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古本屋日誌
現銀で決済するのはもうめんどくさいよな。
以前も切符にせよパンにせよ現銀決済で、お札にせよ硬貨にせよ薄汚れているし(貨幣価値とは関係ないけどね)、お釣りをいちいち財布に仕舞い込むのもめんどくさかった。
それが切符はピタパで楽になり、その他の決済もPayPayで済ますようになって、このところは現銀しか使えない店はめんどくさくなってしまった。
そのPayPayだが今年の秋から使用している店舗に手数料を請求することになったという。
知り合いの古本屋の話では
「まだ何%かアナウンスがおまへんねん、クレジットカードは5%ですやろ、2とか3とかかいなあ思てんねんけど、ひょっと5%やったらうちはPayPayやめときますわ」という。
クレジットカードで支払うと少し高めに料金を設定する店が以前はあったよなあ。
2009年の夏に横浜で遅くまで飲んで居酒屋をはしごしたとき(横浜スタジアムで能見が投げる試合を観た)
レジで「カードの時は1割増になります」
というから
「そんなもん割増にしたらあかんことになってるやろ、わかってんのん❓」
と聞いたら
「それはわかってます」というのでいい度胸してるやつだなと思ったけどな。
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昨日から谷町四丁目の大阪古書会館で古本市が開催となっている。
早速行ってみた。参加店はあまり変わっておらず、アジア号、厚生、杉本、唯、横丁、シルヴァン、ディック、真木などで、ロビンや一冊堂、池崎は参加していなかった。
なんでも来月平安神宮で古本市を開くととのことで、レジのところに参加する古本屋の店主の顔をアップにした写真リストが貼ってあった。
去年から続く愚かしいコロナ騒動でどの古本屋も買取はすこぶる好調だよなあ。
家にいる時間が長くなったお客さんがかなりいるので
「あこらへんの本な、もう読まへんし、場ぁとるよってほかそか。」みたいな話になって古本屋に売るのだろう。
お客さんとしても「とにかく全部持って帰ってほしい‼️」とおっしゃいますので値段にもあまりこだわりをもっておられません。
さて買い取った本は売らないといけない。
店売りは客足が落ちているので芳しくないが、通販は非常に好調でどんどん売れる。
古本屋はスーパーほどではないが今回の騒ぎで恩恵を受けている業種だと思う。
ただお客さんからすると、通販の問題はいくらでもある。
立ち読みができない、ブラブラ店内をぶらついて本の香りを楽しめない、本棚に刺さったいろんな本の背表紙を楽しめない、こうた本をネタに店主と話が出来ない、購入した本を持って近くの茶店にくりこんで豊かな午後を過ごしにくいなどだ。
つまり暇つぶしが通販は出来ない。
ものごとはなんでもサクサクできりゃあいいというものではない。
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昨日は嫁と天王寺に出向いた。
谷町筋沿いにある「森田屋」は営業していたが、酒はダメで昼のランチでからあげ、天ぷら、なんかを、ご飯や味噌汁、一品がついて650円から750円で出していて、店頭ではお弁当も販売していた。
居酒屋は酒で儲けているからあてやつまみはいい加減な店が大半だ。客はそもそも酔っ払っているし、味音痴だったりもするからうまい料理を出す合理的な理由がないことも不味さの原因だ。しかしこと森田屋に限ってはつまみも酒も美味い。だから酒の提供ができなくなってもランチ営業や弁当販売で勝負できるわけだ。
マスターに
「ビールはあかんの❓」と聞いてみたら
「当面無理ですわ、この界隈でもほとんど出してませんな、代わりに天王寺公園で飲んでる人が多いわ」
「公園で飲み出したらゴミも散らかるし往生しめすよな」てな話をしてたら、
「この裏の〇〇は昼の2時からの営業やけど鮭出してますわ」と教えてくれた。
結構なことだ。やはりビールや清酒がないと天ぷらもお造りもね。
悲田院町には大きなスポーツバーを備えたバリホテルがあって、店内には巨大スクリーンが備えつけてタイガースの試合も中継し、注文に応じてくじ引きもあっていい店なんだが、昨日訪れた聞いてみたら
「今はお泊まりいただいたお客さんだけ使えるようにしてますねん」とのこと。仕方ないね。
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昨日は京都のお客さんのところに伺って買取。
「観光客がずーっと減ってるよって、こんさきどないなんねやろみたいな感じでみんな動きが止まっとるな。
京都の古本屋の中には客がどんな本でも3冊持ち込んだら店にある1冊と交換するシステムで営業しているところもある。
店主の話では
「本の価値ゆうたら、人によってまちまちやさかいな、それやったら3冊で1冊ゆうことにしたらわかりやすいやろ。そら百科事典とか全集の端本とか、傷んでるやつとかはあかんけど」
古本屋はこういう姿勢がいいよね。
俺が手に入れられるくらいの本は、きょうびどこにでもある、その程度のものだ。
だから血眼になって一冊一冊プレミア価格をつけることに力を入れて注ぐんではなくて、安く売って客を店にたくさん呼び込んで回転を速くしようという試みだ。
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1956年の創業時オープンしたグランドキャバレー「ユニバース」は3階分打ち抜いた12メートルある吹き抜けの開放感ある空間に360のテーブル、1000人の客、3つのジャズバンド、1000人のホステスだった。また当時16だった和田アキ子を専属に抱えていたことでも有名だ。
天井から円盤状の舞台が奏者やダンサーを乗せて降りてくるシステムだった。
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