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古本屋日誌

2018-10-05 00:20:00

今日は曇り空で雨は降らないようです。

タイガースは最下位となり面白ないことこの上なし。榎田がライオンズに移籍してまあそれなりに活躍しているところを見ると、前にもカープの新井や18奪三振を記録した野田のこともあったが、いくらタイガースの選手といえど、それなりの才能のかけらはあるはずで、それが開花しないのは指導者がバカだからではないのか。

ただ去年ホームランを20本打った中谷にだけは腹がたつ。「今年は去年以上に活躍できるか不安でたまらなかった」そうだ。たかが20本打ったくらいでプレッシャーになるようなバカはプロ失格だろう。

昨日紹介した井東憲の「重役病患者」には中央公会堂を寄付した仕手屋岩本栄之助の話も出ていて、大戦中に売りを浴びせかけて大儲けしようとしたが、株は高騰して支えきれなくなったというのは誰もが知るところなんだが、岩本と並んで徹底して売りまくっていたのがいた話しは初めて読んだ。そいつは当然えらいことになったが弟からカネを引き出して何とか例の講和の日まで生き延びて、暴落したのを利用して大儲けしたわけだ。

もちろんその人物の名は巻末にある索引に記してあります。


2018-10-04 12:53:00

今朝はそぼ降る雨でふらみ降らずみ、秋めいてきました。

昭和10年発売の井東憲の「重役病患者」を入手しました。関西編と関東編に分かれて当時の大会社の経営者や重役達が金儲けに奔走する姿を皮肉交じりに、つまり金のことばかり追い求めていてバカ丸出しやなあというタッチの冷めた筆使いでしかも興味津々で描いた楽しい小説です。登場人物は一応仮名にはなっていますが、巻末に索引が付いていて実はこの人のことですと実名が書いてあります。今ならプライバシーだの名誉毀損だなとなってとてもとても無理な内容で、そういう点からも素晴らしい作品です。例えば阪急の創始者の小林一三ですが、現在の阪急百貨店のところにすでにあった別の百貨店と始めのうちは提携して共存共栄を謳い阪急電車の降り口を百貨店の入り口と直結させるなど便宜を図っていた。しかし小林一三は次第に自分で百貨店を経営した方がずっと儲かるし、楽しいことに目覚めて、この百貨店の追い出しを図り、電車の乗降口を遠ざけて経営が傾けるように仕向けるわけです。

こういう感じで、なかなか今では聞けない暴露話もあれこれあって傑作ですから、是非お求めください。その上で小林一三には「曽根崎艶話」という芸者遊びを描いた楽しい作品もあってわりと簡単に入手できます。、


2018-10-03 12:19:00

今朝はよう晴れていて爽快ですね、暑いぐらいで、猫もしっかり外出していました。うちの猫はご飯を食べた後は直ちに寝てしまい、数時間静かになりますか、なんか相撲にようにてますな。ちゃんこ鍋を食べてしっかり寝て体重を増やすわけですが、すでに7キロを超えているのでねせるのはよろしゅうはないように思います。

河野宝槌の「郷土史 守口というところ」を手に入れました。昭和30年発行の大阪府守口市の地方史の本ですが、200ページ以上あって二段組の大作です。しかも最後の30ページは松下やらサンヨーやら旅館やらなんやらの広告ページがあってイラストも面白くて楽しめます。ぜひお買い求めください。読んでいて面白かったのは戦争中の空襲の話で焼夷弾が落ちてる最中京阪国道を疾走してくる一台の車があって作者は地元の名士ですから、止めさしたら守口署の署長で、話を聞いたらちょうど署の前に車が止まっていたから頼んでみたら貸してあげますとなって便乗してきたという。しばらく行くとまた車が走っていたのでこれも止めて、署長はそれの乗り換えて去っていったが、さて先のドライバーにいきさつを改めて聞いてみたら、走行中に急に止められてしかも署長だからと強引に車を召し上ぎられたんですと言うので面白かったとある。

まあやりすぎですよね。それにしても署長はなんで車に乗って、どこへ行こうときてたんだろう、まさか臆病風に吹かれて助かろうとしたんではあるまいかなどと邪推を働かせたくなる。空襲の最中に車で逃げるのは愚策で、狙われるだろうけどね。


