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古本屋日誌

2018-05-26 12:27:00

今朝は曇りでそんなに暑うはなく過ごしやすいです。メス猫が外に出て網戸の引き戸の上の方に何かいるのに気づいて近寄って行き体を伸ばして触ろうとしたところに上からイモリがポトリと落ちて来ました。イモリの方も猫に狙われていると感じ取って身の危険を感じ必死だったんでしょう、引き戸のところで体をくねらせてバタバタしています。どないなんのかなあと見ていたらほぼ目の前にイモリが落ちて来たのにメス猫は飛びかかることもなく家の中に退散しました。

プロ野球は相変わらず3年も連続でカープが独走していてつまらないな。戦力を独占しているわけだからこうなるのは当たり前で、野球は他のスポーツとは違い偶然の要素がかなり高いので少々の戦力差くらいなら覆して勝つこともあるのに3年も連続で同じチームが勝ち続けるなどというのは尋常でないほど差が大きいということです。だいたい150キロを超えるボールなどは人間の反応の限界を超えていますからボールを見て捉えて打つことはできません。それなのに打てるケースがあるのは次はストレートが間違いなくこの辺に来るだろうなと読んで準備しているからです。ストレートの他にもいろんな変化球があるわけで一応読んで打席には立ちますが、外れることの方が多いし、読みが当たったとしてもバットがうまいタイミングで出せるわけではありません。ただグランドは割と広いし、野手はそう多くもないのでとにかく適当に当てていかないといけません。バンドでもいいし、バットの下をこするようなボテボテでもいいわけでそうなると甲子園のような土のグランドは凸凹もあるし野手は随分走らされるわけだから偶然ヒットになることもあるだろうし、そもそも球場まで高い金を払ってきてあげている我々も楽しめますからね。三振ばかりでは球場で見ていて全く面白くないです。わかるのはバックネット周辺の何十人くらいじゃないか。


2018-05-25 12:29:00

今朝は大して暑うはないが次第に気温が上がってきました。雄猫、雌猫ともに外に出てしばらく放っておいたらお隣との間の狭い通路に入り込んでウロウロしてました。こういうところで他の猫やあろうことか犬なんかに出遭うものならパニックになってデタラメに走り出して迷子になり戻れなくなるんだろうなあ。

洋泉社から橋爪紳也の「1970年大阪万博の時代を歩く」が出てので早速読みました。万博の模様がコンパクトに紹介してあって、次の万博の誘致の雰囲気を盛り上げようという本です。大阪市や大阪府のやってきた開発事業は例えば天王寺の再開発やフェスティバルゲートに代表されるようにとにかくデタラメで大赤字になり、その責任は誰もとらないという愚かしいものばかりです。バカばかりが計画を立案するというのは不思議な現象です。次の万博がそうならない保証などどこにもないし危惧するのは当然ですな。

この本ですが三菱未来館のことを橋爪は書いていて「超大型台風の接近が判明し、そこへ気象コントロールロケット隊が颯爽と出動し、人類の叡智によって台風を制圧するドラマが映像で展開する」とだけある。じつはこの人類の叡智というのは台風の眼に原爆を投下してそのエネルギーで台風を消滅さすというバカバカしいもので、私も小学生の時に見たのだがさすがに「頭になんかわいとんのちゃうか」と思いました。

しかしこの前の万博は「日本万国博覧会」というネーミングでしたが、通常万博では開催国の名前ではなくその都市の名を冠するのが普通なのに「大阪万博」とせずに「日本万国博覧会」などと称するのは大阪への嫌がらせです。このところその風潮が正されてちゃんとした名称になったのは喜ばしい。「京都の凸凹を歩く」を書いてブラタモリにもよく出ている梅林秀行も大阪は豊臣家のプライベート空間であり、政治の中心は桃山にあったんだと述べていわゆる「安土桃山時代」なる意味不明な呼称を肯定する言動をしていましたが、まあ京都の人間ならそういうでしょうな。


2018-05-24 13:37:00

今朝は快晴で気温も低く、過ごしやすいです。カラッとしていてべたつかないので春の陽気といっても大丈夫です。猫も外に出てかなり長時間草を食み楽しそうでした。

先日「百舌鳥古墳群の現状」を入手しました。これは堺の陵南中学校の考古学研究部が1986年に出した冊子でその当時観察できた全ての古墳のルポです。今と違いあまり古墳への関心もないものですからゴミ捨て場になり、墳丘にテレビがほかしてあるとか、古墳の上に家屋が建っているとこ記述もあり面白い。ただまあ古墳にごもくをほかすのを今の感覚でマナーがなってないというのは愚かしいことで、当時は家庭用のゴミは川とか山とかそういう誰のものでもないところにほかすのが道徳だったわけでとくに不思議ではない。中学生たちは大仙公園の整備に伴って古墳の現状に改変が加えられているのをしきりに嘆いていてこれも面白い。まあ保存の一環としてある程度見た目を整える必要があるのは当たり前なのだが、考古学研究部ともなるとそのままの形で保存してもらいたい思いが強く出るのだろうが、それは子どもの発想だな。ただ古墳の所有者が明記してあるのは良いことで墳丘は宮内庁だが堀は堺市という古墳もかなりある。だったら堺市は堀だけでも発掘したらいいのに、それもしないとは本当にバカな連中だ。

