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古本屋日誌
2020-03-09 01:22:00
三上智恵の集英社新書「沖縄スパイ戦史」を読み進めるとビックリする話が出て来る。
沖縄戦での住民の死者は10万とも言われているのだが、その9割は南部戦線の摩文仁あたりだ。
勝敗が決してしまい、帝国軍は武器も満足に所持していないし、そのことを米軍も知っている時に起こった。
断崖に米兵がいてその上から機関銃を乱射して動くものは全て射殺していったという。完全な無差別殺人であり、誰彼なしに全員抹殺したという点ではヒロシマ、ナガサキ、東京大空襲に匹敵する蛮行だ。
われわれのステレオタイプでは帝国軍が自決を強制した、斬り込み隊に女子どもを含めて動員したてな感じだからちょっと不思議な感じもする。
でもどう考えてもそれが真実だろうよ。ヤンキー野郎もシューガーローフもそうだしバンカーヒルもそうだし思わぬ苦戦を強いられて多数の戦友の死を間近に見たわけだからストレスや怒りも蓄積していたろう。
また白人特有の差別意識、イエローモンキーはどうなってもかまへんやないかもあったろうよなあ。
ヤンキー野郎の問題はたかが戦争に勝ったぐらいで思い上がり自らを顧みる姿勢が何もないところにあって、人間というものは落ちれば落ちるよなあ、そんなやつにはなりたくないなあと思うばかりだ。
翻って自民党の歴代政権も英霊や死者の怒りを受け継ぐことも何一つなく、経済的な場当たり的な利害関係に終始するという保守の風上にも置けない体たらくだった。
では被害者の遺族である大衆はどうなのか~~
死者の怒りを受け継いでいますかね?
俺には到底そうは思えないけどね。
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