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古本屋日誌

2021-11-19 14:08:00

今日から三日間、谷町四丁目の大阪古書会館で古本市、早速行ってみた。

シルヴァン、ディック、杉本、矢野、厚生、横丁、唯、真木、寸心などの参加で今回はロビンは入ってない。
いつも思うことだが初日に古本市に来ているお客さんのお目当ては文学書のようなのだ。
矢野書房やディック、寸心はプレミアムのついた文学書を扱っていてワゴンや本棚には人だかりができている。小説なんか文庫本でもなんでも読めたらいいだろうと思うところが私にはある。
しかし装丁の凝った単行本や帯のついたのを求めて読み耽りたい、眺めていたいというお客さんの気持ちもわからないではない。
だからこういう骨董品ともいえる文学書は通販には向かない。
カバーのすれや傷み具合、帯の状態、小口のコンディションなんかをみるのに通販サイトにアップしてある数枚の写真では心許ないからだ。
やはり、わがで手に取ってためつすがめつチェックを入れたいところなのだ。
だから骨董品に近い古本を扱う店には古本市はマストである。今後も廃れることはない。
さて、大阪の古本市も店舗を構えていない店がかなり多い。
古本組合に参加していると交換会で入手できる本はロットが3桁単位が多く、通販に適さない本もたくさん集まってしまう。
そこで即売会に参加すれば通常動かない本も売ることが可能になるからだろう。
例えば谷崎松子の作品は中公文庫に何点か収録されているので、単行本はなかなか通販では売れないのだが、即売会に出すと売れることがしばしばあるのだ。

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