Welcome

古本屋日誌

2017-12-06 13:18:00

今朝はえろう寒うて布団の中でもストーブをつける夢を見てました。昔の人たちは起きる前に布団の中でタバコを吸って頭をスッキリさせていたようですが、やはりそのまま寝てしまう危険があり、よろしくないです。電子タバコなら問題ないですが。

先日お客さんから額賀澪の「潮風エスケープ」などをお譲り頂きました。高校生の主人公が夏休みに南の島に合宿に行くのを快く思っていない母親が娘に噛み付いて、言いつのり「一体誰のおかげで食べさしてもうてるの!」てな具合にヒートアップする。言われた娘はこれは親と子供の立場の差を利用してこちらを屈服さそうというずるいやり方だなんです。

子供の心理はまあそうなんだろうけど凡庸ですね、この程度で物書きで飯が食えるのだからわが国はありがたい。子供はそんな理詰めで考えはしないし、もっと混沌としているのにいろいろ分析して事足れりなんだからあきれます。

才能はある程度を超えていれば、隠れていても現れるんでしょうけど、大して才能なんかなくてもオーデイションを受けまくって有名になりたい❣️願望が強烈にあればなんとかなるものです。わたしの友人ですごく器用な男がいてシューティングのゲームなど非常にうまくカーレースのゲームなどタイムトライアルで全国一桁にはいってましたが、それを活かす気はさらさらなく、普通の会社員をしてます。出世も早くてすでに課長なんですが「口癖は35歳を過ぎたらリストラの対象なんだから、互いに気をつけよう」でこれは別に人を脅迫してるのではなくてだから頑張って仕事しようなんですから、わけがわからない。この人なんかだいたい何をやらしてもソツなくできるわけでなんでお前をリストラするかよなんです。この人なんかはもっと自信をもってギラギラした目で上を目指してやって行きゃあいいのにです。

数年前兵庫県にある六甲中学の国語の入試問題を見る機会があり、小説があの「銀二貫」だったんですが、徳川時代の大阪の話で小学生にわかんのかなあというような大阪弁が出てくるのはいいとして、「冷える」を抜き出して書かせる問題があってどうなんかなあと思いました。問題文では「冷える」ですが、これは印刷の字体で、手書きの時は令の部分を今のように書かないといけないわけで、なんかよくわかってない人の作った問題だなあと思いました。


2017-12-05 00:23:00

さぶなってきました。私も古本屋を経営するくらい本に取り憑かれたところがあり、学生の頃から古本屋によく行ってたわけなんですがすごく商品知識の深い店主もおられて、こっちがゆう前にあれこれ教えてくれるのだが、本の世界は深いわけだし、版の違いで内容が違うこともよくあるわけで、向こうがまちごうてることもあるわけです。でもめんどくさいので基本的には訂正してあげません。というのも愛想のいい方はだいたいお客にすごく合わせてくれるひとが多いんです。こっちの話に合わせすぎてまるで反対のことをゆうケースもあるのでなんか気の毒なんです。

以前ある古本屋で雑誌「大阪人」をこうたんですが、1980年ごろのもので米谷修のいい連載はあるのだが他は下らないものばかりでどないしょかまよたんだがまあいいかと購入して自分を勇気づける意味で店主に「この大阪人はなかなか記事も粒ぞろいでいいですよね」と言ってしまったら「そうですよ、なかなかいろんな記事もあって素晴らしいです」

それからしばらくして雑誌を読み、やはり米谷の連載の2ページしかいいところがないことを再確認してまた店を訪れてまだ売れずに残っている「大阪人」を指差して残念で店主に「これて、なんか下らん記事ばかりですなあ」と愚痴をゆうたら店主のゆうには「そりゃあまあこれは広報誌みたいなもんだからね、時代の産物ですよ」という。

 


2017-12-04 15:14:00

今朝はかなり冷えてすぐに石油ストーブつけました。家の横の細い通路にご近所の飼い猫のくろうが来ているのですが、うちの黒猫はかなり恐れをなして普段は丸い顔がやけに細長くなってやりおとがいです。

昨日の朝日新聞の別冊にフィンランドで実施されているベーシックインカムの実験の話が出ていて興味深い。フィンランドて、あのムーミンの国ですよね、生活保護もあるのだが、国からその支給額を少し下回る額を無条件に支給した場合人間は勤労意欲を失ってしまうのか、それとも将来に不安がなくなったわけだから、より豊かな生活を目指して仕事をするのか試してみようということです。今文春新書から出ている「人工知能と経済の未来」のことは前に書いたんですがこの本では日本でも近い将来AIの進出で我々の仕事は大幅に減りために収入減の陥る可能性があるが、そこで国がベーシックインカムとして月に10万程度を無条件に支給したらよいとなっている。

