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古本屋日誌

2019-04-15 14:14:00

今朝はよう晴れていて葉桜となりつつも春たけなわですね。

先日昭和の始めの雑誌「子供之友」を、かなりまとめて入手しました。50ページもある絵本で何と言っても絵が素晴らしい。和紙に描かれたそれは版画のような盛り上がった質感のあるもので竹下夢二や武井武雄らも描いていてそれこそ別世界に遊べる作品集となっています。高架線となった東京の街並みを描くのもあって高架線上を蒸気機関車が煙を放って疾走し、下は人でいっぱいの市電が走り回る様は幻想的です。

子供を教育する本なので教訓や教えのようなものも絵解きで示してあって電車の中での良い子のマナーとして丙子ちゃんは席を譲ってもらったのにモジモジしてなかなか座らない、対して乙子ちゃんはキツキツのシートに割り込んで座って涼しい顔をしている。さて真打登場の甲子ちゃんは譲られたらすぐに座ってニコニコしてお礼を言っている。

なかなか面白いんだが乙子ちゃんは席を譲られてはおらず、自ら奪い取った形になっているのはへんなんだけど、それよりもモジモジしてなかなか座らないのがいけないとなっているのは不思議ですね。「人の好意がわからんのか⁉️」なのか「いくら子供やからゆうてもノリが悪すぎますな、子供は子供らしく振る舞わいでどないすんねん」ということなんでしょうかね。

ヤフオクに出品しましたので興味のある方はご覧ください。

 


2019-04-14 10:45:00

先日甲子園でタイガースのやる気のない試合を観戦しました。去年はバカバカしいので一度も行きませんでしたが、矢野になってどうかな?といってみましたが、興業として成立しておらず、お客さんからお金をいただくショーとしはて最低なものでした。

もともと甲子園球場の横にはプールもあったし、何より「阪神パーク」があって面白い動物がいたし、遊園地として面白かったし、夏はデラックスプール、秋は菊人形も面白くて、野球に何の興味も関心もない人でも「ついでにちょっと見とこかな」と野球場に牽引する力がありました。しかし今はそのどれもない。球場に向かうエントランスは右手に土手があって松の大木が植わり、ブロンズの虎の像があり、土手の上には仮設風の関東煮屋や選手のグッズを売る店が並んでいて、瓶ビールにちくわと大根とかでしばらく飲んでタイガースの攻撃の始まった頃にみにいくことも出来たが、今は松も切られ、虎もおらず、店舗も白いシートに周りを囲まれて営業していない。

タイガースの試合はプロのレベルに達しておらず、小学生並みでしかないのだから、勝つことはおろか、素晴らしいプレーを見せることも期待できない。その上以前のようなバラエティに富んだ補完物も失われているのだから、それでも客が来ると思っている厚顔無恥さがすごいね。

甲子園球場自体は非常にゆったりしてショーをやるのになかなかこれ以上の箱はないくらいです。内野、外野とも50段くらいまであり、しかも傾斜がゆるい。これは観戦には大切なことで、外野のどこに飛んだ打球もしっかり見ることができ、例えば先日ドラゴンズのヒシエドがライトポール際に打ち込んだらホームランも三塁アルプス席からその白球が一塁アルプス席を切り裂いていく様子をしっかりとらえることができた。

だからいっそもっとショービジネスとして価値のあるものを野球はさておき同時に開催したら良いと思う。B'zや中島みゆきを招聘して試合前に盛り上げてもらうことまでは無理でも、ココリコの遠藤とか千秋とか、渡辺謙とか、高橋留美子、ほりのぶゆき、玉木正之、上岡龍太郎、浜村淳とかなら引き受けてもらえるかもしれない。球場の外周にはオープンテラスの飲食店やバーを作り、三点差で負けてる時は3割引、5点差なら半額とかにしたらどうかな。それからジェット風船とかではなく花火大会もつけるとか、五回を終えて負けてたら客に聞いてもう試合をやめるとかにしたらいいのではないか?


