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古本屋日誌

2018-05-25 12:29:00

今朝は大して暑うはないが次第に気温が上がってきました。雄猫、雌猫ともに外に出てしばらく放っておいたらお隣との間の狭い通路に入り込んでウロウロしてました。こういうところで他の猫やあろうことか犬なんかに出遭うものならパニックになってデタラメに走り出して迷子になり戻れなくなるんだろうなあ。

洋泉社から橋爪紳也の「1970年大阪万博の時代を歩く」が出てので早速読みました。万博の模様がコンパクトに紹介してあって、次の万博の誘致の雰囲気を盛り上げようという本です。大阪市や大阪府のやってきた開発事業は例えば天王寺の再開発やフェスティバルゲートに代表されるようにとにかくデタラメで大赤字になり、その責任は誰もとらないという愚かしいものばかりです。バカばかりが計画を立案するというのは不思議な現象です。次の万博がそうならない保証などどこにもないし危惧するのは当然ですな。

この本ですが三菱未来館のことを橋爪は書いていて「超大型台風の接近が判明し、そこへ気象コントロールロケット隊が颯爽と出動し、人類の叡智によって台風を制圧するドラマが映像で展開する」とだけある。じつはこの人類の叡智というのは台風の眼に原爆を投下してそのエネルギーで台風を消滅さすというバカバカしいもので、私も小学生の時に見たのだがさすがに「頭になんかわいとんのちゃうか」と思いました。

しかしこの前の万博は「日本万国博覧会」というネーミングでしたが、通常万博では開催国の名前ではなくその都市の名を冠するのが普通なのに「大阪万博」とせずに「日本万国博覧会」などと称するのは大阪への嫌がらせです。このところその風潮が正されてちゃんとした名称になったのは喜ばしい。「京都の凸凹を歩く」を書いてブラタモリにもよく出ている梅林秀行も大阪は豊臣家のプライベート空間であり、政治の中心は桃山にあったんだと述べていわゆる「安土桃山時代」なる意味不明な呼称を肯定する言動をしていましたが、まあ京都の人間ならそういうでしょうな。