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古本屋日誌

2018-06-20 12:52:00
友人が高槻にいるが今のところライフラインもいけてるようだ、ガスだけ来てないという人もいるのだが、お風呂屋さんは近所でやっているそうでよかった。
震源の高槻では阪急高槻市駅近くの本屋の話では「本は全然飛び出してくることはあらへなんだわ、とにかくすごい縦揺れで、横にゆるのはなかったわ」という。同じく震度6だった梅田の友人の話でも「全部、15秒くらいだろうけど縦揺れやったわ」そうなので、震源やその周辺では横方向はなかったようだ。

講談社文庫から島村英紀の「地震予知はウソだらけ」はそもそも出来ないのに予知ができると言い張って研究しょうといういかがわしい学者の話でなかなか面白い。島村はこの後公費の不正流用の容疑をかけられて逮捕されてしまう。だいたい今回の地震でも1596年の伏見城を倒壊させた地震のことを取り上げて、この地震のときは本震前に少し小さい地震があったから、今回も本震につながるのではないかとバカなことを言う。地球の長い歴史の中で地震はそれこそ無数に発生していてなかには大規模な地殻変動を起こしたものもあるが、統計処理できるのはたかだかこの500年くらいでしかなく、そんなものは短すぎて確率を考えることもできない。
それにしてもナオミクラインの「ショックドクトリン」は今回の高槻の地震でも様々な形で適用されそうです。地震が来たら危ないという大義名分のもとに今まではやりたくても出来なかった地上げが堂々とできるわけですから、金の亡者にとってはたまらないチャンスが到来しました。現に昨日や今日は電車も走っておらず、また電気、ガス、水道などのライフラインも復旧してないことを利用してバイトの賃金は払わなくていいことになってますからね。飲食店などは客が来ないかもしれないが、すでに客から金をもらっている大学の授業、塾の授業、こういったものは経営者の総取りで客にも返金してないケースがかなりある。

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2018-06-19 00:12:00

昨日の地震は本震の後余震がほとんど来ないのでまあこれで終わりかなあと思ってます。地震の予知は出来ないのに、これから30年の間にマグネチュード7の地震の来る確率を出す連中がいてバカバカしい。去年の9月に堺のお客さんのところに買取で伺うと小学校6年のお子さんが「今日学校で9月25日に地震が来るんやてめっちゃみんなゆうてんねん、おっちゃんも逃げなあかんで」と言いますから「あほちゃうか、そんなもん来るわけないわ、今後10万年は地震なんかないわ‼️」と教えてやりましたが、全く信用していない感じでした。どうも地震の確率を取り上げるせいで愚かな小学生は明日にでも来るんや、その日は9月25日だとエスカレートしてしまう。

ちなみに地震の前に地殻が割れて微量の電磁波が出るのでたとえば犬とか猫のように地べたを裸足で歩いてる動物はその電磁波を感知して騒ぐことがあるから、よく犬や猫の様子を見ておきなさいという話を聞いたことがある。昨日、わが家の猫たちはちょうど二階の板の間の廊下で寝そべっていたが、突然の大揺れにしっぽを巨大化させてそのまま板の間に這いつくばっておびえていました。全く寝耳に水のご様子でした。


ハヤカワ文庫から「歴史はべき乗則で動く」が出て久しいですが、地震の予知に関してもどんな大地震であれ、震度が体感できないような小規模な地震であれ、それがどの程度の規模になるかは起こった後に決まるから、事前に予測することはできないと明確に述べてある。
近所の上島町には徳川時代から続く墓地があるんですが、支那事変で戦死した将兵の大きな墓もあるのだが昨日の地震で台座がかなりずれていた。


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2018-06-18 11:42:00

今朝はまだ寝ていたのにえらいゆって起こされました。最初縦揺れが割と大きくて大丈夫かなと少し心細くなりましたが、その後の割合長い横揺れはさほどではなく、少し安心してそれでも20秒くらいはゆってた気がします。

お客さんの注文の品を郵便局にお願いしに行き特に日常と変わりはないのですが、来てるお客さんが饒舌で、「庭の大きな木を危ないよって今から切ろかおもてる」と話しかけてくるので「もったいないやないですかね」「いや、倒れて来てしもたら命にかかわるやろ」というようわからん会話になりました。北原糸子の「安政大地震と民衆」には地震を世直しだと待望する人たちのことが書いてありますが、そこまでとは言わないが、それなりにみんな生き生きしていました。

