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古本屋日誌
今朝もそうは暑うはなくいい感じです。
雄猫は例によってこんな感じで草をはんでます。心なしか腰にくびれが出来てきた感じもしてます。写真では遠慮しときます。
先日角川文庫の糸井重里対談集「話せばわかる」を手に入れました。この中に村上春樹との対談があって冒頭糸井が「ぼくは群馬です」と出身地の話を始めてこれに村上が応じて「父親が京都、母親が大阪の船場なんです。大阪の人は東京なんか人の住むとこやないと本気で信じてる人もいる。過剰に東京を意識していて、つまりはバカなんだわ。そのくせ別に東京に取って代わろうとは思っていない。大阪は所詮二番目の街で、近くに色々あるんだから、確かに東京にはいいものもあるんだろうが、近場で間に合わしとけばええやん、わざわざ東京まで行くやつの気が知れないという感覚だ。京都の人は様子してそういうことをいい、大阪の人は本音でそういう。そういう親がいる家で育ったから俺は素直ではないんや」と語る。糸井がこれに応じて「確かに必要がないのに過剰に反応するのをバカと言いますね」と賛成してしまってます。
まあ昔は東京に対抗したいという欲望もあったんでしょうなあ、今はないですな。オイルショックの時に一時的に工業製品の全国生産高で大阪府が東京都を上回ったことがあり、この現象は戦後初めてだったのだが、大阪市住之江区の私の周辺でも天王寺区の高校でも誰一人話題にする者はいませんでした。でも敢えて東京に対抗するならば下寺町の佇まい、船に乗ってみる大川両側の緑、なんでもありの広大な住吉っさん、天皇タブーのおかげで残った百舌鳥と古市の古墳群、東洋陶磁器美術館の安宅コレクションと藤田美術館の曜変天目茶碗などのコレクション、竹本織太夫などの文楽、ものすごく安くて便利な古本屋、いわゆる関西料理、ミス大阪などのキャバレーの開放感、他人の褌のようなものだが近場に京都、奈良、吉野、琵琶湖、有馬などの名勝、保養地があること、冬は東京ほどは寒くないことそんなところですかねー