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古本屋日誌
埼玉県と東京の間には関所があり、通行手形がないと通れなくなっていて、埼玉県民はいわれなき差別にさらされている。実は埼玉県人なんだが東京人になりすましたGACKTが東京の名門高校に転校して将来は都知事になって埼玉の地位向上を目指そうとする。
ここに生徒会長で東京都知事の息子(二階堂ふみ)が、GACKTに惚れてともに立ち、父親(中尾彬)の不正蓄財を暴こうとする。
また千葉県民も東京に行くために必要とされる通行手形を撤廃させようと京本政樹をリーダーに都知事に取り入ろうとするが、結局千葉と埼玉は連合して部隊を組んで都庁に攻め込んでくる。この連合軍を防ごうと都庁には機動隊が配備されてジュラルミンの盾を響かせながら、放水を繰り返しながら阻止線をはるのだか、68年の新宿暴動を彷彿とさせる乱闘の挙句突破される。また都知事の息子の二階堂ふみは父親の不正の証拠をつかみ、それを記したビラを都庁から集まった群衆に撒き散らして父親を失脚させる。埼玉は勝利を収め、実はファミリマートやガリガリ君など埼玉発祥で全国展開を成し遂げているものがいろいろあることが紹介されて「埼玉の世界制覇」を目標に掲げて映画は終わる。
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今日は春霞がたなびく好天で気温も高く風も穏やかで何よりおてらしさんが柔らかい。
京阪電車の萱島駅はうちの最寄駅ですが、寝屋川沿いに徳川時代の船着場の跡があります。木綿やお米を海運で市内まで運んでいた集積所の跡で、1000坪以上は優にあるスペースで川に沿って堅牢な石垣が積んであります。現在は関西電力の所有地です。数年前に関電はここをモータープールにしたいとのことで現地の測量もしていましたが、「出入りするための道幅が確保できない」とのことで断念した話があります。
頭の悪いこがねもちの考えることは皆同じでとりあえず地所は売りたないから、モータープールにする、次第に管理が面倒なのでコインパーキングにして、親が死んだら子どもはすぐに売ってマンションにするわけです。
関西電力がこのようなまとまった土地をあえて所有する理由はよくわかりませんが、噂では「大きな鉄塔を立てる際に近所の人には電磁波の影響があるからと賠償金を払うのだが、中には賠償金はいらんよって別の地所をくれやゆう人がいるのでその人に分けられるようにある程度大きな土地を前もって確保しておくんや」ということです。
萱島には全国に誇ることのできる喫茶「びぜんや」の他にものすごくカットのうまい散髪屋があります。私の髪の毛は少しくせ毛で散髪してしばらくすると左側の毛がふくらんでボワっとなってしまい、いつも行く散髪屋のオヤジには「左のほうが髪の毛の伸びるスピードがお客さんは早いんや、せやさかいどないしても左が髪の量がぎょうさんになってもうて膨らむんやわ」と言われてました。でも右と左で髪の毛の伸びるスピードが違うとはどうしても信じられず、モヤモヤしていましたが萱島駅近所のある散髪屋に入ってカットしてもらい「そりゃあ髪の毛の伸びるスピードはおんなじですよ、切り方がじゅんさいなさかい、そないなるんですわ。専門学校出てそのまますぐ散髪屋になってなんも努力せーへなんだらそないなってまいますわ」
誠におっしゃる通りその店で刈ってもうてからは左側の毛も広がることなくありがたいです。
今朝は曇り空でどんよりしていて風はなく昨日は汗ばむほどでしたが気温はさほどではありません。
テレビドラマの「3年A組」で教師が出した大学へのスポーツ推薦がその教師の不祥事で取り消されるという話があった。なんでもその教師は毎年実績のある生徒を送り込む見返りに大学から多額のリベートをもらっている、その生徒が結果を出さなければ奨学金の打ち切りや退学させることを条件に契約しているとの話だった。
