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古本屋日誌
2017-10-06 21:44:00
最新の「大阪春秋」をこうてきて、読んでいると大塩平八郎の檄文が載っていて要するに大坂の金持ちどもは大名に貸し付けた金の利子で贅沢三昧な暮らしをしているのに、飢餓に瀕している貧乏人を助けようともせず、日々堂島の相場ばかりに血道を上げている。これは許されないからまず役人どもを打ち取りその後で大坂の金持ちどもを殺してやるという内容でした。「誅戮」という言葉を使っていてまあバツを下して殺害するというわけですね。
今なら金持ちは本人が努力したわけだから(もちろんそんなことはなく親の七光りや、目先が器用なだけなんですが)贅沢三昧でもなんでもありですが、江戸時代は儒教があるので、下の者を大切にしてやらないといけないとなるわけですね。上に立つ侍も大変ですね。
しかし不思議なのがこのタイトルの本は講談社からも出ていてオレンジのカバーのやつなんですがこれはそういうたわ言は載ってません。その前に出たシェル出版のやつかなと確かめてみましたがありません。ということは横溝正史の角川文庫の白い背みたいなもんかなと考えましたが、どうなんでしょうか?