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古本屋日誌
今日から阪神百貨店で古本市。
早速行ってみた。
10時の開店前、ガードマンが地下一階の入り口で一列に並ばせる。ただエレベーターは「定員5人」と表示があるものの守る人はいない。当たり前だ。
京都から「はんのき」神戸から「清泉堂」や「ワールドエンズガーデン」そして金沢から「オヨヨ書林」が参加。
屋外の古本市なら4段、5段に本棚を組み立てて大量の本を一気に売り出すことが出来るが百貨店ではそうはいかない。それにもかかわらず遠路はるばるやってくるのは不思議だよなあ。
もっと不思議なのは今あげた古本屋はみな店舗を構えていることだ。
店舗ではなかなか売れないのだろうか。
大阪は「ハモニカ」「寸心堂」「池崎書店」や「一冊堂」「矢野書房」「ゆうらく」「シアル」が参加している。
大阪はネット古本屋だよなあ。
普段は客の顔が見えない孤独な作業を強いられるからたまにはお客さんと顔を合わせて本を売りたくなるのかもしれない。仕事のアクセントや精神衛生上いいのかもしれない。この理屈はよくわかる。
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阪急の花隈駅と御堂筋線の本町駅は地上に出づらい駅として双璧をなす。
花隈はエスカレーターの乗り方が複雑で、3回乗り継ぐことで階段を使わずに地上にようやく出られる。
しかし問題なのはエスカレーター内部に乗り継ぎの案内が何もないことで、初心者はどうしていいかわからず結局は長大な階段をえっちらほっちら登る羽目になるのだ。
御堂筋線の本町駅は一番問題なのが中央線で本町駅に到着して心斎橋筋に出たいときだ。
地下通路を歩かずに地上に出たら四つ橋筋の近くでかなり乗り距離を炎天下歩く羽目になる。
そうかといって涼しい地下通路を歩けばいいとはならない。
乱立する巨大ビルを避けるために地下通路は上り下りを繰り返していて無情な階段が立ちはだかる。
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7月13日の火曜日は甲子園に出向いてライトスタンドで横浜戦を見た。
今回もつまらない試合でゲンナリした。
先発のアルカンタラが例によっていい加減なピッチングで初球、2球目あたりを連打されていずれもクリーンヒットで点が入る。
ようやく1点返したところが8回には藤浪が出てきて試合をぶち壊した。
一人目からストライクが入らずファーボールを出しそのあと次から次へと連打をくらって大量失点。
ストライクも取れない幼稚園以下のピッチャーがプロだというんだからバカバカしい。藤浪はすぐに解雇すべきだろう。
それもできない矢野は甘すぎるし、自分の好みにこだわりすぎだ。
それにもまして不思議だったのはライトスタンドの観客の反応だ。
藤浪がストライクも取れず汲々としていると「頑張れがんばれ‼️藤浪‼️」とコールするんだからバカバカしい。
ストライクが入らないなら俺が投げてもおなじだ。
確かに俺の場合はキャッチャーに届かないけど、ボールである点では何も変わらない。
それをプロでございなどと一丁前のツラをぶら下げて金まで貰ってるんだから非常識にもほどがある。
素人と全く同じなんだから甲子園のマウンドで頑張ることがなぜ許されるのかわからんな。
コールするなら
「引っ込め‼️藤浪!2度と出てくんな‼️」しかないだろうに。
それにしてもかつての優勝の際にこんなでたらめな選手を使い続けたことなどない。でも、2003年は5者連続四球を出した吉野がおったなあ。
野手でも4番が2割5分しかよう打たん大山だというのも笑わせる。
この程度の器のやつが優勝するチームの4番てなことがかつてあったのかね。
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向田邦子の遺作「男どき女どき」には「鮒」が収めてある。
小料理屋の若い女と浮気をしていた中年の家族持ちが脅迫される話だ。
一年ほど前は毎週のように逢うていたが、男が海外出張になり、おまけにそのあと1ヶ月入院して自然消滅したと男は思っていたが女の方は含むところがあった。
ある日家族団欒の最中台所にこっそり入ってきてバケツに入った鮒を置いて行ったものがいた。
その鮒はよく見たら背鰭の真ん中が欠けていて逢瀬を楽しんだ女の部屋で飼われていたものだった。女が意趣返しに持ってきたわけだ。
男はさらにエスカレートして家庭を破壊しようとするのではなかろうか、女房にことが知れたら……もっと恐ろしいのは日頃から生意気な娘だとあれこれ懊悩する。
あげく息子を連れて女のアパートに出かけて話をつけようとする。
子どもを連れていくことで二人の関係はすでに終わっていることを明確に知らせるとともに、子どもを前にしたら女も遠慮するだろうと計算したわけだ。
ところが女のアパートには別の若夫婦が住んでいて、すでに女が引っ越したことがわかった。
帰宅すると嫁が子どもにひつこく「ねえ、お父さんとどこ行ってきたの❓」と問い詰めるところで終わる。
まだまだ連作で話を続けられそうなんだけどね。
嫁はどの辺まで知ってるのか❓
肝心の若い女の行方は❓あたりはみな知りたいところなんだけどね。
そうなると男の苦悩は限りなく続いていくことになるけどな。自業自得とはいえ気の毒だ。
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古本屋には4つの形態がある。
1つ目は店舗を構え古書組合に加盟している店だ。
伝統的な営業スタイルで客からの買取にせよ組合の市での落札にせよ大量の本を扱うことになり、本を保管する倉庫が必要だ。
店舗での販売では佐伯泰英や宇江佐真理や司馬遼太郎や向田邦子、松本清張などを売ることができる。これらの本は通販では売れないからその点は優れている。
ただ問題はあつかう本の量が格段に多い。客買ではエレベーターのないマンションもあるし、運び出す際の大変な労力はバカにならない。もちろん酷暑もあれば突然の雨もある、その備えも必要だ。
2つ目は店舗はなく通販で組合に加盟しているタイプだ。
客からの買取もできるし、市で仕入れられる。岡山の「不死鳥ブックス」はその典型で県をまたいでいろんな業者の市に参加して大量に仕入れることで有名だ。
ただ店舗がなく、通販のみなのでどうしても売れ残ってしまう本が出る。
これを処分するには各地で行われる古本市に参加して均一価格にして大量に売り捌く必要がある。古本市はたくさん本が売れるのだがその準備で大量の本を現地に運び込みセッティングして、終了後は再び解体して持ち帰るという大変な手間がかかる。
3つ目は店舗を持ち、組合には加盟しないというやつだ。
このタイプは独自に仕入れのルートを確保しているので市に頼る必要がない。
「そんなもん組合の市で仕入れるゆうたかて知れてますわ。本は自前で揃えてあかんやつを市に出す形やないとあかんに決まってますやん」ということだ。
ただ問題はどうしても集まってくる本の種類が偏りがちだということだ。定期的に本を売ってくれる良いお客さんがたくさんいるわけなんだが、そうはいえ、本のジャンルや年代に偏りが出ることは避けられない。そのため店舗での販売でも売れないことがある。
4つ目は店舗もなく組合にも加盟しないパターンでうちとこもそうだ。
仕入れは客からの買取、廃品業者からの買取、そしてせどりということになる。
長所としては通販にそぐわない本を大量に抱え込むことはない。
ただ売れる本の確保は難しく在庫を増やすことがなかなか骨だ。
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