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古本屋日誌
2019-04-15 14:14:00
今朝はよう晴れていて葉桜となりつつも春たけなわですね。
先日昭和の始めの雑誌「子供之友」を、かなりまとめて入手しました。50ページもある絵本で何と言っても絵が素晴らしい。和紙に描かれたそれは版画のような盛り上がった質感のあるもので竹下夢二や武井武雄らも描いていてそれこそ別世界に遊べる作品集となっています。高架線となった東京の街並みを描くのもあって高架線上を蒸気機関車が煙を放って疾走し、下は人でいっぱいの市電が走り回る様は幻想的です。
子供を教育する本なので教訓や教えのようなものも絵解きで示してあって電車の中での良い子のマナーとして丙子ちゃんは席を譲ってもらったのにモジモジしてなかなか座らない、対して乙子ちゃんはキツキツのシートに割り込んで座って涼しい顔をしている。さて真打登場の甲子ちゃんは譲られたらすぐに座ってニコニコしてお礼を言っている。
なかなか面白いんだが乙子ちゃんは席を譲られてはおらず、自ら奪い取った形になっているのはへんなんだけど、それよりもモジモジしてなかなか座らないのがいけないとなっているのは不思議ですね。「人の好意がわからんのか⁉️」なのか「いくら子供やからゆうてもノリが悪すぎますな、子供は子供らしく振る舞わいでどないすんねん」ということなんでしょうかね。
ヤフオクに出品しましたので興味のある方はご覧ください。