以前神戸の地震で友人が震源地近くの明石周辺に住んでいて朝まだき大きな揺れで起こされたが、電気はつかないし、寝室のドアは歪んで開かない、マンションの非常ベルはけたたましいので、なんとか外に出ようとしたはものの、肝心の眼鏡が見つからない。いつもベッドのねきの机の上に置いているんだがいくらまさぐってもない。視力は0.1ないし、暗いからもうめんどくさい、ねてまおー、と嫁と相談してそのまま寝てしまった。結局昼過ぎに起きてまだ非常ベルは鳴ってるのだが、いくらなんでも起きて眼鏡を見つけんとあかんとあちこち探したら、机の一番上のしまっている引き出しの中にありました。つまり地震の揺れで引き出しが開いてそこに机の上にあった眼鏡が落ち込み、さらに逆方向の横揺れで引き出しがパタンと閉まってしもたわけです。

この友人はなんで非常ベルが鳴ってるのに起きて避難しないのか不思議といえば不思議なんですが、つまりは連日の残業や深夜勤務で体がえらいんです、クタクタでとにかく休みたいそういうへんな心理状態なんですね。地震も怖いけど、こっちの方が非常識で怖い。 

以前女と寝てる時に部屋の隅から赤ん坊の鳴き声がするとその女が言う。確かにかすれたようなややこのすすり泣く声が聞こえるのだが、こっちとしては今日も朝早うから11時くらいまで仕事で疲れきっていて、お化けも幽霊も霊もとにかくどうでもいいわけです。体が霊に反応しない。こっちはお化けと遊ぶいとまはないとすぐに寝てしまいました。

 


2018-06-17 10:48:00

このところ朝、晩は涼しゅうて結構です、夜たけてくると重ね着したくなるほどでこのまま行ってほしいところです。猫も相変わらず外に出て盛んに草をはんでますが、車の音も聞こえないのにさっさと中に入ってくることがあって何事やらんと思いきや、カーペットでえづいてました。外で戻してもらいたいものです。

川上和久の「北朝鮮報道」はかなり前に出た光文社新書ですが、朝鮮戦争以来のマスコミの報道姿勢が丹念に調べてあって好ましい本です。北朝鮮への帰国運動の際のこの世の楽園であるかのような報道ぶり、また初めて国会で拉致が報じられた際の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がそんなことするわけがない、反共キャンペーンだと言わんばかりの姿勢など今から振り返ると面白いくらいです。

先日お客さんのところに買取に伺いまして、お客さんが興にのって「もし北朝鮮が攻めてきたらどないするつもりなん?あんたも老いに鞭打って戦うんか」とか言いますから「いやいや無理無理、すぐに逃げますわ」と返したら「そんなんでは今平和に商売しているのが、守っていかれへんぞ、気概はないのか‼︎」と叱られました。

まあお客さんのいうのは実は真実でこれまでの世界はそうでした。日本は手を下してないようになってますけど、要するにアメリカが汚れ役をやって朝鮮戦争やベトナム戦争や湾岸戦争を戦ってくれていて、日本は後方支援で参戦して経済的な旨味は受け取ってきましたからね。

 


2018-06-16 12:04:00

京都は千年の都などと誇ってお高くとまっているが、所詮は平安時代以降のことでしかなく、口を開けば「この前のいくさでは………」と応仁の乱を取り上げるという都市伝説にしても市内に応仁の乱以前の建物など一つしかない。また創業年数が古い会社の比率が全国的にみて高いとのデータがあるが、あれは全く別の業種に変わったり、違う人間が手がけているのに老舗の名前を借用してることが多いからで、実はきちんと続いている会社は多くない。
かわって大阪は実は非常に歴史が古く、イワレビコより前に天の磐船に乗って天下ったニギハヤヒは有名で、その磐船が現在も交野の岩船神社にあるし、ニギハヤヒは石切さんに祀ってある。枚方にはイワレビコを破ったナガスネヒコの墓と伝わる古墳があるし、古戦場である日下はよく知られていよう。負傷したイワレビコの兄の墓も和泉国にあるし、彼らが淀川を遡って見つけたのが白かた(枚方)だ。崇神天皇の時にいくさに負けて河原にクソをして退却した楠葉もあるし、住吉の依網池を作った。次の垂仁天皇の時は石が女になり、朝鮮の王子に言い寄られたが、逃げて難波にいたり祀られている。さらに神功皇后が妊娠中に朝鮮に出向くからと、出産を食い止めるために挟んだという石が住吉っさんにはあるし、その神功皇后を祀るお宮さんが住吉大社だ。応神天皇の大隅の宮、そのせがれの仁徳やさらに反正、允恭、顕宗、孝徳、聖武、孝謙らの栖は大阪にあって、高津宮は今の大阪城の地にあった。そしてこれらの墓は古市と百舌鳥に築かれ続けた。
でもまあこういう遺跡群は今や跡形もないところが多なって、坂口安吾が「日本文化私観」で昭和17年に唱えた法隆寺が焼けても何の問題もない、大切なのは人の生活が営まれていることでそれが文化なんだという主張を地でいっています。いくら何でもそりゃないよと思ってしまう。


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