2019-04-13 11:50:00

近所のコンビニに彩図社の「幕末 通説のウソ」が2冊あって中身も読めるので読んで見たら薩英戦争のことが出ていてイギリス軍の死傷者は薩摩の3倍だとか、新撰組は抜刀隊のようなものではなく、銃を所持して訓練を常時行なっていたとか、鳥羽伏見の戦いで幕軍はフランスから提供を受けた前ごめの最新式の銃を2000丁くらい装備していて薩長よりはるかに近代的だったとか、同じくこの戦いで錦の御旗が登場したのは1月5日で、既に勝敗は決していて、従来言われていたような錦の御旗が勝敗を分けたという説は間違いだとかなかなか面白い内容なので買いました。
コンビニ本は玉石混淆ですが彩図社のシリーズは大東亜戦争のものなどなかなか良いできの本がたくさんあります。
鳥羽伏見の戦いを扱った本では中公文庫の「旧幕新撰組の結城無二三」が何といっても素晴らしく、薩長への突撃を繰り返し一歩も引かない戦闘意欲の高さがひしひしと伝わってきます。中公新書の「鳥羽伏見の戦い」は幕軍が敗れた理由として進撃路を京街道一本に絞ってしまったので、狭い街道の幅がネックになって大軍の利点が活かせなかった、1万5000を三手に分けて西国街道と奈良街道からも進撃すれば何の問題もなく勝てただろうとする。

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2019-04-12 01:50:00

池上彰が朝日新聞社から「韓国のホンネ」を出した。
池上は例の従軍慰安婦問題で日本政府が「強制的に軍が連行した事実は確認できない」と述べたことを批判して、敗戦直後大量の文書を燃やして証拠の隠滅をはかったわけだから、今証拠がないといってもどうだかわからないという。また日本側は日韓基本条約で無償、有償合わせて5億ドルの経済援助をしたことで解決済みとしているが、「日本のやり方は中途半端」であり、ドイツがイスラエルやかつて侵略した諸国に目に見える形で何度も謝罪しているやり方が望ましいという。安倍晋三は「右派の政権」だから韓国に行って謝罪をすることができる、左派は文句を言わないし、右派も沈黙すると言う。
そうなのかあ、池上彰はそういうことを言うのか、びっくりしました。

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2019-04-11 12:50:00

2003年に18年ぶりにタイガースが優勝した年はかなり頻繁に甲子園や大阪ドームに通っていた。
ライトスタンドは一杯に観客を飲み込んでいて、タイガースの攻撃では全員立って応援歌を歌っていて、たまに立たない人がいて、その人は弁当を使っているんだが、横の知らん人が「この人な、さっき来やはったばっかりでお腹すいてはりますねん」ととりなしをして周りが納得していました。7回裏のジェット風船を打ち上げる際は親切なにいちゃんが必ずいて余分に風船を買い込んでいて「さあ、あんたもあんばい飛ばしなはれ‼︎」と手渡してくれました。スワローズのリリーフで本間が出て来た時には「この人は社会人からえらいしんどい思いして入って来た人やから、あんまりやいのやいのゆうたらんといて」とわざわざ解説する人がいて「なんでヤクルトのことそないによう知ってはんの?」と尋ねられると「わての嫁はんがスワローズファンなんですわ」などとやりとりしていた。タイガースの得点シーンでは大喜びしてメガホンを叩き合い、ハイタッチを上の段の人や下の段の人と何度も繰り返し大騒ぎでした。

赤の他人同士がこんなやりとりを日常的にやっているのはつまりはお祭り騒ぎだったということです。祭りが18年もなかったわけだから少しハメを外すのもありだろうという意識もあったんだろう。しかし祭りは一過性で長くは続きはしない。
2005年に再びタイガースは優勝した。しかしライトスタンドに出向いてもみんな座ったままだったし、普通に野球を見ていた。ジャイアンツ戦で大量リードを奪い、さらに矢野がライトに大飛球を放ったが巨人の矢野がフェンスにジャンプしてキャッチした時も、私は腹立たしくて「矢野‼︎早よいにたいんか!」と怒鳴ったがライトスタンドの皆さんは拍手していた。「矢野が打って矢野が取る、キャッチャーやのに足も速いなあ」とかゆうてはりました。
皆さん冷静だよなあー

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