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古本屋日誌
昨日甲子園でのドラゴンズ戦は、7点リードされていたが、不思議なことに逆転勝ち。
それにしても先発した茨木とかいうピッチャーは酷い。2軍に落とされたようだが、練習を積んでまともなピッチングが出来るようになるまでは見たくない。
今日は9時過ぎに起きて、早速注文品の梱包、印刷作業、11時前に終わり、デニッシュ食パン、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
昨日晩からの雨、降ったりやんだり、その分気温は比較的まし。昨日の晩は風が吹いてこず、暑くてやむなく扇風機を使った。
昼前に郵便局にお願いに出向き、その足で北浜、堺筋線に乗り換えて淡路で準急、高槻市で特急に乗り換えて久しぶりに長岡天神。
ここで長らく店を構えていたヨドニカ文庫が25日の月曜日で閉店するそうで、現在全品半額セール中。
今日は雨だから、店先の露天に普通なら並んでいる段ボールや本棚は見れないだろうけど、せっかくなので行ってみることにしたのだ。
1時過ぎに到着、断続的に雨が降っているが、お客さんは多い。
予想通り店先に通常並んでいる段ボールは店の中に収納してあるのだが、木製の本棚は上半分くらい見ることができて、新潮文庫の『人生劇場』揃、岩波文庫の『玉葉和歌集』『新葉和歌集』などが見える。
店に入ると10坪くらいの広さで左右の壁面のほか三列、本棚が並んでいる。
ただ、雨降りで段ボールを左右の壁面の前に積んであるので、その辺りは見ることはできない。レジ前の本棚には、旺文社文庫の『人生劇場』が数冊、岩波文庫の『次郎物語』揃、講談社文芸文庫の『静かなノモンハン』なんかがある。
また、はいってすぐ左側、ドア横の壁にある本棚には中公文庫の『拝啓マッカーサー元帥様』、岩波現代文庫の山口昌男、中公文庫ビブロのサハロフの著作などがあった。
また左の壁際の1番上には諸橋の『大漢和辞典』揃が5000円くらいで置いてあって、これはまもなく売れた。
お話によればこの地で40年やっておられたとのことで、素晴らしい。今後は通販で販売は続けるとのことだからありがたい。
今日も9時過ぎに起きて、すぐ出荷の準備にかかって、11時くらいに完了。デニッシュ食パンとアメリカンチェリー、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。くつろいでから郵便局にお願いに出向く。
その足で萱島、枚方から特急に乗り換えて中書島。駅前から電動自転車を借って、川を二つ超えて、国道沿いにある来来亭、新堀川店で温玉ラーメン(990円)。
なんでも22日からの3日間抽選で食事代がタダになるキャンペーンをやると予告されている。当たる確率は5%だそうだから、まず当たらないな。
国道の手前にある川沿いには、よくポスターで取り上げられる酒造メーカーの赤い煉瓦造りの建物や煙突があるのだが、その周りはマンションやアパート、普通の工場がびっしり立ち並んでいて、なかなか興味深い景色だ。
プロの写真家はさすがに上手いこと、そういうややこしい雑味が映り込まないように工夫して撮影しているわけで、景色を楽しむなら現地に行かないほうがいいと思う。
さらに1号線沿いにある、ブックオフ 1号伏見店にひと月ぶりに来てみた。先日亡くなった佐藤愛子の『血脈』(全3巻、文春文庫、初版)なんかも並んでいる。
彼女は1969年に旦那の会社が潰れて大変なことになる話『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞したが、エッセイも上手い。
俺としては2017年に講談社文庫から新装版として刊行されたこの受賞作を手に入れたかったが、あいにく並んでいない。