それにしても例えば飛鳥にある天武持統の墓にはずっと墓守つまり陵戸が設けてあって、現在も代々受け継いだ家があってその証だというさすまたとかが誇らしげに飾ってあるんだが、この古墳群ではそういうことは聞かないな。


2018-05-23 12:34:00

今朝は雨で涼しいです。猫も郵便局にお願いに行く時にも全く出てくる気配はなく落ち着いた朝です。

雑誌「ミーツリージョナル」を出していて、以前には「大阪人」も発行していた140Bから「ザ 古墳群」が出ました。これは世界遺産登録を目指している百舌鳥、古市古墳群をフルカラーで美味しいお店などとともに紹介する本です。以前のこの手の本は森浩一の「古墳」に代表されるように空撮でたんに森があるなの類か堺の中学校の考古学研究部が作成した破壊されゆく古墳の現状を嘆くスタイルのもので、その写真は当然ながら打ち捨てられて惨めなさまをさらす古墳というものでした。それに比べて今回のはさすがはプロのカメラマンが絶妙のタイミングで夕日に映える前方後円墳の姿や鬱蒼と広葉樹に覆われてジャングルもかくやと思える森林の様子を撮っていて確かに魅力的です。

まあそうなんですが、そもそも発掘して遺物を調べ、整備して墳丘に登れるようにしないとお話にならないわけです。その当たり前の話が全然出てこないのは愚かしい。中井正一の「仁徳陵」には近世のこの古墳では特に春の桜の季節は墳丘にたくさんの人が登り、植えてある桜を楽しんだ、墳丘には茶屋もあって花見の名所だったことが詳細に書いてありますし、応神陵は隣接する八幡さんから墳丘に登るルートがあり祭りの時に定期的に祭祀が墳丘上で実施となっていたことも有名です。


2018-05-22 12:50:00

今朝もそうは暑うはなくいい感じです。IMG_0531.JPG

雄猫は例によってこんな感じで草をはんでます。心なしか腰にくびれが出来てきた感じもしてます。写真では遠慮しときます。

先日角川文庫の糸井重里対談集「話せばわかる」を手に入れました。この中に村上春樹との対談があって冒頭糸井が「ぼくは群馬です」と出身地の話を始めてこれに村上が応じて「父親が京都、母親が大阪の船場なんです。大阪の人は東京なんか人の住むとこやないと本気で信じてる人もいる。過剰に東京を意識していて、つまりはバカなんだわ。そのくせ別に東京に取って代わろうとは思っていない。大阪は所詮二番目の街で、近くに色々あるんだから、確かに東京にはいいものもあるんだろうが、近場で間に合わしとけばええやん、わざわざ東京まで行くやつの気が知れないという感覚だ。京都の人は様子してそういうことをいい、大阪の人は本音でそういう。そういう親がいる家で育ったから俺は素直ではないんや」と語る。糸井がこれに応じて「確かに必要がないのに過剰に反応するのをバカと言いますね」と賛成してしまってます。

まあ昔は東京に対抗したいという欲望もあったんでしょうなあ、今はないですな。オイルショックの時に一時的に工業製品の全国生産高で大阪府が東京都を上回ったことがあり、この現象は戦後初めてだったのだが、大阪市住之江区の私の周辺でも天王寺区の高校でも誰一人話題にする者はいませんでした。でも敢えて東京に対抗するならば下寺町の佇まい、船に乗ってみる大川両側の緑、なんでもありの広大な住吉っさん、天皇タブーのおかげで残った百舌鳥と古市の古墳群、東洋陶磁器美術館の安宅コレクションと藤田美術館の曜変天目茶碗などのコレクション、竹本織太夫などの文楽、ものすごく安くて便利な古本屋、いわゆる関西料理、ミス大阪などのキャバレーの開放感、他人の褌のようなものだが近場に京都、奈良、吉野、琵琶湖、有馬などの名勝、保養地があること、冬は東京ほどは寒くないことそんなところですかねー


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