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古本屋日誌

2018-10-20 00:01:00

東京の神田の古本屋街はかなり専門化されていて、万葉集専門の本屋とかビートルズに特化した店とか大阪では考えられない状態です。まあマスコミや出版社や大学や研究機関といった本をネタにしている商売が多いのが原因ですが、それでもものにはほどらいがあります。

以前神田のある古本屋に出向いて相楽総三の研究書を見ていたことがあり、昭和の初めの刊行で長野を通過する際に大衆に出したおふれの研究のようでしたが、歴史的仮名遣いだし、旧字体ということもあり立ち読みでは内容がさっぱりつかめず、600円ということもあって家でゆっくり読もうと思いレジに持っていったところ、「こんな本なああんまりおもろないおもうよ、読まんかてええようなもんやで、買う人がおるとは思わなんだわ」と言われたのでびっくりしました。ほならあんたは本売らんかったらええやないかと思い「なにゆうてんねん、なんぼでも売れたらええやないか」とゆうてみたら「あのなあこれはな、大学の研究室からこうてきた本なんやけど、その先生がゆうにはごっつう高い本やからそのつもりで買えよと言われて、えらい高値でつかまされたんや。」と悔しそうに言う。

まあ確かに大学からでる専門書は単なるオタク本なので、きわめて売りにくいのはよくわかります。おそらくなんの価値もない本で、仲間内で買い回ししているような状態なんだろうと感じました。