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古本屋日誌

2018-05-24 13:37:00

今朝は快晴で気温も低く、過ごしやすいです。カラッとしていてべたつかないので春の陽気といっても大丈夫です。猫も外に出てかなり長時間草を食み楽しそうでした。

先日「百舌鳥古墳群の現状」を入手しました。これは堺の陵南中学校の考古学研究部が1986年に出した冊子でその当時観察できた全ての古墳のルポです。今と違いあまり古墳への関心もないものですからゴミ捨て場になり、墳丘にテレビがほかしてあるとか、古墳の上に家屋が建っているとこ記述もあり面白い。ただまあ古墳にごもくをほかすのを今の感覚でマナーがなってないというのは愚かしいことで、当時は家庭用のゴミは川とか山とかそういう誰のものでもないところにほかすのが道徳だったわけでとくに不思議ではない。中学生たちは大仙公園の整備に伴って古墳の現状に改変が加えられているのをしきりに嘆いていてこれも面白い。まあ保存の一環としてある程度見た目を整える必要があるのは当たり前なのだが、考古学研究部ともなるとそのままの形で保存してもらいたい思いが強く出るのだろうが、それは子どもの発想だな。ただ古墳の所有者が明記してあるのは良いことで墳丘は宮内庁だが堀は堺市という古墳もかなりある。だったら堺市は堀だけでも発掘したらいいのに、それもしないとは本当にバカな連中だ。

それにしても例えば飛鳥にある天武持統の墓にはずっと墓守つまり陵戸が設けてあって、現在も代々受け継いだ家があってその証だというさすまたとかが誇らしげに飾ってあるんだが、この古墳群ではそういうことは聞かないな。