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古本屋日誌

2019-08-21 19:13:00

今日はなぜか打って変わってえらい日差しでした。陰っていたら凌ぎやすいが、少し日が出ると困ったことになる。

最新号の「週刊文春」の「新家の履歴書」は呉智英で今は名古屋の実家を売って市内に100坪の新築に住んでいるという。まああれですな、呉先生はああ見えてしっかり屋さんで、昔から年金も普通の国民年金に加えてペンクラブのそれにも加入して老後に備えていた。

それにしても彼はまだ独身で、そのことについて記事の中で「ずっと男子校だったから女と話す機会がなかった。たまに話しても全く噛み合わない、お袋と話ても女は信用できないな」と語っている。

まあようわからんなあ。話が噛み合わないとかいうけど、そんなもん人によりけりでしょう。母親なんかわけわからんことばかり言うのは当たり前ですよ。やはり女嫌いなのかもしれないな。

以前「SPA」で小林よしのりが「インテリはインテリらしくしっかりしてくれ」と言うことで呉智英が女を連れて現れた話を描いていた。若い子でなかなか魅力的な女だったので、小林が「えーそれて誰なん⁉️」て聞いたら「この子は秘書だ」と呉智英が言うのでびっくりしたと言うのだ。「呉は生涯インテリらしくつつましく暮らして、野垂れ死ぬものだと思っていたのに〜〜〜〜」と言うことなんだが、その女とはどうなったんだろうか。


2019-08-20 18:27:00

台風が通過してからまた猛暑になるとか天気予報は言っていたが、全くのデタラメで昨日は相当な雨で気温も下がり二階で寝なくてもよくなった。雄猫はそれでも午前4時くらい、つまりまだ暗いのに起き出して「外へ出さんかいな〜〜」とニャーニャ言い出すので往生しました。そのままにしておくとトイレに行って砂をかき出し、爪研ぎいたでバリバリやってさーてもっぺん行くか〜〜てな具合でまたニャーニャ言い出します。

明るくなるのを待って5時過ぎには外に出ていただきました。

このところ60才定年が65に伸びたのだが、雇用延長の際は給料かかなり引き下げられる。正社員はまあ違う部署に異動となり、業務内容も変わるということで一定の合理性はあるかもしれないが、それでも全然仕事が変わらないケースも多い。

学校の先生なんか業務内容も授業だったら、定年前もそのあとも何も変わらないように思えるが、それでも大きくペイは減るようだ。

なんか腑に落ちないのだが世間の皆さんはそれでもいいのだろうかね。


2019-08-19 17:41:00

今日は天気予報通り昼から雨になりしかも適当な意味のない、湿度を増やすだけのものではない地雨で気温も下がりありがたいことだ。

雄猫のハゲがなかなか治らない。この3週間ばかり朝早くからの仕事で私も嫁も家を空けることが多くて、外に十分出してやらないでいた。ある時など7時には出かけなくてはならず、外に出たら雄猫も一緒に出てすぐに中に入れられることを察知して素早く隣の家との間の狭い隙間に入り込んで大急ぎで走り出した。仕方がないので隙間に入り、捕まえようとしたらそうはさせじとすり抜けようとするから、こちらもムキになってガシッと背中を上から抑えたら、それでも強引に逃げようとしていた。

あのあたりがかなりトラウマになって神経質になっているのかもしれない。またこのところの暑さで二人とも一階でエアコンをつけて寝ているのだが、それまでは二匹の猫は一階でおとなしく寝ていたから、急にわれわれが自分たちのテリトリーに侵入してきたとナーバスになっているのかもしれない。メス猫の方は割となんともないがオスの方がデリケートなのかもしれない。


2019-08-18 13:11:00

NHKスペシャルで「初公開、秘録拝謁記」というのをやっていた。
昭和天皇は宮内庁長官に「軍部はとんでもないことばかりする。あの下剋上はとんでもない」としきりに嘆いている。
しかし下剋上は明治維新からそうだろう。孝明天皇は幕府よりだったから邪魔になり毒殺されたとのことだし、薩長の連中が天皇を「玉」と呼んでなんらの敬意も払っていなかったことは有名だ。2.26事件では弘前の連隊から秩父宮を夜行で呼び、昭和天皇の代わりにいただくクーデタまで準備されていた。
昭和天皇自身も感じていたように戦争に反対したとしても、取り除かれてしまっただろう。
だいたい戦争なんだから現地の優秀な指揮官の判断が優先されるのは当たり前だろう。東京にいる連中なんか状況も何もわかっていないわけだからバカにされるのは当たり前だろう。
もっとも重大なのは人命尊重の風潮や民主主義の浸透だ。満州事変以来陸軍はたくさんの兵隊の命を失ってきて、「うまくいきませんでした」では大衆が納得しなくなっていた。大坂夏の陣なんか、どう考えても命知らずのツワモノが手ぐすね引いて待ち構えているところに突撃させるわけですよ、でも前田家からも藤堂家からも伊達家からも不満や造反はありませんでしたよ。家康様の下知は絶対ですからね、死ねと言われたら死ぬわけです。
ところが昭和の大衆はそうではない、死ぬ意味が欲しくなっている。
天皇機関説への批判も「天皇が君主制の1機関であって、その程度の存在なら、命を差し出すのには抵抗がある」というもっともな理由から巻き起こったわけだ。

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2019-08-17 07:32:00

昨日の晩NHKで1953年に制作された「ひろしま」が放映、原爆を真正面から描いた作品で素晴らしい。

劇場公開はアメリカの横槍で果たせなかったもので、近年その価値が認識され各地で上映会が行われている。日本の戦争映画はことごとくくだらないものばかりで、見るに値しない。そもそもリアルでない上に現代人の価値観で物事を単純化裁断するから、薄っぺらなものしかできない。

ところがこの作品は原爆の真実に迫ろうという真摯な姿勢が感じられ、山田五十鈴扮する女学校の教師が被爆した生徒とともに左へ右へとよろめきながら階段を降りて太田川に入るシーンや、川の中で皆が固まって手を繋ぎあい、流れに翻弄されながらも君が代を歌いながら、それでも力尽きて一人また一人と流されていってしまうシーンは印象深い。

親戚のところに疎開していて難をのがれた幼い兄弟が、ひろしまに親を探しにやってきたが、母親は自宅の下敷きになった上に炎に焼かれ、長兄も避難所で力尽きて死んでしまい、ようやく探し当てた父親も死の淵にあった。兄はためらってはいたが死相があらわれてうつぶしている父親に「父ちゃん‼️」と呼びかけることができたが、もっと幼い妹は「こんなの父ちゃん違う‼️‼️」と叫んで突っ立ったまま近寄りもしない。看護婦が「そりゃ人相は変わってるけど、あんたのお父さんなんやから」となだめても信じようともせず、そのまま行方不明になってしまう。

冒頭には、新型爆弾のモルモットにひろしま市民をして20万人を殺したアメリカの蛮行を批判するシーンがある。そこではドイツはガス室で人を殺したがアメリカはそれをはるかに超える全市民の抹殺を実行したと激しい批判をくわえている。

まことにアメリカの行為はその通りであってだからGHQも我慢ならず劇場公開を許さなかったのだろう。


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