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古本屋日誌
先日の朝日新聞の1万トップにはコロナの発症者は全国では4月1日、東京では3月30日にピークを迎えて後はどんどん減っていることや、実効再生産数も4月1日に1.0を下回ったことが報じてある。
ということは4月7日の「緊急事態宣言」なるものは全く意味がない、自粛などする必要がなかったことを示しているわけだよなあ。
北海道大学の西浦博は4月15日に「対策を全くとらなかった場合42万人が死亡する」などと危機を煽っていたが、すでにピークも超えていたのに、デタラメもいいところだ。
昨日の夕方関西テレビにノーベル賞の山中伸弥が出ていて、コロナ対策をあれこれ論じていたが、インタビュアーが「この間感染のピークは4月1日だったことが判明しましたね、あれは対策を取る上でどうだったんでしょう?」とそれとなく緊急事態宣言の問題性を尋ねた。
山中の答えは「緊急事態宣言の前に国民が自粛を自らしていたので、その結果が現れたということなんでしょう」だった。
でもこの山中の発言は問題をすり替えているよなあ。緊急事態宣言は意味があったのか?と聞いているのに、全然答えになっていない。
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先日の朝日新聞によれば日本三大弁天の竹生島の宝厳寺の本殿などが大阪城の極楽橋とその周辺の建物を移築したものであるという。
まあこれまでも言われていたことを詳しく報じただけなんだが、唐門、観音堂、渡殿二棟、神社の本殿の都合五棟に及ぶというのは初耳だった。唐門など極彩色に彩られて、極楽に誘われそうな魅力をたたえている。
なんでも初め京都の豊国廟に移築されて、そのあと1603年に竹生島に再移築となったということだ。この間傷んだ建物の修復作業を続けていた五棟の建物の寸法や様式が同じで、一連の建築物である可能性が高く、また豊臣時代の大阪城の屏風絵と照らし合わせてもよく似た形をしているそうだ。
まえあれですね、秀吉は本丸のすぐ北側に極楽橋とその御殿という宗教的な、死を連想させるようなものを大規模に作っていたということだよなあ。
結局これは石山本願寺の遺構なんではないのかな。石山合戦のおり、折り重なる戦死者を本丸から極楽橋を経て青屋門から寝屋川に運んで水葬して弔った名残なんだろう。
青屋門も「これは青屋だから本願寺時代、八百屋とかが並んでいたところから付けられた名前だよ」てなことをいう人もいるけど本丸のすぐ北側に八百屋なんかあるのかね。
やっぱり死者の青白い顔をイメージして葬送からのネーミングだろうよ。
大阪城には他にも重要文化財の千貫櫓や蓮如腰掛の松などの本願寺由来の建築物や遺構がある。
秀吉にしたら10年にも及ぶ石山戦争での死者の祟りに配慮するところがあったのだろうし、またそれは極めて伝統的な作法だったと思われる。
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今年の「手塚治虫文化賞」は高浜寛の「ニュクスの角灯」だった。
1巻から3巻を入手しました、ぜひお求めください。特に1巻は1刷で、保存状態も良好です。
明治時代の長崎の古道具屋の話で、文盲の女の子が自立して成長していくビルドウィンロマンスです。この女は骨董に触れると前の持ち主がわかったり、未来の姿が見えるという超能力を持っている設定になっている。
外務官僚の邸宅に招かれてパーティーのための蓄音機やドレスの調達を任される話がある。
官僚の娘にコルセットや裾を引きずるようなゴージャスなドレスを着せてやるのだが、この女には、ずっと心にかかっている男がいるのだが、何の進展もないまま、親から縁談が持ち込まれて娘心は揺れている。
そこへこの古道具屋の娘は例の能力を発揮して女の将来が明るいと言ってあげて前向きにしてやるのだ。
とこんな感じで書いたしまうと、よくある超能力モノで、くだらないお伽話かとなるところだが、実はこの古道具屋の娘は、そんな予言能力など持ち合わせてはいないことがやがて明らかになるのだ。
何の取り柄もなく、人からもバカにされるのを苦にして、悩んでいる人の表情や境遇まで予習しておいて、そういう人間観察から一番妥当なあり得る可能性を予言だとまことしやかに言ってやってるだけだったのだ。
さてそうなるとこれまで女の予言で前向きに人生を立て直そうとした連中のその後が気になるところなんだが、おそらくその伏線は何らかの形で回収されるんだろうと期待はしている。
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不要不急の緊急事態宣言が解除となり学校も再開しているようだ。
うちの近所の小学5年の子供に聞いてみたら
「休みの間はあんまり家からでーへんかったわ。畷よりの山際まで行って、あんまり人もけーへんような公園をよって遊んだりはしたわ。
ポメこうてんねんけど、『散歩‼️散歩‼️‼️』てやかましいよってにしゃーなく連れて行くねんけど、『もうここらへんでやめとこや、なあ〜』ゆうたかてちょっともゆうこと聞かへんねん。『もっともっと‼️‼️』ゆうて聞かへんさかい、リード伸ばして山のねきまで行くねんけど、結局しんどなって『抱っこしてくれ‼️抱っこや‼️抱っこ‼️』てなってまうねん、まあポメやさかいいけるけどな」という。
まああれですなポメがかわいいのはようわかるけど、それにしても子どもにもえらいストレスがかかってますな。人があんまりけーへん公園を探して遊ぶゆうてるわけで、鼻垂れ小僧の分際で泣かせるじゃないですか〜〜
くだらない自粛中毒には困ったもんですな。
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2016年に河出書房新社からでたアロンナ・カリンの「あなたの体は9割が細菌」がよく売れている。
すでに11刷、2200円と高額にもかかわらず大したものだよなあ。
このところのゼロリスク中毒の連中への筆誅として読まれているのではなかろうか。
人体は実は細菌やビールスとの共同体で、決して人間だけが独立して存在するわけでないことを説く。
これまでも猫の糞の中に含まれているヴィールスが糞しの片付けをする際、傷口から体内に侵入してネコ科の動物への警戒心を失わせるように作用することは知られていた。
つまり猫好きの人がサファリパークやンゴロンゴロ国立公園に出向いたら陶然として無警戒にライオンの群れにわれと我が身をさらすことになるわけだよ。
この本には肥満の話があって、ものすごく食べるのに太らないギャル曽根みたいな人もいれば、そんなに食べてないのにすぐお肉になってしまう人もいる謎のことだ。
食品にはカロリー表示がされていてどの人であれ食べれば同じだけのカロリーを摂取してしまうと考えがちだが、そうではなく大腸に住んでいる細菌のタイプによって食品から引き出されるカロリーは違うというのだ。
効率の良い細菌なら通常のに比べて2パーセントあまり多くのカロリーを提供できるそうで、たかが2%と侮るなかれ、これが1年続けば体重では10キロを越える差がついてしまう。
まああれですね、呼吸を司るミトコンドリアも太古の昔に取り付いた細菌であるし、光合成のクロロフィルもそうだというのは教科書で習いましたから調べが進めばさらにわれわれと細菌の共生ぶりは明らかになるんだろうなあ。
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