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古本屋日誌

2024-06-19 12:30:00

世間にはたくさんのバカがいる。

 

通販では実に横柄な客が少なくない。

 

だいぶ前のことだが、秋田から本の注文が来て、それはかなり古い中公新書なんだが、初版だし、ビニールカバーもきれいで帯もついているなかなか珍しい本で、買える人は幸せだと思う。

 

 

ゆうメールで、水曜日に発送したんだが、日曜日にメールが来て「現在日曜日の午後5時35分、まだ着かない。追跡番号を入れようとしても該当しない。本当に出しているのか不信がつのる」のだそうだ。

 

 

たかだか800円くらい負担したぐらいで高飛車に出る非常識さには呆れ果てる。

 

ゆうメールは土日に配達はないことくらい調べたらわかるのに、それもしない。

 

そもそも客だから、偉そうにしていいわけがない。

 

 

うちは、もともとこういう非常識な連中はブラックリストに入れて全て切り捨てている。世間一般も当然そうあるべきだと思う。

 

以前天神橋筋近くの天満市場は、万引きをした連中の顔写真を撮影して入り口に張り出して「出入り禁止」としていた。(そういう店は他にもあったよな)その面々を眺めるとほとんど年寄りで、哀れをもよおしたものだ。


2024-06-18 11:51:00

バーコード決済、カード決済などの現銀を使わないやりとりは便利だ。

 

 

お釣りのやりとりなど時間の無駄だし、小銭で財布が膨らんで見苦しい。

 

 

うちはPayPayやカードをつこているのだが、大阪では自分が貧乏人だというのを「もう万歳してますわ」とか、「すかんぴんですねん」とか「ぺいぺいですわ」と言っていた。

 

もちろんアクセントは違うのだが、発音はPayPayと同じだから、俺は初めはあれを店の人に言うのが嫌だったな。

 

 

その上で決済が完了したら、ご丁寧にスマホから「ぺいぺい」という電子音が流れるのはもっと嫌で、設定から音量をギリギリまで絞ってほぼ聞こえなくしておいた。

 

 

ところがそうなると、店の人は「今鳴りました❓」と必ず聞いてくる。

 

 

「いや、ぺいぺいてあれやん、貧乏タレゆうことやんか、なんか気になるさかい聞こえんようにしとるねん」と言い訳するのだ。(東京の人たちはどうなんだろうかな❓)

 

 

これがいつものことだからめんどくさい。

 

 

さらに腹立たしいのが、同じ店で買い物をして、先週おんなじやり取りをした店員がまた「今鳴りましたか❓聞こえやしまへんねんけど」と聞いてくることなのだ。

 

 

「こないだゆうたやん、あんた耳めげてるんちゃうか❓」とも言われへんのでまたゾロおんなじ話をするわけだよ。


2024-06-17 00:57:00

山田稔は90を超えた今も元気で、毎年編集工房ノアから新刊を出している。

 

 

以前『幸福へのパスポート』と題した本を読んだのだが、その中にフランス人がレジスタンスの中で、ナチスに殺された20万人を弔うために、ノートルダム大聖堂そばの地下に施設を設けて、その壁にはナチスを呪う言葉が刻み込まれていることを書いている。

 

ナチスドイツは、抵抗するフランス人を連行して、即座に射殺したり、強制収容所送りにして殺したりしていたのだ。


2024-06-16 17:58:00

先日、矢野隆二の『今東光全年譜』が出た。

 

 

1000ページを超える大部で、箱入り上製本だ。値段も20000くらいしていて、限定500部ということだ。

 

 

今東光の著作は人気があって、今も直木賞の『お吟さま」とか勝新太郎と田宮二郎の『悪名』だとかはとりわけ探しているひとが多い。

 

 

昭和22年に谷崎潤一郎が序文を書き、表紙は鳥海青児という『稚児』が出て、こちらは一度復刻されたことはあるが、なかなか見つからない。

 

 

先日ようやく、手に入れて一読したが、お寺で長年行われていた男色をテーマにした作品で、初めて稚児にあれをする際は、様々な儀礼が先立って行われるとのことで、あれこれ事細かく記されていた。

 

ただいよいよ、いとけない子どもを犯す場面はたくさん伏せ字が施されていて、よくわからない。

 

 

刊行されたのが昭和22年なので、検閲での発禁を恐れたのかなあ。わからないな。

 

 

この作品は今東光の著作集にも入っているんだけど、それも未見。


2024-06-15 20:24:00

昨日も書いた『原爆裁判』の本だが、一読してみたところ、そもそも裁判の話がほとんどない。

 

 

巻末に判決文が引用してあって、ページを稼いでる感じで、裁判において三淵が何を考えていたかや、4年にも及んだ裁判での訴訟指揮なんかについてはまったく書いてない。

 

 

前半はアメリカの原爆開発の歴史の話やオッペンハイマーが広島、長崎の残留放射能を否定していたとかいう話で、三淵とは関係ない。

 

 

だからちょっとタイトルに偽りがあるし、どうかと思う出来なんだが、三淵が原爆の国際法での是非を問う裁判に関わっていたことは、この本で初めて分かったから、その点は評価できる。

 

 

それにこの本でわかったこともある。

 

 

大日本帝国は原爆投下直後に、アメリカに対して、国際法に違反する行為だと抗議を行っていること、また東京裁判においても、原爆投下はナチスのユダヤ人虐殺に匹敵する蛮行であるとの指摘があったことなどだ。

 

 

結局アメリカ人はわが国に対して強烈な人種差別意識を持っていて、ああいう下等な連中なんか皆殺しにしても問題ないと考えていたわけだ。

 

そんなことくらい、とっくの昔にわかっていたことかもしれない。何せいまだにアメリカ人は黒人への差別がやまないわけだから。

 

 

確かに強烈な差別意識は戦闘意欲を掻き立てるだろう。何せなんの躊躇もなく人殺しができるわけだからな。原爆も投下できるし、都市への無差別爆撃も躊躇なくできるのだ。

 

差別を徹底することで、アメリカは大東亜戦争に勝ったということになる。

 

 

でも俺は別にアメリカに反感を持っているわけではない。アメリカ様には常々お世話になっているからな。

 


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