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古本屋日誌
このところの肺炎騒動で、学校が休みになり親が仕事をしているので手が回らず田舎の祖父母の元に疎開している子がいるという話を聞いた。
そのため祖父母がパソコンを買いだして急に量販店が活気付いてるそうだ。でも週に1日や2日なら孫の面倒も仕方ないと思うだろうが2週間とかそれ以上になったら迷惑以外のなにものでもなかろう。
小学校の先生をしている知り合いに聞いたら大阪の保護者は「あんなあ、もう、早うに学校行かしたってくれや。じょうじゅうおってからにかなわんわ」てな感じだそうだが、奈良の校長の話では」うちの学校はまだ心もとないさかいもうちょっとこま休ましたってな」みたいな親もそれなりにいるという。
それはそうとうちのこのサイトもなかなか売れ行きも思わしくはなく本の登録数が今ひとつということもあるし、ここはぜひとも本の登録数を飛躍的に増やすとともに、アマゾンでは扱っていない古い本や新聞、グラフ雑誌も入れたいと思う。さらにサイト内の検索ができるようにしようと思っている。
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昨日は暖冬らしく気温も高く、風も穏やかでからりと晴れ上がっていたので、嫁と伏見稲荷大社に参拝した。
さすがは外国人観光客の人気を集める名所だけのことはあって中国人や韓国人はいないものの、欧米やラテン系、アフリカからの客は相当いて、大したものだ。門前にプラカードを持っきもの姿の女がいて、それには英語で着物の着付けとレンタルで3000円だとある、この値段なら観光客も着てみようと思うだろう。
ただ昼ごはんに入ったうどん屋の話では「コロナでえらいすけないよって弱ってますわ、今日はまだしもきんのなんかえろうすけなかったんでっせ」という。
わしにはどう考えても今回の肺炎騒動は滑稽なものでしかない。マスコミは連日どこの県で感染者が何人出たとか、感染ルートはわからないとかくだらないゴミ情報を垂れ流していて極めて不快だ。
そんなものインフルエンザの方が何百倍も感染者がいるし、死者数も100倍はいる。それは騒ぐこともなくコロナだけ大騒ぎというのが不可解。
マスクがえらい高値になっているのだが、ウィルス相手にマスクなど何の意味もない。なんで争うようにマスクを着けているのか全くわからない。
オリンピックに向けての高地合宿でもして血液中のヘモグロビンの数を増やしてたくさんの酸素を運べるように鍛えているのかもしれない。でもその辺の大衆がオリンピックに出れるとも思えないな。ひょっとしたら肺活量を上げてスキューバーダイビングとかに備えているのかもしれないよなあ。
まああれだよなあ、高地トレーニングを毎日したら、お肌が白くなる効果もあるそうだから、マスクを着けてる連中は白人になりたいのかもしれない。
それにしても相撲は無観客、プロ野球は延期、各地のコンサートも中止、ホテルやバス会社は開店休業状態、韓国や中国からの観光客は実質来れないとなると困る人がいっぱいいる。
正社員はまだしも休業中、なんの給与も補償されない非正規労働者は収入が激減して、モノを買うどころではなくなる。つまり今後それなりに長い期間にわたって消費が大きく落ち込むのは間違いない。
おまけに安倍の自民党政権は金持ちのことばかり考え、株式の利益への課税はいい加減のままにして、貧乏人だけが不利益をこうむる消費増税を強行したわけだよ。
三上智恵の集英社新書「沖縄スパイ戦史」を読み進めるとビックリする話が出て来る。
沖縄戦での住民の死者は10万とも言われているのだが、その9割は南部戦線の摩文仁あたりだ。
勝敗が決してしまい、帝国軍は武器も満足に所持していないし、そのことを米軍も知っている時に起こった。
断崖に米兵がいてその上から機関銃を乱射して動くものは全て射殺していったという。完全な無差別殺人であり、誰彼なしに全員抹殺したという点ではヒロシマ、ナガサキ、東京大空襲に匹敵する蛮行だ。
われわれのステレオタイプでは帝国軍が自決を強制した、斬り込み隊に女子どもを含めて動員したてな感じだからちょっと不思議な感じもする。
でもどう考えてもそれが真実だろうよ。ヤンキー野郎もシューガーローフもそうだしバンカーヒルもそうだし思わぬ苦戦を強いられて多数の戦友の死を間近に見たわけだからストレスや怒りも蓄積していたろう。
また白人特有の差別意識、イエローモンキーはどうなってもかまへんやないかもあったろうよなあ。
ヤンキー野郎の問題はたかが戦争に勝ったぐらいで思い上がり自らを顧みる姿勢が何もないところにあって、人間というものは落ちれば落ちるよなあ、そんなやつにはなりたくないなあと思うばかりだ。
翻って自民党の歴代政権も英霊や死者の怒りを受け継ぐことも何一つなく、経済的な場当たり的な利害関係に終始するという保守の風上にも置けない体たらくだった。
では被害者の遺族である大衆はどうなのか~~
死者の怒りを受け継いでいますかね?
