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古本屋日誌

2026-03-12 15:11:00

中央公論社から『絶望の凶弾』が出たので、さっそく購入して一読。

 

 

安倍の暗殺に成功した山上さんの事件を扱ったルポで、読売新聞の大阪本社取材班の作だ。

 

 

生い立ちから、母親が統一教会に入れ込んで1億円からの献金をし、家庭が破壊されてしまう経緯を丁寧に追っていて、興味深い。

 

 

山上さんは自殺未遂を起こしているのだが、それは母親からの無心を断ってしまったために、母が自己破産してしまった、と信じ込み、自責の念にかられた上、自分の生命保険で償おうとしたとのことで、本当に親孝行で優しい人だと思った。

 

しかし、この本の主張としては、殺人はよろしくない、安倍をターゲットにした意図が納得できないとなっている。

 

俺はそもそも暴力が悪いとは全く思わない。

 

山上さんが、安倍を暗殺したことも大したものだと思っているので、「暴力はそもそも許されない」などと無前提におっしゃられても困るのだ。

 

そもそも安倍を暗殺したからこそ、統一教会の問題が大きく取り上げられて、献金を返却する動きや、二世の問題が進展したわけだ。

 

政治は結果が全てだから、彼の暴力で、大いに素晴らしい結果が得られた以上、評価されるべきだ思う。