しばらく眺めてからまた自転車で駅に戻り、丹波橋から近鉄に乗り換えて、小倉。ニンテンドーミュージアムに行くのであろう外人客がたくさん降りる。
この駅には近鉄ビスターカーの運転席部分が上下線ともに設置してあって、中に入って運転手気分に浸ることもできる。おりしも欧米人の若い夫婦が写真を取り合って楽しんでいる。
てくてく歩いてブックオフ 小倉店。ここでも佐藤愛子の作品は色々あって、講談社文庫の受賞作も置いてあった。帰りは丹波橋から準急、つまり各停を使う。のんびりしていいものだ。
今日も、昨日ほどではないがかなり暑い。朝9時くらいに起きて、すぐに夜中に来た注文の準備をしてから、アップルパイとドーナツ、コーヒーで朝ごはん。
昼前に郵便局に出向いてお願いする。
その足で北浜に行ってお客さんとお話。
俺より少し年嵩なんだが、文学書のコレクターで、大学を出てすぐ古本屋になろうと思ったそうだが、周りから止められて断念。
なんでも学生時代は国鉄の夜行(大垣で乗り換えて朝、有楽町に着く)で東京に出向いて、古本屋巡りをしてボストンバック2つに本を40キロくらい詰めて、また夜行で帰阪していたというからすごい。
電車に乗る前に吉野家で牛丼を2つこうて、1つはすぐに食べて食欲を満たし、もう一つは翌朝食べるのだそうだ。「冷えたやつも、朝ごはんにちょうどええんや」とのことで、これはあまり共感は出来なかった。
それにしても学生時代の思い出を、普通に語れるというのは幸せなことだと思う。40年とかそれ以上、本への情熱が冷めることなく今もあるわけだからな。
今日は月曜日で出荷。前の晩から注文品を揃えて積み上げ、ゆうメール扱いのものは、梱包、宛名書きも済ませてある。
朝起きて、顔を洗い、あとはクリックポストとレターパックを使うものの、梱包、印刷を行う。
昼前には完了して、えらい暑い中、郵便局に運び込んでお願いする。
嫁が連休なので一緒に天満橋に出て、京阪モールの7階のジュンク堂。
現在、東京の三菱一号館で開催中の新版画展の図録を買う。小林清親や川瀬巴水らの風景画がたくさん載っていて、目の保養この上なし。
横のサテンに入ってたまごサンドセット(1500円)なんかをオーダー。たまごサンドが4、人参、牛蒡のサラダ、アサリのグラタン、野菜サラダ、玉ねぎスープなどでお腹いっぱいになる。
今日は日曜日で、このところ仕事ばかりしているし、夕方からは明日の出荷の準備をしなければならないので、家でゆっくりしてもよいところだ。
しかし、昼から淀屋橋に出て、FIVE RUNでアップルパイをこうてから心斎橋に出て、ブックオフ 心斎橋店を覗いてみた。
先日亡くなったつげ義春の作品を見てみたかった。
つげのものは青林堂から出た箱に入った大判の作品集や双葉社から出た、口絵に幼い頃からの写真がいろいろ掲載してある『ゲンセンカン主人』くらいしか在庫がない。
つげは俺の学生時代に竹中直人主演で『無能の人』が公開されて「あれ、本当に無能なやつみたいやな」程度の感想しかなかった。
その後『ねじ式』ではシュールで不思議な作品だなと思い、続けて売れない漫画家の日常を描いた作品群を読んだ。
嫁に隠れてこっそりアパートを借りて、孤独の中で思索を続けようとするが、競馬場に勤める嫁は、そんな夫の思いは理解の埒外で下宿を突き止めてやってきて寝ようと企む。
大した才能があるわけではないが、大衆や庶民の感覚ではない男の話で、梶井基次郎みたいな感じだ。
さて、心斎橋店なんだが、15日に2割引きセールが行われた後で、お客さんも少なく、つげの作品も見当たらない。
岩波現代文庫、岩波文庫、河出文庫、角川ソフィア文庫、中公文庫、ちくま文庫などが200円くらいで買える棚があるのだが、やはり量的に河出文庫、中公文庫が非常に多い。
中公では古い版の『富士日記』が2冊置いてあるが、今は少し活字も大きくなったのが出ているから、いい本なんだけど手は伸びない。