俺には到底そうは思えないけどね。
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坪内祐三は雑誌「ぴあ」に大阪を取り上げたエッセイを長らく載せていた。
磯田敏夫の短編集「道頓堀左岸」を取り上げて「大阪の山本夏彦」とよばれる作家であって極めて興味深いと書いていた。
坪内はおそらく「文学雑誌」81号の磯田敏夫追悼特集号で磯田のことを知ったんだと思う。
ただこの「大阪の山本夏彦」なる形容は仄聞にして見たこともなく、いったい誰が言ったことなんだろうとずっと考えてきた。
昨日ミナミをぶらぶらして例の「波屋書房」に入って藝能懇話が出している「藝能懇話 別冊水市断章」を見つけてこれは肥田晧三が最近書いたものを集めた本なんだがその中に磯田敏夫の「道頓堀左岸」の紹介したページがあって、磯田の作品は大阪の様々な固有名詞が大正時代から昭和まで謎解きのように散りばめられていて難解で「さしずめ大阪の山本夏彦といった感がある」と書いている。
あーこれなのか、肥田が言い出したのかと思い初出を見たら平成15年の「大阪の歴史」だ。でも坪内がこんなマイナーな雑誌に目を通しているとは考えにくい。
実は坪内は先の「びあ」の連載をまとめた単行本「まぼろしの大阪」を出すにあたって谷沢永一と対談していておそらくそこで谷沢の口から肥田の話が出たのではないか。
でも出来たら坪内には「まぼろしの大阪」で肥田晧三の名前を出して欲しかったなあ。
坪内にしたら肥田はあまりにもマイナーなので誰も知らないだろうからここはメジャーな山本夏彦を利用したのだろう。
でもまあ肥田は地味な書誌学者だし、学歴もないから学閥とも無縁で、その上本人は極めてマイペースで好きなことしかやらない人物なので江湖に認められにくいキャラなわけだから、そこのところを十分に考慮してもらいたかったよ。
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筑摩書房から出た神蔵美子の「たまもの」の1刷を久しぶりに入手しました。
既にちくま文庫でコンパクトサイズのものは刊行されていますが、写真集ですから大判の方がリアルです。
1月に急逝してしまった坪内祐三の若い頃の写真、かなりこえてた頃のも含めてたくさん載っているのは面白いけど、残念だなあという思いがまたこみ上げてくる。
キャプションめいたエッセイが神蔵の手であれこれ書いてある、1990年の秋頃神蔵は人妻なのに坪内に惚れて友人に「坪内さんと一緒になりたい」と漏らし、坪内は坪内で一ヵ月後に結婚式を控える身だった。
友人は神蔵に「あんた虫が良すぎるで、今日は週末なんだから坪内さんは恋人とどこかのホテルでセックスしてるに決まってるでしょう」と注意したことは書いてある。
ところが何がどう転んだか結婚式の一週間前に婚約破棄となり神蔵とひっついてしまった。
困った連中ですなあ。どれだけの人に迷惑をかけたか計り知れませんなあ。この本で残念なのは神蔵が前の夫と別れるに至った修羅場や坪内が婚約破棄に至った面白そうな話が全てカットしてあることだよな。
書いてあるのは神蔵の友人のセリフだけでは、本人の夢中になる様子は伝わるけど、女子高生や中坊やないんだから、ちょっと気持ち悪いよ〜〜
思い出したくないんだろうけど、せっかく芸人ぶってプライベートを売り物にするんだったら、そこを書かないとあかんでしょう。