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古本屋日誌

2019-08-16 09:02:00

昨日NHKで2.26事件の海軍の新資料が見つかったということで、特集が組まれていた。海軍は事件の1週間も前に皇道派がことを起こそうとしていることをつかんであり、それも狙われているのが岡田首相、高橋蔵相などであることや首謀者の名前もつかんでいた。また事件直後に天皇が海軍の動向を気にしていて「海軍が維新につくことはないのか?」と問いただして「それはない」との返事をえていた。

維新のほうも陸軍大臣に会い大臣の口から維新への支持を取り付けていた。

まあこの辺りが新しいところでした。末松太平の「私の昭和史」で書いてある話の詳細が知りたかったけどな。

つまり今の天皇を退けて、代わりに弘前の連隊にいた秩父宮をいただく計画のことです。しかし番組では具体的には触れていなかった。秩父宮は事件直後、夜汽車で弘前から東京に向かっていて本人もやる気十分だったようだが電車の中で平泉澄に長時間にわたって翻意をうながされたために、クーデターに加担することを思いとどまったというやつなんですが、まあ昭和天皇としても退位を迫られて幽閉される危機感は相当あっただろうと思われる。昭和天皇は世界恐慌の煽りで娘の身売りなどが続発する中「農家には農家なりの楽しみもあるだろう」などと発言して皇道派の怒りを買っていたこともあった。