でもまあ収入がある程度保証されてたら働きたくない人の方が多い思いますけどね。私は病気で40日あまり入院しその後も8ヶ月あまり全く仕事はしませんでしたが、収入は減りはしましたがあてがあったので、働く気には全くなりませんでした。やはりベーシックインカムはAIに仕事を奪われた我々の社会福祉と考えてもらいたい。


2017-12-03 11:26:00

だいぶ冷え込んできて起きたらまず石油ストーブをつけて猫が集まってきます。それにもかかわらずオス猫は外に出たがり、出たら出たで近所の黒猫と鉢合わせして威嚇されて身動きがとれなくなってます。

先日お客さんから茂木健一郎の様々な本をお譲り頂きました。その中に「思考の補助線」がはいってました。この本は例の日本文化論のバカバカしさを述べていて、なかなか読ませます。

日本社会は同調圧力が強く、多数派と違うことを言うのは歓迎されないが、西洋(茂木はモーツアルトの時代を例に挙げてますが)は逆に個性化作用が強くて多数派と異なる見解を示すことが歓迎されるとやつです。なんかこれだと日本人と西洋人の間には深い渓谷が刻まれていて相互に別世界の生き物やのようなものです。しかし茂木はそんなことはなく、人間は褒められたら脳内からドーパミンのような快感を催させる物質がみんな出てくると主張するわけだ。その点は全然変わらない、ただ日本人は同じことをゆうたらより褒められるから同調するだけだし、あちゃらのひとは個性をだしたら賞賛されるからそうなるだけだという。従って褒められる方向を変えさえすれば簡単に日本人を個性化させることもできるという。

そうなのか、じやあインド人のようなかなり個性的な習慣を持つ人なんかも褒める方向を調整したら変えられるということかな。こないだの朝日新聞には宗教上のからみで大小便が不浄とされていて自宅にはトイレがないケースがあり、ために歩いて20分もかかる川までわざわさ用渡しにいくと書いてあった、そんなにかかるとなると体にも悪いし、強盗に襲われたりもするだろう。それでもやめないのは特別なメンタリティのなせる技なのか、それともやはり茂木が言うように褒められるからなのか。

それにしてもブルーバックスの「夢の科学」にも夢ゆうのは病気みたいなもんだ、見ている間に脳内から麻薬物質が出て時間感覚や視覚が狂い、つまりは薬中みたいな状態になってるんやとある。夢占いとかはいったい何だったんだろうと思える主張ですが、夢はよく見るし、特に子供の頃なんか毎日のように見ていたわけでその間頭の中はおかしな物質が充満していたのかとおもえば、大麻とかは大して害もないんだろうなあと思える。

 

 


2017-12-02 12:42:00

昨日は法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺に参って商売繁昌を祈願しました。萱島からだと1時間足らずでJR法隆寺に着くのでありがたい。これらのお寺は1000年以上問題なく過ごしていて、法隆寺の金堂など壁画が傷むほどの火災を被りながら難なく持ちこたえるわけで、最高の厄除けスポットだと思います。法輪寺の三重塔は幸田文などの尽力で昭和50年に元どおりの姿となりまるで不死鳥のようで、福田和也がゆうように幸田露伴、幸田文と続く無駄遣いの素晴らしさです。露伴はあれだけの売れっ子だったのに死んだ時は借金しかのこらず、ために文はずっと病気の夫と酒屋をして頑張らざるをえず、またそれが彼女の才能を開花させた。この塔の再建にどの程度の金がかかるのか想像もできないが、文はそのエッセイで法隆寺の棟梁西岡の世話になり、山際にすっくり立つ美しさを讃える。また塔の着工の時はうきうきする気分だったのに、落成となるとなぜか浮かれた気持ちにはならない、祭りの後の寂しさなんだろうか?と考え果ては大工たちが仕事がなくなるが、その差配は棟梁の仕事だが大変だろうなとこの後の弟子たちの行く末にまで思いを巡らせる。でもまあ西岡配下の宮大工なんだから腕は一流だしそんな心配バカバカしいのだが、その変な気遣いは面白い。自分の出した金のことは一言も言わない。この潔さが素晴らしい。


1 2 3 4 5 6 7