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古本屋日誌

2021-03-21 16:51:00

きのうから谷町四丁目の大阪古書会館で古本市がある。

古本市は実際に本を手に取って内容や装丁を確認できる貴重な機会であるし、また暇つぶしには絶対必要なアイテムであろう。

ただ業者は会場に本を運び込み、開催期間中はレジに詰めて、さらに終了後はまた段ボールに梱包して本を運ばなければならない。

こういう想像するだに血の気が失せる作業を少しでも省力化するには無人の販売所を作ることだろう。

本は並べておくがレジには木箱を設置して現金を客が釣り銭なく入れていくというシステムだ。もちろんICカードなどでの決済でも何ら問題はない。

実際JR六甲道駅北側には餃子の24時間無人販売所ができている。餃子でできるんなら古本でもできるに決まっている。

そもそも本を並べる作業をわれわれ古本屋がするのも実はさかしらでしかないのだろう。

「無人の古本市は皆さんの創意と工夫で成り立ちます‼️お車、自転車、単車、おみ足でうちの店の倉庫まで古本の段ボールを取りに来てくださいね‼️そして会場に運んでいただいて本棚も組み立てていただき、並べてもらいます‼️」てな感じでお客さんを参加させるべきだろう。

参加してくれた人はその労務に応じて金券を渡してやればやりがいもでようというものだ。




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2021-03-20 12:42:00

お客さんから買取の依頼を受けてご自宅に伺います。

予めお電話でどんなジャンルの本ですか❓冊数はどうですか❓とお尋ねしている。

「社会科学関連の本ですな、500冊くらいかなあ」てな漠然としたものお話ではよくわからないのですが「お手数ですけど写メを撮ってお送り願えませんかね❓」とお頼みしている。

というのも本に関しての知識は圧倒的にお客さんの方があるからなのだ。

以前漠然と社会科学の本と聞いて伺うと大塚のハードカバーの経済書や様々なバージョンのプラトン全集、ハイネやヘルダーリンの本など私が見たこともない本が山積みになっている。

値打ちがよくわからないので「すみませんが、値段がどの程度になるか私はよくわからないので、いったん持ち帰らせていただいて、後日査定の金額をお知らせしてお振込みさせて頂きたいんですが❓」

「あーそれなもう、宿替するし今日中に片付けたいんや、済まんことなんやけど今ちゃっちゃとやってくれへんか〜」とのことです。

こういう時に「日本の古本屋」のサイトとかAmazonでの値段を見てみたいところなんですが、お客さんが目の前にいるし、恥ずかしいのでよくわからないながらその欲望は抑え込んで査定させて戴きました。

うちでは売れない本はブックオフの出張買取にお願いして毎回売り払っているのですが、その買い取りの担当者はスマホより少し大きめの電子機器を使って一冊一冊査定しています。

「あーこれはですね、ブックオフでつけた買い取りの値段データが入ってるんです、一部載ってないのは私が値を付けますけど、ほとんどないですね」とのことで威風堂々本のバーコードを読み取って5円、15円、5円とやってました。

そうなんですね、お客さんの前でも
「うちの値段データにアクセスして査定しますからね‼️」てなことを言って気後れせずにやってもよかったかなあ。

でも手元を覗き込んでくるお客さんもいるから小心者の私には荷が重い。

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2021-03-19 18:29:00

例の講談社から出た「福島第一原発事故の真実」は読めば読むほど驚かされる本だ。

一連の重大事案の中でも最大の危機は2号機のベントが出来ず、そのため格納容器内の気圧が高まるとともに温度も上昇してしまったことだ。

その最中地響きを伴った爆発が起こり、すわ2号機の格納容器が爆発したのではないかと免震棟に詰めかけた職員に動揺が走ったことは有名だ。

ところが事故後吉田所長への聞き取りで吉田は「2号機が爆発するとは考えていなかったと答えている。

というのも2号機は圧力が高まったらそれに耐えられなくなって配管の隙間などから漏れるようになっていることは知っていた」というのだ。

そうなのか‼️

じゃあ1986年に爆発して放射線を広範囲に撒き散らしたチェルノブイリ原子力発電所の格納容器の方が頑丈に出来ていたということになるよなあ。

もちろん頑丈にできていなかった方が圧力をこまめに抜くことができてまだマシであったことは確かではあるけどね。

しかしあのデタラメな社会主義国家のソ連の原子炉より弱い設計になっていたのは何故なんだろうか❓

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2021-03-18 16:33:00

主要な大学は文学部紀要、経済学部論叢みたいなうちわ向けに研究成果を載せた雑誌を発行している。

また特に文学部の教員は発行部数が250とか300部なんだが、定価19000円プラス消費税みたいな値段で専門書を出している場合がある。

版元は京都なら臨川書店、東京なら勉誠出版などだ。

この手の本は以前は極めて扱いにくく古本屋泣かせだったが、ネット社会となり、Amazonや日本の古本屋サイトを通じてかなり売りやすくはなった。

それにしても

「真福寺善本叢書」28000円などがどんどん売れていくことはない。

文学部はつまりはその専攻のサークルなので先輩が出した高価な本の買取を命じられたり、売ってくるように言われたりするのだが、全国向けに250部とかでは資源の無駄である。

本来はネットで必要な人、おそらく全国で15人くらいだろうが見られるようにアップしておけばいいだけで、大枚はたいて箱入り上製本にする必要などない。

それはさておき出版元の臨川書店や勉誠出版は文学部の教員との深いつながりができるので、用済みの本の買取がいくらでもできる。

これを相場で売ることもできるし、そうしている古本屋もある。(例えば阪大の近くの太田書店)

しかし売ってもらった先生方から「お前んとこえらい安うでこうたのにものすごい値段付けて売っとるそうやな」などと嫌味を言われるのも健康によくない。

それで文庫やその他を含め安く売り払うケースが多々あるのだ。

 

文学部の教員は例の高額な単行本には憧れの気持ちを持っていて、自分も早く書いてみたい‼️とおもっているものの、一般書の出版にプライドを持っていない人も多い。

それで文庫本や新書が安売りされていても「あんなもんはあんなもんや」で納得してしまう。

そう考えると差別もいいものだよなあ。

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2021-03-17 16:34:00

4月からAmazonの出荷分で、2000円以上の値段のものには追跡番号をつけなければならない。

この1ヶ月のデータを取ってみたら1割程度が該当することがわかった。

あれこれ考えてみたがクリックポストが3センチまで送れるので一番手軽だと分かったのだが、料金は198円。

高いとは思わないけど年間それなりの個数を出すのだから少し負けてくれるかもしれない、よしそれが出来なくても何か新しいサービスを提案してくれるかもしれないてな期待を抱いて郵便局に問い合わせをしてみた。

「クリックポストには特約はないです。ゆうパケットなら年間500以上から特約をご提案できます」という。

確かゆうパケットの3センチは360円でクリックポストの198円に比べるとかなり高い。

「クリックポストより安くしてもらえるのかな❓」

「それはちょっと無理です」

とのことでこれでは全くなんの意味もない。

今日から阪神百貨店の8階催物会場で古本市がある。

初日から早速出かけてみた。

阪神百貨店のエレベーターは定員が5人になっていて、床に5人分の立ち位置が示されているのだが、朝一番でも混雑することもない。

以前大丸の心斎橋店や梅田店で古本市があった時はエレベーターは混み合っていたし、走っている人もいたほどだからずいぶん様変わりした。


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