確かにいくらいいタイムを競技会で出して「期待の星」だからといって高校生のことだから精神的に無理をしているとか、性格にムラがあって努力を続けられない子だとかタイムだけからは知りようもないことも多いだろうから、それも踏まえた上で「この子なら大丈夫です」と太鼓判を押して推薦してくれるなら大学にとってありがたいことは間違いない。だから有能な生徒を推薦してきてくれる高校の教師との間に馴れ合いのような、ウィンウィンのような関係ができてしまい金のやりとりが生じることもありそうだ。
スポーツのみならず普通の入試でも特に私立学校のとっては学力も申し分ないし、3年後や6年後の大学入試でさぞかし立派な結果を残してくれるだろうと思って合格を出した子どもが、実は努力の嫌いなナマケモノだったり、燃え尽きてやる気が出ない子どもだったりすることはいくらでもあるだろう。となれば高校の進路指導の先生や塾や予備校の先生との間に「あの先生がええゆう子どもなんやから、ちょっとくらい入試で悪うたかてとっとこかな」という情実が働くことも十分考えられますな。
けさは雨も上がっていてそれでもどんよりと梅雨の時期を思わせる空模様で気温は高うて、シャツに薄手のセーターを羽織り上にコートで十分、汗ばむほどだ。
このところ進学やら転勤やらで全国的に宿替の時期となりゆえにお客さんのところにうかがうことが増えています。ちくま学芸文庫の「ボードレール批評」や講談社学術文庫の「西南の役」や「大和物語」「古本説話集」「昭和の精神史」「大阪ことば事典」「法華の行者 日蓮」リイド社の「奥の色道」文春文庫の「お言葉ですが」の全巻などなかなかお目にかかることもないような素晴らしい出来栄えの書籍群に出会えてありがたいことです。
お客さんが売ってくださるこういう面白い本は店舗に並べていてもなかなか売れません。目にしてくれる人の数がどうしても限られるからです。店舗では佐伯泰英や宇江佐真理、司馬遼太郎、のような時代小説、暦の本、占いや料理本、手芸の本、レディースコミック、BL本、ハーレクインのような文庫この辺が定番です。
だから通販用の本と店舗で売る本を分けて要領よくやっていくことが求められます。
天牛堺書店の破産の際に「電子書籍押されて紙の本の販売が伸び悩んでいてこれが経営を圧迫した」なるコメントが並んでいましたが的外れもいいとこです。電子書籍のシェアは漫画や雑誌では紙媒体を上回っていますが、その他の書籍では全然紙の本に及んでいません。8割以上紙媒体であり、この傾向は10年以上変わっていません。
書籍自体の売り上げはずっと右下がりでこれはどうしょうもないことで、本以外にゲームやテレビや音楽やスポーツやありとあらゆる面白い娯楽、暇つぶしの手段がひしめき合っている中本だけが昔のように一人勝ちを続けられないのは当たり前です。
今朝はかなり強い雨で郵便局に出荷に伺ったときもいつもよりお客さんも少なくのんびりした様子でした。別に雨に濡れるから困るということはないと思うんですがね。それでも傘をさす人のほうがおおくて、濡れねずみになってるのは甲子園球場の客くらいです。
杉浦茂の「猿飛佐助」を入手しました。上、下2巻の講談社漫画文庫です。一応真田十勇士が徳川の城に忍び込み巻物を奪ったり、徳川の忍者と勝負したりという話で上巻の終わりでは冬の陣の模様となり「真田丸」にこもって、「さあ‼️徳川こい‼️」となるんですが、下巻では再び真田山に幸村がこもって徳川方の動静を探る話に戻っています。
真田丸は中世ヨーロッパの城郭のような全体が石造りの要塞であるし、時折挟み込まれる豊臣大阪城も天守は4階建だったり、猿飛佐助が巨大な堀を濡れずに渡る忍術は大きなふを足に履いて水面を歩いていく、すると魚がふを食べようと集まってきて身体を押し上げてくれるというようなもので、自由奔放、開いた口がふさがりません。巻末には赤塚不二夫の解説が収めてあります。
ぜひお読みください。