2018-10-02 10:15:00

今朝はよう晴れていて汗ばむ陽気です。

昨日京大の先生がノーベル賞を受賞したことで、しかもガンの免疫療法とかいう新しいアイデァによるものとあって、基礎研究の大切さやひらめきを大切にするとかあれこれゆわれています。しかしまあ京大ほど教育機関としていい加減なところはなく、入学してくる連中を甘やかして堕落させるところはないだろう。単位もゆるいし、テストもおざなりだし、学生を教育しようという意欲は大学にはない。それなりの才能があり、努力も怠らない自制心を備えた人なら乗り切れるだろうが入学してくるがくせいの大半は凡人に過ぎず、努力も嫌い、そもそも能力が著しく欠如している。そのくせプライドだけはお盛んで一番扱いにくい類の人種ばかりだ。

以前近藤雅樹が「霊感少女論」を書いて芸術系の大学に入ってくる女が入学後自分より上手い学生がいくらでもいて逆立ちしてもかなわない現実に直面して逃げ込む先が「自分には霊感がある、霊が見えるのよ」という世界で、あるかどうかようわからん世界なら自分の優位性をアピールできるということで精神のバランスを取るという。

京大にもこういう霊感少女、少年がたくさんいて研究室で意味のない論文を書く一方ミナミやキタにある占いの館に通い占星術やよりましの仕事に勤しんでいる。他にも思い立って陶芸家になろうと清水焼の窯元に通って、昼間は文学部の教室でくだらないモーパッサンの評論を口にして時間を潰し夕方から作陶だ。焼物の世界も100均でええやんというひともおれば百貨店のガラスケースに陳列してある100万はくだらない陶磁器がご所望だという人もいて、どこがいいのかわからない世界だ。あるいは思い立ってピアノの調律を習い始めて調律家になろうとする、これだって調律などしなくても鳴ったらええやんという人も多いし、それは嫌で調律はしてもらうが、音の違いが実は全然わからなくて困っている人もたくさんいるわけで、まあようわからん世界だ。

それぞれに自身のプライドを保てる世界を求めているのはくだらない、その程度の学生を大量に生み出しているのが京大や東大なわけで、いくらなんでも研究期間としては効率が悪すぎる。もっと入学試験を厳格にして、バカは入学できないようにするべきだろう。

 


2018-10-01 11:37:00

昨日の晩、台風がきて気圧は950ミリバールくらいなんだが、前の台風がひどかったものだから、京阪電車も昼過ぎには運行停止となり、萱島の駅もシャッターを早々と閉めていた。というわけでまた陸の孤島となったが、台風自体は全然大した事なく拍子抜けした。萱島が台風の西側だったこともあるんだろうなあ、前のは東側に入った故にえらい風やったからなあ。それにしても天気予報はもう少し精度を上げられないものか。いつもいつも危機をあおるだけ、外れても知らん顔。

先日平野の大念仏寺がテレビに出ていて、鐘楼の解体修理をやっているのだが、その際瓦をふいている屋根をめくったところなんと18トンを超える鳩のフンが出てきて、撤去するのにおおごとだったという。
あのこまい鳩ごときがそんなになるまでフンを溜められるものだと驚くしかない。以前京大工学部の槌田たかしが書いていたが、だいたいいろんな土地には土が大量に溜まっていて遺跡の発掘をする際はお目当の柱穴や住居に到達するまで何メートルも掘り下げないとならない。この原因について「洪水で土砂が堆積したから」と判でついたように言われているが、そんなにどこもかしこも洪水が起こったわけではない。仁徳天皇陵とかでも当初は木や草などは生えておらず禿山だったがいつの間にやら上に大量の土砂が堆積して大木も生えられるだけの表土が出来てご覧の通りジャングルのようになっている。これも洪水で土砂が堆積したという人がいるが堺のあの辺りに巨大な古墳の墳丘全体を覆い尽くすような洪水は発生していない。ではなぜこれほどの土砂が堆積するのかというとそれは鳥がせっせとした糞なんだという。鳥が糞を撒き散らすことで栄養に富んだ表土が生まれ、植物が繁茂できるし、ひいてはわれわれの食料が確保されるのだそうだ。
まあ槌田たかしのゆうことやからオカルトみたいなもんだが、面白かったのでよく覚えていました。槌田は魚のシャケも人類のためにわざわざ海から川に産卵で遡上してそこで息絶えることによって海水の塩分濃度を減らし地球環境の保全に努めているのだと主張し、まるでシャケがメシアさまみたいなことをゆうてました。そんなことないやろー