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古本屋日誌

2024-10-17 11:04:00

今日から南森町の天満宮で古本市。

 

朝から早速行ってみた。

 

去年に比べると少し規模が縮小している感じはする。

 

豊能障害者労働センターは去年から参加していないし、去年は出ていた光国屋がやキトラ文庫は不参加だ。もちろん一方で新しく参加している古本屋もあるけどね。

 

 

名張の『古書 からすうり』は3冊400円で文庫や新書を売っているほか、鉄道本、興味深い文庫本、SF本がたくさんあった。

 

 

名古屋から来ている『南部堂』は個人の珍しい日記やアルバム、いろんな紙もの、たくさんの新書や文庫、漫画を並べていて目を引く。

 

 

大正時代の日記があって、中を見たのだが、草書体の達筆で到底判読出来ないのが残念だ。

 

新書は200円、文庫は300円均一だ。

 

実はこの古本屋は去年も出店していて、軍隊日記という1931年の大阪で書かれた個人の日記をこうて、それも草書体なので、スマホで解読できるアプリをダウンロードして試してみたが、ほとんど読めなかった。

 

 

やはり日記の文は自分しか読まないから癖の強い字になってしまうのだろう。

 

 

『寸心堂』はたくさんの文学書のほか、小さな袋に文庫を詰め放題(4〜5冊入る)で500円をやっていた。

 

 

『杉本梁江堂』は単行本の均一セールをしていたし、『小町書店』はいつ

も通りの全点1冊300円、5冊で800円を開催している。

 

 

『厚生書店』も文庫本のセールをしているのだが、やはり驚くのは100円均一コーナーだ。

 

新書コーナー、文庫コーナー、単行本コーナーは10メートルくらいある平台が三台。単行本の平台には箱入り、上製本の『マルクス、エンゲルス全集』が20冊以上並んでいる。

 

大阪の古本市はなんといっても安いことが客へのアピールとなるわけだ。

 

それでも、以前は並びきれない本が、お堂の軒下にところせましと積み上げられて壮観だったのだが、去年、今年と在庫は井戸ばたにブルーシートで覆い隠せるくらいしか積んでない。

 

 

 

 

 


2024-10-16 09:19:00

今日は天王寺さんの古本市の最終日で、昼から見に行ってみた。売れ残った本を安く売っているかもしれないからだ。

 

雨の予報もあったが、曇り空で時々晴れ間も見られた。

 

100円均一コーナーは恒例の500円で袋に詰め放題をやっていた。

 

小町書店も1000円で大きなレジ袋に詰め放題。文庫なら60冊くらい入るそうだ。

 

楽人館はこれまで10冊以上買うと半額セールをやっていたが、この日は冊数に関係なく半額。

 

瀬戸内アーカムハウスはこれまで300円均一だったのが、100円になっていた。この店では中核派の本多の著作が何冊か全て300円で出ていたが、今日見たら売れていた。代わりに同じく中核派の清水の本が100円で売っていた。

 

アーカムハウスには戦前の教科書、参考書、数学の手引書、徳川時代の『論語』などの和本、1960年代の三一新書なども並んでいて驚かされる。

 


2024-10-15 21:14:00

大阪で発行されていた雑誌はかなりたくさんあるのだが、その全貌はよくわからない。

 

 

市立中央図書館や府立図書館も雑誌の収集には消極的で、網羅的に集めていない。

 

 

その中で創元社が発行元になっている『詩のトポス 楽市』というのがあって、1997年の26号には寺島珠雄や三井葉子らの「ミナミ楽談」という対談が載っている。

 

 

この中で「大阪を代表する食べ物」の話があって、たこ焼き、おでん、鍋物となっている。

 

 

そこで、中田昌秀が「つまりごった煮。鍋は庶民の料理ですね、例えば船場汁みたいな。」と言う。

 

この発言に寺島は特に何も言ってないのに驚いた。

 

寺島は、権威におもねらない高潔漢で、阪大の宮本又次が大阪の料理は船場汁もそうだし、鱧の皮、半助など素材を余す所なく使うところに特徴があると言ったのに噛みついていた。

 

 

寺島がいうには庶民の食べ物はみんなおんなじようなもので、金がないから今あるものを、利用し尽くそうとするわけで、それは大阪であろうが、東京であろうがおんなじだ。

 

宮本は、大阪は安くて、しかも旨い食べ物があるというが、そんなわけはない。

 

ちゃんとそれなりに金を積めばいいものが食べられるだけの話で、宮本は当たり前のことがわかっておらず、ステラタイプにまみれた発言をしているに過ぎない。

 

 

こういう話を雑誌『大阪春秋』に書いていたのに、どうしてしまったのか。年齢故に丸くなったのか。

 

 

以前寺島は大阪の庶民の料理(


2024-10-14 15:41:00

四天王寺は聖徳太子以来の寺で、寺域も広大で、興味深いスポットがある。

 

 

まず極楽浄土の庭だ。

 

ここは昭和八年に作庭されたのだが、亀の池の北側に広がる池亭式庭園で、中央の池には蓮が見渡す限りに植えてあり、また、ほとりには明治の第五回内国博覧会のブルーの八角堂が立っていて、その周りをゆるゆると回遊できる。

 

 

つまり、極楽の雰囲気を味わえる。当然極楽のあまり風の余慶にあずかることもできて快適なのだ。

 

 

さらに1970年に、松下幸之助が寄付した茶室があって1000円(庭園の入場料込)でお茶、お菓子を楽しむこともできる。

 

庭園中程には徳川時代初期に建てられ、重要文化財となっている方丈がある他、入り口には、同じく徳川時代初期に建てられた五智光院(灌腸の儀式を行う)があって重要文化財の指定を受けている。

 

 

四天王寺の中央伽藍は昭和20年3月14日の空襲(国際法に違反した、アメリカの戦争犯罪である)によって灰燼に帰したが、極楽浄土の庭のエリアは無傷なのだ。

 

これはパワースポットとして極めて重要だと俺は思うのだけれど、なぜなのか訪れる人が少ないな。

 

今日、14日も昼から入園料300円を払って楽しんだが、俺以外に客は誰もいなかった。三連休でどこも賑わっているのに不思議だ。

 

 

さらに見逃せないのは猫の門の北側にある宝物館だ。(入館料は500円)

 

ここには4月22日の精霊会の舞楽で使う巨大なアイテムが展示してあるほか、阿弥陀さまほかの仏さまを間近に拝むことが出来て、ご利益も大きかろうと思えるスポットだ。今日、14日の昼過ぎに拝見したが、来館者は俺の他には2人だけだったな。

 


2024-10-13 15:44:00

連日秋晴れで、汗ばむくらいだが、天王寺さんで古本市が開催中だ。

 

 

楽しいので、連日出向いていろんな本を見ている。

 

 

3冊500円で売られている本の中に『折口信夫全集』(ハードカバー)『柳田國男全集』(ハードカバー)『レーニン全集』(大月書店)があるのはわかる。

 

 

折口は思いつきばかりで、論拠に実証性はないから、今日的な意義はないし、柳田の民俗学も今となっては風俗習慣は失われたので検証のしようもなく、歴史的産物だ。

 

レーニンの著作など学ぶべきことは何もない。

 

 

しかし郷土雑誌の『大阪春秋』が山と積んであるのは残念だなあ。面白い雑誌なのに、なんでみんな買わないんだろう。

 

 

100円均一コーナーは大人気で、中央公論社が出した全26巻のハードカバーの『日本の歴史』や『池田大作全集』、岩波書店が出した箱入りの『水滸伝』シリーズ、角川書店が出した『古語大辞典』なんかも並んでいる。