の候補と共産党に投票しました。
国政選挙はほぼ全て投票してますが投票した候補者が当選したことがないな。
それにしても午後8時の投票終了と同時に関テレは自民が230になって単独過半数割れとの予想を出していたけど、本当に当たるんだろうかね。
iPhoneから送信
2021-10-30 14:34:00
今日から水曜まで百万遍で恒例の古本市。早速行ってみた。
安く買えそうな本屋はハッキリした専門分野を持っている店だと思う。
専門店は自分の得意分野以外で客が持ってくる本は渋々買い取っているだろうから売値も安いだろうと思うのだ。
古書価を勉強して値付けするのは時間もかかるし、めんどくさいし、意味もないことだからだ。
専門分野がハッキリしているのは次の本屋だろう。
石川古本店はマンガ、キクオは洋書、三密堂は占い、其中堂は仏教書、赤尾は刷物、シルヴァンは写真。
でも仏教書を扱っている本屋は店頭を見ても本当に仏教書しかおいていないから、客がいろんなジャンルの本を持ってきたとしても買取を断るだろうから除外すべきだろう。
また刷物や浮世絵を生業にしている本屋も実態は骨董品屋だと思う。
徳川時代や明治の和本を専門に扱っていると、客も限られてくるだろうから集まってくる本も限られるだろう。
写真を専門にしている本屋も同じことが言えるだろう。
iPhoneから送信