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古本屋日誌

2026-05-16 22:18:00

今日は土曜なので、出荷もなくのんびりだ。しかしだんだん暑くなってきていて、先が思いやられる。

 

 

花輪和一の『みずほ草紙』が欲しくなって、北浜から堺筋線で恵比須町。

 

 

南出口から堺筋にエレベーターで上がるのだが、駅ビルの上の階はホテルになっているため、お客さんの出入りが激しくてなかなかやってこない。

 

 

数分待ってようやく乗れて、堺筋を北向きに数分、久しぶりにまんだらけ、グランドカオスに到着。

 

 

間口は二間くらいで狭いが、5階建てで、各フロアーにお宝がびっしり。一階はフィギュアがたくさん置いてあるから、彼が今の売れ筋なんだろう。

 

 

入ってすぐ右手にあるエスカレーターで、三階に上がる。土曜ということもあってお客さんはたくさんいて、外国人も多いな。

 

 

花輪和一の本は「鵺』『赤ヒ夜』『刑務所の中』『ニッポン昔話』なんかは並んでいたが、お目当てのはなし。

 

 

4階に上がって、岩波文庫、ちくま文庫、河出文庫、講談社学術文庫なんかが並んでいるコーナーを眺める。あまり珍しいのは置いてない。

 

その横には小説の単行本が集められていて、田中小実昌が多いが、彼の単行本は割りにどこでもよく見られる。

 

他には坪内祐三の『極私的東京名所案内』(300円)『シブい本』(1000円)『古くさいぞ私は』(400円)なども置いてある。

 

 

ショーケースを見ると、大正13年から15年にかけての『松竹座グラヒック』の合本(23冊)が25000円で出ている。

 

 

この雑誌は、昭和の初めごろまでずっと出ていて、毎号50ページくらい使い、映画の紹介や松竹歌劇団員のインタビュー記事などのほかに、大阪の百貨店や飲食店の広告もたくさん掲載してある。

 

松竹座は今月で閉鎖されて取り壊されるそうで、なんでもかんでも壊して、くだらないものを作るのが趣味の大阪らしいやり方だな。


2026-05-15 23:34:00

うちの家の一階の六畳間は本がびっしり床にも敷き詰めてあって、この10年くらいきちんと掃除がされていない。

 

 

本は出荷する際は丁寧に拭いて、きれいにしているのだが、床に掃除機をかけることはなかったので、昨日の晩、思い立って、敷き詰めてある本を上げて、床を露出させて、溜まっているホコリをかき出してきれいにした。

 

しかし、どうしても空気中にほこりが舞うことになってしまい、また喘息がぶり返して体調がよろしくない。

 

 

今日は10時から、谷町四丁目の古書会館で古本市があるので、ぜひ行きたいところなんだが、息苦しくて気力が湧かない。

 

 

とりあえず朝は8時過ぎには起きて、夜中に来た注文品を見つけて梱包し、宛名書きも済ませて出荷できる状態にはできた。

 

 

しかし外出できるほどには体調が良く回復しないので、処方された薬を呑み、湿布薬も施してから、やむなくゴロンと横になって静養。

 

 

昼過ぎにようやく回復して、まず郵便局に出向いてお願いしてから、天満橋、谷町線で谷町四丁目、てくてく歩いて古書会館には1時半ごろ到着。この時間は人もさほど多くはなく、ゆっくり本を見れる。

 

矢野書房には少し前に千葉美術館で行われた川瀬巴水展の図録が3000円で出ていた。川瀬の図録は『全木版画集』が5万くらいで出ていたが、今は品切れでなかなかお目にかかれない。

 


2026-05-14 16:27:00

今日も9時過ぎに起きて、食パンとコーヒーで朝ごはん。洗濯をする。しっかり出荷をしてから、久しぶりに天牛の天神橋店に出向いた。

 

 

ここのホームページにはまいにち魅力的な新着本が載っているのだが、岩波文庫の『近世風俗志』全5巻揃が8000円だ出ている。

 

 

少し前なら5000円くらいだったが、このところ値上がりしている。5月連休の京都2箇所、天王寺さんの古本市でも1冊も見ることはなかった。

 

 

店に入って、レジのすぐ奥にあるマンガコーナーには『サザエさん事典』が450円だ出ている。

 

 

そのすぐ隣の大阪本コーナーには復刻の『近代大阪』。この本は祥和7年に出て、だいぶ後で復刻されたがこのところ安くしてもなかなか売れない状態で、3500円くらいが相場なのではなかろうか。

 

 

大型の画集コーナーには橋本治のサイン入りのが2冊、『世界の墓場』という全世界の墓地をへ巡った写真集。

 

目の保養を楽しんでから、天神橋筋商店街をぶらぶら歩いて西日本書店。ここの入ってすぐ左側には大阪本コーナーがあって、街歩きガイド、グルメ本なんかが並んでいる。

 

店内には北斎コーナーもあって、新しく出た画集、ポストカード集なんかが置いてある。

堺筋線で堺筋本町、槇尾古書店を覗く。


2026-05-13 18:36:00

今日も9時くらいに起きて、食パンとコーヒーで朝ごはん。金曜日に六甲道のケルンというパン屋で一斤こうたのだが、そろそろ食べ切ってしまわないとカビが生えてしまうだろう。

 

 

出荷してから、京橋、大阪を経てまたしても三ノ宮。ブックオフ センター街店をひやかしてから、さんちかをぶらぶらして、地下鉄湾岸線で駒ヶ林。

 

 

久しぶりにブックオフ アグロガーデン神戸駒ヶ林店。長田から西明石あたりは広大な住宅街が広がっていて、それなりに好事家もおられて、ブックオフにも見るべき本がある。

 

 

漫画では老人をテーマにした、ロカの『皺』もあるし、大友克洋の刊行中の全集が並んでいる。岩波文庫では『日本幽囚記』全3巻揃、岩波ジュニア新書の『ヨーロッパ思想入門』『フランス革命』などもある。

 

 

このところ花輪和一の作品が高値を付けている。とりわけ小学館から出た『みずほ草紙』全4巻はなかなか手に入らない。

 

 

話は日本昔話や伝承を踏まえたもので、姨捨山なども取り上げている。

 

 

山にアルツハイマー型になった爺さんを捨てに行くが、戻ってきてしまう。しかし、豪雨の晩自ら橋から転落して落ちていってしまう。変な話だが、花輪の画力は大変なもので、落ちる瞬間の老人の表情や目の動きなど見事なものだ。


2026-05-12 12:20:00

今日は9時くらいに起きて、まず夜の間に入った注文のこしらえを済ませてから、食パンとコーヒーで朝ごはん。

 

 

郵便局にお願いに行ったその足で、昼過ぎに萱島、京橋、大阪と乗り継いで新快速で三ノ宮。例によって高架下の眠々、五目焼き飯と餃子のセットを食べた。(970円)ここのチャーハンはバラバラ系ではないが美味い。

 

 

ブックオフ センター街店を覗いてから、元町商店街をぶらぶら。古書倶楽部に出向く。

 

 

このところ、平台に積み上げられていた本が整理されて見やすくなっているし、いくつかの古本屋が新しく参加したこともあって面白そうな本もある。

 

 

テレビで細木数子のドラマをやっている影響で『女の履歴書』が高騰している。以前は500円くらいだったが、今はそもそも本が見当たらない。重版をかけたら儲かりそうなのに何故かそうしないのは不思議だな。

 


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