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古本屋日誌
先日留守電で「こちらは秋田県の秋田刑務所ですが、電話をください、内線の〇〇です」と入っている。
秋田刑務所に知り合いはいないし、記憶では刑務所に本を送った覚えもない。間違い電話かなと放っておいた。
すると今度は「会計課」から着払いのゆうパックが来ているという不在連絡票がポストに入っている。
たまーにうちがお送りした本がお気に召さないとのことで返品を希望されるお客様もおいでだが、その時はあらかじめ」こちらのチェックミスですみません、つきましてはゆうメールの着払いでご返送お願いいたします」「ほたら着払いで返送するからよろしく」てなやりとりがあって送り返されてくる。
それもなしにいきなりの返品とはびっくりだ。
そういう変な客のことだから送料だけでなく、本代も着払いで払え‼️と要求しているのかもしれないな、でもそれは本の状態の確認もできないし応じるわけにはいかない。
でも郵便局の職員に迷惑をかけるわけにもいかないしどうしたものかな、本の代金も含めての着払いならその場で送り主に電話して確認しその上で受け取るかどうか決めようと思った。
結局その着払いのゆうパックは送料だけの請求で980円だった。送り主を見てみたら秋田川尻新川町の会計課となっている。よくわからない。
どうしょうか迷ったが980円なので支払うことにした。
開封してみたら印刷された文章が入っていて秋田刑務所会計課となっている。
なんでも囚人宛の差し入れとしてお宅から本が送られてきたが、法令によれば差し入れをする場合は差し入れ人の名前などが明らかでないと不可能だからこの本は受け取れない、よって差し戻すと書いてある。
ふーんよくわからないけど誰か囚人の友達が本でも差し入れしてやろうとしたということなんかな。
でもこの役人て郵便局のセールスも兼ねてるんだろうよ、本の代金は230円と送料390円で合計620円でしかない。それをゆうパックの着払いの980円を使ってわざわざ差し戻すのだから、おもろいやつだよなあ。
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