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古本屋日誌
「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という本が夏樹社から出ている。
ブックオフの30周年に合わせて、このチェーン店を使いこなしている人たちのエッセイを集めたものだ。
どの執筆者も書いているのだがブックオフの魅力は風通しの良い解放感だろう。
とにかく扱ってる商品のジャンルが広い。
本、CD、DVD、漫画、ゲーム、携帯、テレビ、エレキギター、パソコン、トレーディングカード、ブランドバッグとなんでもある。
数時間いても飽きない。立ち読みしていても怒られない。
店舗が街の中心部にあって、繁華な商店街の中だったりもするから、ブックオフでしばらく立ち読みをして気に入った本は1割引の券を出して買い、すぐ前にある「TULLYS coffee」に入ってゆっくりケーキなどをいただきながら読み終える。
その足でブックオフに引き返してその面白かった本を売ってしまう。
345円でこうた文庫本だが買い取りは40円だった。結構なことだ。またブックオフに入って本を探して気に入ったら購入して今度はとんかつ屋に入ってといつまでも楽しい時間を過ごすことができる。
スーパー銭湯みたいなものだよなあ。こちらも規模の大きなものでは寝転んで映画を見てそのまま仮眠できるシアターだとか居酒屋、ゲームセンター、大衆演劇、マッサージ屋、散髪屋などが併設してあって1日いても飽きがこないよなあ。
長い人生、リタイアしてからもまだまだ時間は続いてゆく。どう時間を潰していくのかは極めて大切だ。
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昨日はタイのチェンマイに家族と住んでいる友人と梅田で酒を飲んだ。
GO TOキャンペーンにつられて里帰りしてうかうかしているうちに、帰国できなくなってすでに8ヶ月滞在しているという。
彼は地元でバナナ農園などを経営して成功しているほか、「京都の桜」をテーマにしたホームページも持っていたそうでそちらもマックスで1日に40万アクセスがあったこともてなことで、なかなかエネルギッシュな男だ。
金儲けの話はとかく意地の張り合いになりがちだ。相手が自分より成功していたら羨ましいと思い、面白くないから話をもったり、虚勢を張ろうとする。
若い頃も歳を取ってからも、そこにいるのが知人であるだけに無関心ではおれないからだ。
ただ私は客がたくさん来てもうかったら一番いいとは思ってないし、ちょっとインテリ趣味が災いして、金儲けの話にはさほどの価値を置いていない。
びっくりしたのは新阪急ホテルが休業していることで一階のフロントの人に聞いてみたら「ここで営業してるのは喫茶店だけです」とのことで地下のスイーツバイキングなどに家族連れが群がっていたのを思い出すと隔世の感があるよなあ。
さて、大型書店は店舗ごとの在庫検索ができるようになっている。
紀伊国屋書店やジュンク堂、未来屋などだ。
未来屋やジュンク堂の検索は都道府県ごとに一覧で表示されるので便利だ。
先頃亡くなった坪内祐三の「酒中日記 続」が欲しくなって探してみたら埼玉県の飯能市にある丸善の丸広百貨店飯能店にあることがわかったので、早速電話してみた。
「この本ですけど在庫はありますかな❓」
「ありました」
「代引きでお願いしたいのやけど」
「うちはやってません」
「そこをなんとかなりませんかね、取りに行くには遠すぎるので」
「ちょっとお待ちください」
この分だと何か配慮してもらえるのかと期待していた。
数分待たされて
「はい、キャンセル処理が終わりました、以上です、ガチャリ」
うーん数分待たせたのはなんの意味があったのか、ドコモの回し者のようなおばちゃんでした。
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雄猫のカイは6つになるがなかなか私にはなついてくれない。
昨日の晩も夜中寝ようと二階に上がったら階段の先にいる。さて寝ましょうと「さあカイチーン」と呼んでみたが音沙汰なし。
布団に入ってみたら実に温い。さっきまでカイがくるまって寝ていた証拠だなあ。しかし私が入っていくと嫌がって出て行く。
その足で嫁の布団に入ったようだ。
生理的に受け付けないのかもしれない。先日も小学生から「私のじいじとおんなじ臭いがする」てなことを言われたから、臭いには取り分け敏感な猫にはより毛嫌いされるのかもしれない。
しかし嫁は猫が外に行くのを嫌っていて絶対に出さない。それに比べてわしは寛容なので猫が外出したいそぶりを見せたらちゃんと出して差し上げているし、ふんしのお世話もして差し上げているし、カリカリも入れて差し上げている。
しかしまだまだ努力が足りないようだ。
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先日留守電で「こちらは秋田県の秋田刑務所ですが、電話をください、内線の〇〇です」と入っている。
秋田刑務所に知り合いはいないし、記憶では刑務所に本を送った覚えもない。間違い電話かなと放っておいた。
すると今度は「会計課」から着払いのゆうパックが来ているという不在連絡票がポストに入っている。
たまーにうちがお送りした本がお気に召さないとのことで返品を希望されるお客様もおいでだが、その時はあらかじめ」こちらのチェックミスですみません、つきましてはゆうメールの着払いでご返送お願いいたします」「ほたら着払いで返送するからよろしく」てなやりとりがあって送り返されてくる。
それもなしにいきなりの返品とはびっくりだ。
そういう変な客のことだから送料だけでなく、本代も着払いで払え‼️と要求しているのかもしれないな、でもそれは本の状態の確認もできないし応じるわけにはいかない。
でも郵便局の職員に迷惑をかけるわけにもいかないしどうしたものかな、本の代金も含めての着払いならその場で送り主に電話して確認しその上で受け取るかどうか決めようと思った。
結局その着払いのゆうパックは送料だけの請求で980円だった。送り主を見てみたら秋田川尻新川町の会計課となっている。よくわからない。
どうしょうか迷ったが980円なので支払うことにした。
開封してみたら印刷された文章が入っていて秋田刑務所会計課となっている。
なんでも囚人宛の差し入れとしてお宅から本が送られてきたが、法令によれば差し入れをする場合は差し入れ人の名前などが明らかでないと不可能だからこの本は受け取れない、よって差し戻すと書いてある。
ふーんよくわからないけど誰か囚人の友達が本でも差し入れしてやろうとしたということなんかな。
でもこの役人て郵便局のセールスも兼ねてるんだろうよ、本の代金は230円と送料390円で合計620円でしかない。それをゆうパックの着払いの980円を使ってわざわざ差し戻すのだから、おもろいやつだよなあ。
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「ビッグコミックオリジナル、増刊号」などに個性的な漫画を連載している花輪和一の色紙が出回ることがある。
花輪は「ガロ」の頃からの作家で絵の魅力に合わせて不思議な世界観やストーリーに憧れる人も多い。
銃のコレクターで趣味がこうじて銃刀法違反で逮捕、服役しその模様を「刑務所の中」と題して作品化し、これはかなり売れた。
かくいう私も花輪のファンの一人で彼が出所して直後あたりにネットで不動明王と例の顔の大きな女の子の色紙を3万円で売っていたことがあっていろんなバージョンがあって迷ったが早速買わせていただきました。
神戸の元町にある古本屋「ちんき堂」に先日伺ったらちょうど花輪和一の色紙を包んでもらっていたお客さんがいた。
店主によれば「こっちから頼んだら描いてもらえる」とのことで、さすがは「古本パンチ」「猟盤日記」の著者だけのことはあるよなあ。
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