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古本屋日誌
昨日NHKで2.26事件の海軍の新資料が見つかったということで、特集が組まれていた。海軍は事件の1週間も前に皇道派がことを起こそうとしていることをつかんであり、それも狙われているのが岡田首相、高橋蔵相などであることや首謀者の名前もつかんでいた。また事件直後に天皇が海軍の動向を気にしていて「海軍が維新につくことはないのか?」と問いただして「それはない」との返事をえていた。
維新のほうも陸軍大臣に会い大臣の口から維新への支持を取り付けていた。
まあこの辺りが新しいところでした。末松太平の「私の昭和史」で書いてある話の詳細が知りたかったけどな。
つまり今の天皇を退けて、代わりに弘前の連隊にいた秩父宮をいただく計画のことです。しかし番組では具体的には触れていなかった。秩父宮は事件直後、夜汽車で弘前から東京に向かっていて本人もやる気十分だったようだが電車の中で平泉澄に長時間にわたって翻意をうながされたために、クーデターに加担することを思いとどまったというやつなんですが、まあ昭和天皇としても退位を迫られて幽閉される危機感は相当あっただろうと思われる。昭和天皇は世界恐慌の煽りで娘の身売りなどが続発する中「農家には農家なりの楽しみもあるだろう」などと発言して皇道派の怒りを買っていたこともあった。
今日は九州に台風が来るということで、山陽新幹線は終日運休、神戸の大丸とそごうも臨時閉店、古本屋では下鴨の古本まつりや天牛書店が臨時休業と、大したこともないのにバタバタとよくわからない。
昨日から阪神百貨店の8階で「古本と中古レコードのフェス」が開催。以前より大きくなった売り場に80,000点を超えるレコードやCD、たくさんの古本を集めている。他にもドリップコーヒーを入れてくれてマフィンと一緒に食べられるサテンやブックカバーのお店などもある。
わしも初めてのことだが14日の開店に合わせて行ってみた。というのも以前大丸で古本市があった時に、開店と同時にエレベーターで8階に上がろうとしたのだが、当然ながら他の階に用事があるからお客さんもエレベーターに乗っていて、エレベーターガールズが「何階に行かれますか?」と尋ねたらえらい一斉に声を揃えて勝つ8階、8階、8階‼️‼️」と絶叫していたのが面白かった。今回もそうなるかな❓と思うわけだ。
地下一階、地上一階、二階と三ヶ所出入り口があるのだが、どう考えても一階や二階は暑すぎる。地下一階から入ることにし、エスカレーターの右手にあるエレベーターに行ってみたら向かって左端のエレベーターは7、8階にしか停まらないもので、スムーズにあっさり7階は停まらず8階に直行したので、拍子抜けした。
暑い〜〜〜〜
台風は九州の方なので雨も全然降らないしひたすら暑いだけ。
古本まつりの値付けは面白いんです。基本的にはお祭りなので安くするわけです、お客さんもアマゾンや日本の古本屋とかヤフオクなどの値段は知っているので、その値段で出してもわざわざ古本市にまで足を運んでいるのだから、そこで買うのは合理的でないとの判断も働こうものだ。
だから余裕のある店は全国的な相場より安く設定して出すこともあるし、でもまあコンディションもいいし、帯も付いているし、人気もある本だから相場で出しても売れるかもとそのまま出すこともある。
例えば大友克洋の「童夢」は人気のある漫画で相場は普通のコンディションで2000円くらいで、1刷のきれいな帯付きなら4000円くらいです。
古本まつりでこの漫画の帯付きの1刷のきれいなやつを相場の4000円で並べておくとなかなか売れない。もっと安くして1500円とか1000円とか500円とかで少しコンディションの悪いのを出しておくとこっちは売れていく。
古本まつりのお客さんでいつも不思議に思うのはどこにでも転がっている有名タイトルの本をごっそりこうていかれる人が少なくないことだ。
漱石の坊ちゃんや明暗の文庫本、高村薫の「マークスの山」「冷血」のハードカバー、「美味しんぼ」、田辺聖子の文庫本多数などを買う。確かに新刊で買うよりは安いけど、文庫本でも一冊150円くらいはしているわけだし、ハードカバーは人気もなくて通販ではなかなか売れない、それなのに古本まつりではかなり売れてしまう。
今日も暑い〜〜
先日NHKスペシャルで大東亜戦争中のガダルカナルの戦いの特集があった。旭川の陸軍最精鋭部隊の一木支隊が全滅したことに関し一木大佐に責任を負わせる風潮があったことを批判する内容だった。
陸軍と海軍の共同作戦をうたっていたのに、海軍は敵の戦艦や重巡ばかりを狙って沈め、肝心の輸送船団は見過ごしていたことや、無線の中継をすることになっていた潜水艦が持ち場を離れたことや、一木支隊が苦境に陥っているのに海軍の航空隊の援護が遅れたことなどが取り上げられていて、もっともだと思える内容だった。
陸軍はヘンダーソン飛行場にいる米軍の兵力を2000くらいと見誤っていて、実は1万以上いたわけだから一木支隊は900人で10倍を超える敵に対したことになる。なんでも一木支隊は斥候部隊を出したが米軍は周到にトラップを仕掛けていて全滅してしまい、飛行場に攻撃して良いかどうか上に盛んに問い合わせようとしていたそうだ。
しかし満州事変以降陸軍は現場主義で上がいくら止めても勝手に軍事行動を進めていたから、ガダルカナルでも現場でいけると読んで突撃したものかと思っていたけどな。だいたいラバウルに問い合わせたところでろくな情報も持っていないわけだし意味があるとは現場は思わなかっただろう。
番組ではガダルカナル島現地にドローンを飛ばして細かい地形まで復元して日米両軍部隊の配置を書き入れて実際の戦闘を復元していた。なんでも米軍の飛行場は少し高いところにあっておまけに日本軍側には川が流れていた。日本軍は気づかれていないとおもって夜襲を仕掛けたが、照明弾で照らされて陣地から砲撃されたという。まあどうなのかな、ジャングルだし、真夜中だし照明弾で照らされてといってもなかなか敵を見極めるのは難しいわけだから撤退するのは容易だったようにも思うけどね。満州事変の時も現地の部隊はシナの部隊に比べて兵員数で圧倒的な不利にあったが、気合いで勝ってしまったから米軍もおんなじようなもんだとおもったのかなあ。
それにしても陸軍は上海事変ですでに本格的に武装した蒋介石の部隊とぶつかり大損害を出しているのに、過去に学ぶということはないのだろうか。
今日も暑い〜〜〜〜
京都駅の伊勢丹の駅美術館で開催中の岩合光昭の「こねこ展」を見にいきました。京阪電車の七条駅から100円で京都駅まで送ってくれる白いバスが4月から🚌運行開始で、帰りも同じ金額でノンストップで、非常に便利だ。これまでは丹波橋でいちいち近鉄に乗り換えてかなり金を払っていたわけだからありがたい。
百貨店併設の美術館の常としてスペースが取れないため、展示パネルには柵も何もなく、、うねる廊下を歩くようなもので、遠目から見る余地もないため、必然的にパネルには最接近してしまう。以前阪神百貨店で水木しげるの原画展が開催された時に比べて、人の数は10分の一くらいで列にはなったがゆっくり見られた。
岩合は日本の猫には国土の湿度が高いため、ねっとりした感じがあるという。
エジプトで撮った写真は白くてかわいらしいラクダの小さな布製の置物が店先に並んでいるところに後ろからちょうどラクダと同じような感じでキジ猫が写り込んでいて、何時間くらいねばってシャッターチャンスを待ったんだろうと感心した。