Welcome
古本屋日誌
今日から日曜まで、谷町の古書会館と花隈の神戸古書会館で古本市。8時過ぎに起きて、クロワッサンとコーヒーで朝ごはん、9時ジャストに郵便局に注文品を持ち込んだ。風も強く、気温も低く寒の戻り。
その足で萱島から天満橋、谷町線で谷町四丁目に9時40分過ぎに到着。
例によって南大江小学校のグラウンドに面した道を南に歩く。おりしも休憩時間中でグラウンドは赤と白の帽子、体操服姿の子供でいっぱい。近くのファミリーマートで5分前まで過ごして、古書会館、30人くらい既に並んでいて盛況だ。
矢野書房がたくさんの文学書を並べていて、その中には『天野忠詩集』(永井出版企画、箱、帯 3500円で)などもあった。
アジア号は岩波の『日本思想大系』を各300円でたくさん出している。
先月から参加している大阪書房はたくさんのサブカル本を並べていて素晴らしい。唐沢なをきの漫画もたくさんあった。
色々目の保養をさせてもらってから、てくてく歩いてアパホテルでランチバイキング。
今日は、肉料理はミンチカツ、魚は鯖のたいたん。(1100円)いずれにも小鉢(山菜とおから)が付いている。
バイキング形式の料理は、おとふ2種、野菜サラダ、ポテトサラダ、ヨーグルト、茘枝、オレンジ、オクラ、煮豆、ご飯、おつい(ワカメ)、漬物3種類、スープ(3種類)、コーヒー、豆乳、オレンジジュース、野菜ジュースなどとなっている。
谷町線で東梅田、歩いて阪神電車の梅田で入手した本をコインロッカーに入れる。特急で元町。商店街をてくてあるいて、阪急花隈駅近くの古書会館に到着。
この木造の会館前の道は、一間あるかないないか程度なんだが、100円均一本が並べてある。角川書店から出た大判の『火の鳥』、戦前に出た旅行案内(状態は悪い)なんかもある。
一階は紙ものもたくさんあって、他に宝塚関係の古い雑誌、宮本常一の岩波文庫、星新一の新潮文庫、小田実の各種文庫なんかが並んでいる。
今どき珍しい木のギシギシなりそうな、幅の狭い階段を上る。
2階には岩波文庫の『荀子』揃、『孟子』揃、『近世風俗志』全5巻揃、講談社学術文庫の『日本霊異記』全3巻揃、集英社文庫の『さらば星座』全11巻揃、さまざまな講談社文芸文庫が並んでいる。
また大型本もたくさんあって、中には南地の料亭「大和屋」の『大和屋歳時』(輸送箱つき)もある。大阪関連の本も、昭和の初めに出た『近代大阪』もある。
中央公論社から『絶望の凶弾』が出たので、さっそく購入して一読。
安倍の暗殺に成功した山上さんの事件を扱ったルポで、読売新聞の大阪本社取材班の作だ。
生い立ちから、母親が統一教会に入れ込んで1億円からの献金をし、家庭が破壊されてしまう経緯を丁寧に追っていて、興味深い。
山上さんは自殺未遂を起こしているのだが、それは母親からの無心を断ってしまったために、母が自己破産してしまった、と信じ込み、自責の念にかられた上、自分の生命保険で償おうとしたとのことで、本当に親孝行で優しい人だと思った。
しかし、この本の主張としては、殺人はよろしくない、安倍をターゲットにした意図が納得できないとなっている。
俺はそもそも暴力が悪いとは全く思わない。
山上さんが、安倍を暗殺したことも大したものだと思っているので、「暴力はそもそも許されない」などと無前提におっしゃられても困るのだ。
そもそも安倍を暗殺したからこそ、統一教会の問題が大きく取り上げられて、献金を返却する動きや、二世の問題が進展したわけだ。
政治は結果が全てだから、彼の暴力で、大いに素晴らしい結果が得られた以上、評価されるべきだ思う。
昨日は風も強く、寒い日で、9時くらいに起きて、ドーナツ、牛乳、ヨーグルトで朝ごはん。
お昼前に郵便局に出向いてお願いして、嫁と京阪電車で三条。
寒風吹き荒ぶ大橋を渡り、河原町三条東入ルの「天下一品」が「第一旭」になっているのを見た。
さらに三条通をてくてく歩き、カニ道楽、元の毎日新聞社、YMCA、弁慶石、文化博物館ときて、河合塾京都校のすぐ前のビルの4階にある古本屋を少し覗いて、更に西へ、烏丸通を渡って、お目当てのパン屋「FIVE RUN」に到着。
ここはちょっと前に淀屋橋駅にパン屋ができていて、試しに買うてみたら、とても美味しくて、ネットで探してみたら、京都に本店があるとわかったのだ、
しかし1時をだいぶ回っていて、欲しかったアップルパイやクロワッサン系のパン(中にチョコレートとかバナナとかが入っていて、表面もコーティングされている)が売り切れてしまっていたのは残念だ。
