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古本屋日誌

2018-10-06 12:43:00

今朝は少し雨がぱらついていましたが昼前には上がり天気予報通りものすごい蒸し暑さが襲ってきて汗みずくです。台風ははるか日本海の洋上にあるわけですが、南からの湿った風が原因のようでまるで7月に逆戻りしたみたいです。昨日から天満宮と四天王寺で古本市が開催となっています。ぜひ足をお運びください。

わたしもこの商売を始める前はよく行ってましたが、なぜか二つの古本市がおんなし日から始まるのでどちらに駆けつけようか作戦を立ててました。天神さんの方は前もってチラシに参加する古本屋がリストアップしてあるので、ここが来るんだったらええなあとか読めるんですが、なぜか天王寺さんの方はいつも参加店のリストがなくどないしょかなと悩みました。天神さんの方の参加店は均一販売をしている店が多くて、それはそれで助かります。考えて見たら店の方からしてもいちいち即売会に出す本の値付けを1冊1冊していたら気が遠くなりそうなので、均一にしたい欲求はあると思います。それにしても大量の本を倉庫から出して梱包して現地に運び込み、陳列台をこしらえて、その上に雨よけのテントをしつらえ、ようやく本を陳列して販売開始となり、時折襲って来る雨に気は抜けず、それなりに売れるとはいえ売れ残りもたくさん出るからまたダンボールに梱包してトラックに積み込み、テントや什器をなおし、倉庫に運び込んでしまい込むなどという途方も無い作業をようできるもんだといつも感心します。

「華氏451度」は活字を読むことを禁止された未来社会でそれでもなお本を読みたい連中が秘密結社を作り人目を憚りもって本を読み上げるという活字に取り憑かれたバカを描いた面白い作品ですが、古本屋こそそれだと思いますね。


2018-10-05 00:20:00

今日は曇り空で雨は降らないようです。

タイガースは最下位となり面白ないことこの上なし。榎田がライオンズに移籍してまあそれなりに活躍しているところを見ると、前にもカープの新井や18奪三振を記録した野田のこともあったが、いくらタイガースの選手といえど、それなりの才能のかけらはあるはずで、それが開花しないのは指導者がバカだからではないのか。

ただ去年ホームランを20本打った中谷にだけは腹がたつ。「今年は去年以上に活躍できるか不安でたまらなかった」そうだ。たかが20本打ったくらいでプレッシャーになるようなバカはプロ失格だろう。

昨日紹介した井東憲の「重役病患者」には中央公会堂を寄付した仕手屋岩本栄之助の話も出ていて、大戦中に売りを浴びせかけて大儲けしようとしたが、株は高騰して支えきれなくなったというのは誰もが知るところなんだが、岩本と並んで徹底して売りまくっていたのがいた話しは初めて読んだ。そいつは当然えらいことになったが弟からカネを引き出して何とか例の講和の日まで生き延びて、暴落したのを利用して大儲けしたわけだ。

もちろんその人物の名は巻末にある索引に記してあります。


2018-10-04 12:53:00

今朝はそぼ降る雨でふらみ降らずみ、秋めいてきました。

昭和10年発売の井東憲の「重役病患者」を入手しました。関西編と関東編に分かれて当時の大会社の経営者や重役達が金儲けに奔走する姿を皮肉交じりに、つまり金のことばかり追い求めていてバカ丸出しやなあというタッチの冷めた筆使いでしかも興味津々で描いた楽しい小説です。登場人物は一応仮名にはなっていますが、巻末に索引が付いていて実はこの人のことですと実名が書いてあります。今ならプライバシーだの名誉毀損だなとなってとてもとても無理な内容で、そういう点からも素晴らしい作品です。例えば阪急の創始者の小林一三ですが、現在の阪急百貨店のところにすでにあった別の百貨店と始めのうちは提携して共存共栄を謳い阪急電車の降り口を百貨店の入り口と直結させるなど便宜を図っていた。しかし小林一三は次第に自分で百貨店を経営した方がずっと儲かるし、楽しいことに目覚めて、この百貨店の追い出しを図り、電車の乗降口を遠ざけて経営が傾けるように仕向けるわけです。

