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古本屋日誌
それなりに値がはる本はゆうメールではなく、クリックポストやレターパック、そしてゆうパックで送っている。
郵便物が今どこにあるかを検索できるシステムは便利なのかもしれないが、私は無駄だと思っている。
日本の郵便システムは完璧であり、未着などということはない。
それに通販は対面販売でないのだから、ある一時期品物が手元にないのは当たり前だ。
それが不安だという人は通販サイトのなんたるかをぜんぜん理解できてない。
しかしコロナ騒動で全ての通販が潤い、つまりは客層が飛躍的に増加しているのだ。
中には生まれて初めて通信販売を利用するひとだっていくらでもいる。
となれば、通販の常識は通用しないからそういう不安いっぱいの人にも安心してもらえるサービスを提供する必要もあるだろう。
(でも検索サービスは資源の無駄だし、結局値段が高くなるから客に負担を強いるだけだ)
クリックポストは郵便物に貼るお客さんの住所、氏名を自宅でプリントアウトできる。
問題はその住所、氏名を手打ちしなければいけないことだ。
渡辺とか渡邊、斎藤とか齋藤とかややこしい字を探し当てるのが面倒なのだ。
しかし実はある方法を使えば手打ちなどせずに簡単にコピーできるのだ。
私はそれがわかるまで半年もかかったよ。
いつまでも健康な人でいるよね。
若い頃は健啖家で脂っこいものでもいくらでも食べれた、ビールくらいなら「なんぼでも呑める」てな人でも50を超えたあたりからは、食も細くなり、飲んだらすぐに眠たくなるようになるものだ。
また深酒した翌日は頭も痛いし、身体はだるい、やる気も起きないのが通常だ。うつらうつらして家でなすべきこともなさず、1日が過ぎていくのだ。
ところが60の坂を超えてだいぶとうもたっているにもかかわらず、食欲も旺盛だし、酒量もビールから始めて焼酎に清酒と10杯は飲んでしまう人がいる。
酒だけにとどまらない、タバコも嗜み続ける。
そんな人でも、前の晩深酒で次の日は起き上がられず、起きても胃の辺りは重たく、食欲もない、酒など飲みたくもないという日はあるようだ。
しかしまたビールから飲み始めて、唐揚げやら、ポテトサラダ、枝豆、じゃこおろしなどをつまんでいくうちに、腹具合もよくなる。
そうするともう全面復活で、「ビールくらいやったらなんぼでもいけるで❗️」てな感じになっていく。
2軒目にはショットバーでウイスキーをきこしめして5時間以上飲んでいる。
今日は新装なった南座に出向いて都をどりを見た。
歌舞練場が耐震工事中のため南座で開催となっている。コロナ騒動で2年間実施されなかったから久しぶりだ。
今回の目玉は歌舞伎仕立ての那須与一だ。
例の扇の的を義經の前で見事に射抜くシーン。
舞台右袖に控える平家の軍船の舳先の長い棒の先に取り付けられた金地に赤い日の丸の扇は3メートルくらいはありそうだ。
そこめがけて与一は矢を射るのだが、本当に発射するのか、何か上手い仕掛けで当たったように見せかけるのか❓
与一は大きな弓に矢を番えて、確かに射た。射たように見えた。
しかしよく見ると弓は発射されず、彼は弓を舞台に置いた。
その間舞台ではスポットライトが扇に当たり、ファンファーレのような煽情的なミュージックがしばらく流れていた。
結局いかなる仕掛けか、扇が高い棒の先からハラリと外れるや、見事赤い日輪の真ん中に矢が突き立っているのが見えた。
今月の「文学界」は新人賞の発表だ。
何でも2700編からの応募があって、その頂点に立つのが年森瑛の「N/A」だ。
作者は27の公務員で法政大学の出とある。
作品は高校生の女が生理で出血するのが気持ち悪く、痩せることで生理を止めている。
本人は痩せたいわけでもなく、ただ生理の出血がわずらわしいだけなんだが、母親を始め周りはそんなことはまるで理解しない。
この自分の生理感覚に徹する描写がなかなか面白かった。
日本一の古本屋は間違いなくブックオフだ。
三ノ宮センター街店では店内にある画像を流している。
それは芸人が掛け合いでブックオフの魅力や攻略法を語るものなのだ。
この中で注目すべきは次のフレーズだ。
「ブックオフにはええ本が集まってますなぁ。でもええ本はすぐ売れてしまいます。そこで、棚の下の収納スペースを見逃す手はないで❗️
ここをパッカーンと開けて探してみなはれ❗️でも急にパッカーンと開けたらみんなびっくりしてしまいます。
店員さんに断ってからね」
ブックオフグループの自信を感じないだろうか❓
以前寺田心がやっていたブックオフ内の映像では
「ブックオフなのに、本あるじゃん❗️❗️」だった。
どうせ大した本なんか置いてないと皆さんみんながお思いのブックオフですよねと言っていた。
それが今回の画像はいい本があるのは当たり前!棚になかったとしてもストックの引出しにはあるやもしれない、それを見ていいというわけだ。
でも私が見る限り下のストック棚を開けてるお客さんはいなかったなあ。
これはいちいち店員を呼び止めるのが面倒だとか、どうせ探してもないだろうとか、他の客からジロジロ見られるのが恥ずかしいとか、つまりは一種の同調圧力のなす技ではなかろうか。