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古本屋日誌
うちは京阪電車が唯一の交通手段なので、毎日利用している。
京阪はその株券を六千何百株以上(2000万以上になる)持っていると株主優待として半年の全線定期券をもらえるそうだ。
そういう株主の方々は自分では使わないのか、今月初めから続々とヤフオクに出品されていて、今のところ75000円前後で取引されている。
利用開始は来月の11日からで、まだまだ十分日数があるし、コロナ騒ぎで出社を控えて在宅勤務の人も増えている。
つまり定期券の需要は以前に比べて低下しているわけだ。だから12月上旬に手に入れる必要は全くない。
ただ、みていると7万くらいの定期券がたくさん(10枚くらい)出ているので、試しに(それくらいで落札できたらいいよなあと思って)入札してみた。
その10枚にものぼる定期券はチケット業社が出品しているもので、開始が7万、即決が7万5千円、期間は2日となっている。
さて、ここで不思議なことが起こった。
わしが入札した7万の定期券に、まもなく新たな入札者が現れ、71000円となってしまった。
ほかに9枚も7万円のが並んでいるのに、わざわざ、すでに入札者があって、上積みしなければならないやつをセレクトするんだから、不思議という他ない。
てっきり落札できると踏んで、のんびりしているやつ(俺のことだ)に嫌がらせをしてやりたい、そのためには千円くらいなんでもないということなんだろうか。
俺には全く理解できないけどな。
仕方ないのでまだいくらも出ている同じ値段の定期券に入札してみた。
(まだまだたくさん同じ値段のやつが出ているし、今度は問題なかろう)と思っていて、翌朝チェックしてみたら、今度は即決価格の7万5千円で、どなたかが楽札しておられて、すでにオークションは終了していた。
これも不思議なことだよなあ。
確かにこの人は損はしていないのだが、わざわざ入札者がいるオークションに狙いを定めて入ってくるんだから、明白な悪意が感じられた。
伊藤詩織が岩波書店から「裸で泳ぐ」を出した。
彼女は、日本の♯METOOの立役者であり、何者にも屈することなく、堂々と闘う闘士であり、その桁外れの根性には心を揺さぶられる。
レイプ事件もとんでもないことだが、その裁判や民事訴訟の過程でセカンドレイブ的な目にも遭いながら、屈することのない精神力やスピリッツは、人類の宝である。
その人のエッセイ集がこの本だ。
裁判の過程でのネットでの誹謗中傷の話がある。
「荻上チキさんをはじめとするリサーチチームの調査に基づいて、ネット上での誹謗中傷について裁判を始めると会見で話してから、ちょうど一年が経っていた(当時の調査によれば、七〇万件を超える書き込みのうち名誉毀損的なものは、三万件、グレーなものは五万件あった)。」
名誉毀損が三万件とはね。
かなりの胆力の持ち主でも、身の危険を覚えようし、読んだり聞いたりしたら、こころが落ち着かないだろうよ。
大阪市がプレミア付き商品券を売り出していて、一人あたりの上限は4万で、1万につき3千円のプレミアが付いている。
なかなかお得なんだが、使用期限は来年の2月いっぱいだから、ぜんぶ使い切れるのかという懸念もある。
書店ではジュンク堂や、紀伊國屋、未来屋、旭屋あたりで使える。
古本屋だが、ブックオフ、槙尾古書店、宮本書店なんかで使えるようだ。
衣料関係ではユニクロ。それ以外にいろんなコンビニや薬局で使用可能だ。
早速上本町の薬局で使ってみたが、レジに貼り付けてあるQRコードにアクセスして金額を自分で入力するシステムだ。
決済終了時には「おおきに❗️」とかなり大きな声が出て流れるようになっている。
「おおきに」は昔からある大阪弁で、京都でも使うのだが、最近あまり耳にしない。
萱島の駅前にはずいぶん昔から爺さんがやってるたこ焼き屋があって、俺もよく12個450円のを買う。
品物を渡してもらうときに、俺はいつも必ず「おおきに〜」と言ってみるのだが、70がらみの親父は常に「ありがとう〜」としか言わない。
結局は大阪の特徴て、あんまりこれというものがないので、昔風の今となっては使う人が少ない方言でそのアイデンティティを示そうとしているように思える。
捕鯨と似てるよなあ。
今はクジラを定期的に食す人はかなり少ない。
それでも欧米から「クジラを食べるなんて考えられない」とか「残酷だとは思わないんですか❗️」といった言いがかりをつけられるとしゃかりきになって捕鯨を擁護するやつですよ。
今日は下ネタなので、お気をつけくださいよ。
公衆トイレはすごくきれいになりましたよね。
1980年くらいまでは、落書きがたくさんあって、臭気も絶え間なく、息を止めないといけないくらいだった。
昨今は落書きなど全くなく、ウォシュレット付きで、もちろんトイレットペーパーも完備されている。
ただスペースを節約しようとするものだから、扉は必ず内開きになっていて、外に出るときには、便器の方へ身体を近づけないといけないのが嫌だ。
またトイレットペーパーの位置が手の届きにくいところにあるケースも多い。
スペースの関係で身体を捻らないと届かないところにあったりする。
ところが1970年に建設された船場センタービルのそれは、全然違う。
まず個室のスペースが広くとってあるから、とびらも外開きだ。
トイレットペーパーも便器のすぐ右前方に二つ設置してあって、右利きの人には、これ以上の立地はないくらいなのだ。
前々から古本市の100円均一本の売れ残りはどうするのか気になっていた。
特に秋の天神さんの古本市では100均コーナーは長大で、2メートル✖️10メートルくらいの平台が4本も並んでいる。
売れ残りの本も相当にのぼることは間違いない。
最終日に参加店の店主らが三々五々集まって、30冊くらいずつ結わえていったり、段ボール箱にほりこんだりしているのか❓とも思ったが、つるべ落としの秋の日に面倒な作業に手を染めるだろうか。
その長年の謎がようやく解けた。
知り合いの古本屋にしっかり尋ねたら
「あーあれはな、全部ほかしてまうんですわ。古紙回収業者に依頼してあって、その日やないんやけど、持って帰ってもらう。」
そうだよなあ。古本市の最終日は自分の店の本も片付けないといけないわけだから、その労力を100均棚に回すことはできないよなあ。
でも細かく見たらまだまだ売れる本もあるのではないかととも思える。
俺の想像だが、古紙回収業者がやってくる前に、ちゃっかりいい本だけ抜いて持って帰っている古本屋もいるのではないだろうか。
おそらくそれは古書組合でも認められている行為で(勝手に想像してるだけですけど)、そのあたりが店同士の互助会的なあり方なんではないだろうか。