こういう感じで、なかなか今では聞けない暴露話もあれこれあって傑作ですから、是非お求めください。その上で小林一三には「曽根崎艶話」という芸者遊びを描いた楽しい作品もあってわりと簡単に入手できます。、


2018-10-03 12:19:00

今朝はよう晴れていて爽快ですね、暑いぐらいで、猫もしっかり外出していました。うちの猫はご飯を食べた後は直ちに寝てしまい、数時間静かになりますか、なんか相撲にようにてますな。ちゃんこ鍋を食べてしっかり寝て体重を増やすわけですが、すでに7キロを超えているのでねせるのはよろしゅうはないように思います。

河野宝槌の「郷土史 守口というところ」を手に入れました。昭和30年発行の大阪府守口市の地方史の本ですが、200ページ以上あって二段組の大作です。しかも最後の30ページは松下やらサンヨーやら旅館やらなんやらの広告ページがあってイラストも面白くて楽しめます。ぜひお買い求めください。読んでいて面白かったのは戦争中の空襲の話で焼夷弾が落ちてる最中京阪国道を疾走してくる一台の車があって作者は地元の名士ですから、止めさしたら守口署の署長で、話を聞いたらちょうど署の前に車が止まっていたから頼んでみたら貸してあげますとなって便乗してきたという。しばらく行くとまた車が走っていたのでこれも止めて、署長はそれの乗り換えて去っていったが、さて先のドライバーにいきさつを改めて聞いてみたら、走行中に急に止められてしかも署長だからと強引に車を召し上ぎられたんですと言うので面白かったとある。

まあやりすぎですよね。それにしても署長はなんで車に乗って、どこへ行こうときてたんだろう、まさか臆病風に吹かれて助かろうとしたんではあるまいかなどと邪推を働かせたくなる。空襲の最中に車で逃げるのは愚策で、狙われるだろうけどね。


2018-10-02 10:15:00

今朝はよう晴れていて汗ばむ陽気です。

昨日京大の先生がノーベル賞を受賞したことで、しかもガンの免疫療法とかいう新しいアイデァによるものとあって、基礎研究の大切さやひらめきを大切にするとかあれこれゆわれています。しかしまあ京大ほど教育機関としていい加減なところはなく、入学してくる連中を甘やかして堕落させるところはないだろう。単位もゆるいし、テストもおざなりだし、学生を教育しようという意欲は大学にはない。それなりの才能があり、努力も怠らない自制心を備えた人なら乗り切れるだろうが入学してくるがくせいの大半は凡人に過ぎず、努力も嫌い、そもそも能力が著しく欠如している。そのくせプライドだけはお盛んで一番扱いにくい類の人種ばかりだ。

以前近藤雅樹が「霊感少女論」を書いて芸術系の大学に入ってくる女が入学後自分より上手い学生がいくらでもいて逆立ちしてもかなわない現実に直面して逃げ込む先が「自分には霊感がある、霊が見えるのよ」という世界で、あるかどうかようわからん世界なら自分の優位性をアピールできるということで精神のバランスを取るという。

京大にもこういう霊感少女、少年がたくさんいて研究室で意味のない論文を書く一方ミナミやキタにある占いの館に通い占星術やよりましの仕事に勤しんでいる。他にも思い立って陶芸家になろうと清水焼の窯元に通って、昼間は文学部の教室でくだらないモーパッサンの評論を口にして時間を潰し夕方から作陶だ。焼物の世界も100均でええやんというひともおれば百貨店のガラスケースに陳列してある100万はくだらない陶磁器がご所望だという人もいて、どこがいいのかわからない世界だ。あるいは思い立ってピアノの調律を習い始めて調律家になろうとする、これだって調律などしなくても鳴ったらええやんという人も多いし、それは嫌で調律はしてもらうが、音の違いが実は全然わからなくて困っている人もたくさんいるわけで、まあようわからん世界だ。

それぞれに自身のプライドを保てる世界を求めているのはくだらない、その程度の学生を大量に生み出しているのが京大や東大なわけで、いくらなんでも研究期間としては効率が悪すぎる。もっと入学試験を厳格にして、バカは入学できないようにするべきだろう。

 


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