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古本屋日誌

2017-09-22 12:50:00

今日は雨でお休みです、評判の文春新書、井上智洋「人工知能と経済の未来」は10万部超えで、ナノテクノロジーの進歩で体の中に小型のロボットを入れて修復を続けて寿命を永遠に伸ばすとか、脳をスキャンして人工の体に移して死なないようにするとか面白い話がたくさん載ってます。また人工知能で将来われわれの仕事はなくなり、失業者がたくさん出るおそれがあるが、ベイシックインカムということで例えば月に7万ずつと全国民に配れば需要を作り出せて、解決できると主張していてなるほどなあと思いました。まあ何もしないでもベイシックインカムがあれば時間も自由に使えて人生観もかわるでしょうね。

うちの親は工務店を経営してましたがバブルの時に普段は手掛けたことのない5階建てのビルの注文が入り人間関係から引き受けてしまい後で支払いもしないどぇ注文主が逃げてしまいえらいことになりました。


2017-09-21 00:07:00

昨日は中央区のお客様のご依頼で「神武天皇はたしかに存在した」などの単行本をお譲り頂きました。牧村史陽の「大阪ことば辞典」に枚方はもとしらかたで神武天皇ゆかりの地名だという話があり、地域文化誌「まんだ」には神武天皇の兄で討ち死にした五瀬命の墓だという古墳の話が出ていて、その管理をしている老人の話も出ていて不思議なことです。

まあ確かに会社でも創業者は大したものでカリスマ性を備えている場合もあるんですが、2代目、3代目となるとどんどんバカになるのは常で、そう大したこともないものをありがたがるのは不思議なことです。 

このところ重たい本の持ちすぎで右足の甲が痛くて弱っています。安静にしていたら痛くないのですが歩いたり、階段では痛みが出ます。近所の整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらうと「骨折とかはない、筋を痛めたのではないか」、痛み止めをもらいました。痛みではないですが内田百間の「王様の背中」は本当に背中が猛烈にかいなってくるとんでもない小説です。岩野泡鳴の「ぼんち」も痛いですね、こちらは頭がわれそうです。

 


2017-09-20 00:23:00

また昨日は暑くなりました、例によって倉庫の整理をしました。開高健の全作品集が出てきてその中の「青い月曜日」はお気に入りの作品で大阪城の横を走る城東線の操車場に開高らが勤労奉仕にいくのだが、当然ながらヤンキーの戦闘機の機銃掃射をうけるのですが、普通は必死に逃げると思うんですが、開高のやる気のなさが文章からひしひしと伝わってきて素晴らしい。

まあ毎日毎日狙われてたら、ええ加減にしとけよ、でもゆうだけ無駄で虚無的になるのも仕方ないですね。開高健は高校は府立の天王寺なので、1977年あたりに先輩の講演会だということで高校まで出向いて自伝

新潮文庫の「アメリカンスクール」に載っている「汽車の中」も思い出しただけで、ゾッとする作品でとにかくものすごく混んでるんです、しかもみんな荷物いっぱい持ってて、身動きもままならない、下りるに下りられないそのバカバカしさがこれでもかととつたわってきます。


2017-09-19 01:24:00

昨日は北区のお客様のもとに伺い、芦辺拓の本などをお譲り頂きました。その中に「殺人喜劇のモダンシティ」があって相変わらず面白いなあと読んでいます。ミステリーとしてはそもそも破綻していて、出来はよろしくありません。だいたい殺人の動機があぜんとさせられます。江波の騎馬民族説を実証する証拠が大陸の古墳から見つかりそれを隠蔽するということなんですから、素晴らしい❗️  

大藪春彦の「餓狼の弾痕」はトンデモ本としてよく紹介されてます。こっちは殺人の動機は金持ちは許せんなんですけど、これはまあわかるかな。でも殺人鬼が金持ちの家に侵入したら必ずそいつはメイドとか愛人といたしているとか、ややこしい銃のうんちくがえんえんと語られるとかバカバカしい作品でした。

 


2017-09-18 10:41:00

台風も過ぎいい天気です。暴風警報がえらいはようから出てましたが、全然風もなくバカバカしい限り。その程度の予測しかできないのが嘆かわしい。北川央の「豊臣秀頼と大坂の陣」に昭和の再建天守閣の最上階だけが黒塗りで、その参考にしたという例の黒田屏風は上から下まで黒ずくめなのにどうしたことだろうと思っていたが、数年前にヨーロッパの古城から見つかった大坂図屏風は最上階だけが黒塗りだったんですとあります。不思議ですねー。偶然なのか、何らかの情報を入手していたのか。

西宮市の大谷記念美術館が2008年にやった「関西のグラフィックデザイン展」の図録を入手しましたが、非常に洗練されていて、おしゃれで見ていて飽きないポスターや雑誌の表紙がこれでもかと続くんですか、どうなんですかね、これはかなり浮いていたんじゃないかと思いました。だいたい大阪は街中の宣伝文句は「めし❗️」とか「しる❗️」とか「だんご汁❗️」とか天王寺動物園のトラの檻などは「かむ❗️」てな感じで直截というか、身もふたもないというか、そのままが多いわけです。ああいうポスターの類はしっくりこないし、どこかのモノマネ風な感じがします。