グランフロントの地下一階にも、支店があって、そこは昼遅く出向いた時もたくさん種類があったので、(本店やったらもっとようさんあるやろ)と考えていたのだが、読みははずれた。ちょっと先に到着した嫁の話では、「行列できとったで、でも最後のクロワッサン2つこうたわ」という。
俺はやむを得ず、カレーパン、おかずパン、普通のクロワッサンなんかをこうてから、烏丸通に面した大垣書店。
雑誌「cotoba」を立ち読みしてから購入、レジにあった今月の岩波書店の新刊案内と角川春樹事務所が出しているPR誌『ランティエ』をもらう。
またてくてく三条通を戻って、「イノダ本店」。新館はいっぱいだったが、まだ余裕のある「旧館」に案内してもらう。
赤い椅子が印象的な4人がけのテーブル席で、天井まで届く高いガラス窓からは陽光が降り注いで、庭園を眺めることもできる。
BGMはなくて静かな店内でオムライスセット(ケチャップオムライス、サラダ、ジャガイモの付け合わせ、ホット)にレモンパイをオーダー。
昨日は月曜で、2日分の注文品を出荷した。ゆうメールで送るものは前の晩にすでに梱包し、宛名書きも済ませてあるので、朝はクリックポスト、レターパックの梱包、印刷だ。
このところ、不具合はなく、作業はお昼過ぎに終了して、郵便局にお願いに出向いた。
一旦家に戻ってから、萱島、北浜から堺筋線で高槻に来てみた。
高槻市駅に降り立つのは久しぶりだが、街並みはあまり変化はないようだ。ただ、三井住友銀行の前にあったお菓子屋さんが、整骨院に変わっていた。
北口からてくてく歩いてJR高槻すぐにあるまっさかや一階の「FIVE RUN」というパン屋を覗いて、買おうかなと思ったが「8時までやってます」とのことなので後回しにする。
JR高槻駅を北側に渡って下に降りて、電動自転車を借って、「ブックオフ 高槻別所店」に相当久しぶりに到着。
高槻は、北部にはお屋敷が並んでいて、高額所得者の多い町だ。
また大学は駅前の大阪医科大学ぐらいだが、京都に行くにせよ、大阪にせよ阪急、JRで至便、特急が停車する人気の町だ。
さてこのお店だが、小説の文庫本が普通の定価と220円に分けて置いてあるのはどこのブックオフでもそうなんだが、「教養文庫」とされるノベル以外のものの置き方が変わっている。
通常なら文庫のレーベルごとに分類して置いてあるが、ここはそうではなく、ジャンルごとに分類して、しかも文庫だけでなく新書本も合わせて置いてあるのだ。
ジャンル分けは細かくて、社会、映画、文学、歴史、音楽、スポーツ、健康など多岐にわたる。
その理由だが、小説はかなりたくさん集められるが、それ以外のジャンルの本はなかやか集められないからだろう。
ノベル以外の文庫、新書の本棚は通常価格のものと安売りの物をあわせても4本しかない。これは例えば三条駅ビル店の3分の1にも満たない量だ。
近畿圏の高額所得者は中之島、芦屋、六甲、箕面、高槻、下鴨あたりだが、ブックオフで俺の好む本をたくさん持っているのは限られる。
これはまともな大学の有無に関わってくることだろう。
7日の土曜日は出荷もないので、のんびりしてから萱島、枚方と来て、特急で中書島。
昼過ぎに到着して、さっそく電動自転車を借って、久しぶりに「ブックオフ 京都伏見店」に出向いた。中書島は黄桜などの酒倉もあるし、寺田屋なんかもあって(当時のものではない)観光地として人気だ。
ブックオフの店舗はそこからは必ず離れた国道1号線沿いにあって、まわりは工場や倉庫なんかが並んでいる典型的なロード店だ。
俺の印象では、大きな道沿いにあるブックオフの店舗には俺の好む本があんまりない。枚方、大久保、守口なんかがその例だ。
しかしこの店舗は、巨大で、本以外にあらゆるセコハンを扱っていて壮観だ。
洋服、スポーツ用品、ブランドバック、貴金属、家電などなど。
国道に面した入口を入ってすぐ左手には「お洋服」などの買い取りカウンターがあって、絶えずお客さんが紙袋や手提げに入れた古着なんかを持ち込んでいる。
真正面は本売り場。左側の本棚の先頭は京都コーナーがあって『京ことば辞典』(2000円)なんかも表紙が見える形で置いてある。(この本はわりと珍しい)
また入り口横には「ディスク研磨機」が設置してあってお客さんが好みで使えるようになっているのは珍しい。
本売り場もたいへんなもので、1日いても飽きないだろうと思えるくらい、いろんな本が並んでいる。