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古本屋日誌
PHPからヤーヴァンの『ネオ君主論』が出た。トランプやマスクの考えを支える思想家なんだそうだ。
政治はそもそも支配と被支配の関係であることは、政治学で常識であるが、支配を合理化する理屈としてカリスマだとか、宗教だとか、多数決だとかがあるわけで、要するにそういったものは、お約束に過ぎず、客観的な合理性はない。
このへんは別段目新しい主張でもないし、納得できるものだ。
その上で、現在でも民主制は別に大衆が主権を握っているわけでもなく、つまりは寡頭制なんだから、今後は並外れた能力を持つものが、政治の実権を握るべきだと主張してくるのだが、この主張は、納得できるものではない。
確かにマスクの手法によって、スペースXは世界の衛星需要の大部分を獲得して、火星にも、もうじき行けそうに見えるが、じゃあ中国共産党はどうなんだろう。
習近平は確かに卓越した能力を持つ指導者だろうが、到底賛成できるようなものではない。
今日は10時前まで寝て、ヨーグルトと食パン、水出し煎茶で朝ごはん。
注文品のこしらえをしてお昼過ぎに郵便局にお願いに行った。その足で京橋、大阪、1時半の新快速で三ノ宮。この頃もっぱら三ノ宮だ。
お客さんのところであれこれお話。
4時過ぎに春日野道から阪神電車に乗ったが、直後の岩屋駅あたりでアナウンスがあって「尼崎駅で人身事故が発生しました、この電車も遅れが見込まれます」とのこと。
しばらく進んで御影あたりで「この電車は甲子園までの運転となります。振替輸送のご案内をします。大阪方面お越しの方は途中、今津で阪急線にお乗り換え下さい」とのことで、車内はほとんど立ってる人はいない状態で、静かなもの。
しかし京阪電車では、人身事故なら全線で運転見合わせ(本当はこの表現は正しくない。見合わせるというのは出来るのだが、今はやらないという意味だからだ)になるのに、阪神電車はちょっと変わってる。
やがて西宮に到着して、甲子園が近づいてくると、すぐ前に座ってるおばさんが「私難波いくねんけど、ちょっともわからへんねん、この頃電車でよろしのかな❓」と聞いてくる。
「難波やったら尼で乗り換えやで。そこまでは行かへんみたいやから、甲子園まで行とくことやな」とゆうてあげたが、「さよですか」と言うて、長く停車中の西宮で降りて、近くにいた駅員さんに何か聞いている。
また帰ってきて、何やらぶつくさゆうてたが、やがて発車のベルがなりだすと、なぜか慌てて降りてしまった。ようわからん。
そうして、電車は今津に到着して、アナウンスもあったから、大半のお客さんはぞろぞろ降りて阪急電車方面に行ってしまった。
俺は、今日仕入れた本を登録する仕事を延々とやっていて、ゆっくり座ってのんびり仕事を続けたかったから、そのまま。時間は5時半ごろで、またアナウンスがあって「ただいま運転を再開しました、到着が遅れまして申し訳ございません」
人身事故にはしては早い復旧だし、そもそも全線での運転休止はしなかった。
やがて尼崎に到着して、両側の扉が開いて、難波方面の人と1番線で特急の到着を待つ人に別れたのだが、俺は仕事もほぼ終了したので、間も無くやってきた特急に乗り換えた。
途中アナウンスがあって「尼崎駅で救護活動のために、電車が遅れまして申し訳ございません」という。そうすると、急病人が何かで手間取ったという話になるね。少し立ってる人がいる程度の混み具合で梅田に到着。
今日も9時過ぎに起きて、あんぱん、ドーナツ、クロワッサン、コーヒーで朝ごはん。入っている注文のこしらえをして、11時過ぎに完了したが、眠たくなって1時間ほど寝た。
その後郵便局にお願いに出向き、その足で京橋、大阪、新快速で1時半過ぎに三ノ宮。
このところよくブックオフ センター街店に行っているなあ。
ここはいい本がたくさんあるし、整然と並べられているのでとても探しやすい。
少し前、文豪の文庫本を並べているコーナーにちくま文庫の『太宰治全集』全10巻が1冊770円で出ていた。
全て初版で帯も、1巻を除く9冊にはきれいに付いている。
1だけは帯が無い。これは残念だなあ、と思っていて、次に来て時に見てみたらなんと第1巻がもう1冊増えていて、それは初版の帯付きで、これで全巻初版、帯付きとなったわけだ。
誰ぞ奇特なお客さんが、家にある初版帯付きを売りに来てくれたのだろうか。
それとも実は最初から帯付きの初版本が入荷していたのだが、ちょっと意地悪してその本だけは隠して本棚に刺しておかなかったのか、よくわからない。
またいつだったか、やはり文豪コーナーにちくま文庫の『レミゼラブル』の初版が1から4まで全て帯付きで並んでいたことがあった。このシリーズは5が最終巻なので、それだけ無い。古書価も4までは大したことないが、最終巻はかなり高い。
残念だなあ、と思っていて、またしばらく経って行ってみたら、1から4までは相変わらず並んでいるが、やはり最終巻だけ無い。
と少し視線をずらして、一段下の本棚を見ると、ユゴーのコーナーがあって、新潮文庫などで出ている著作が並んでいるのだが、その最後にちくま文庫の『レミゼラブル 5」が刺さっていて、初版、帯付きの美品だった。
これは店員さんのちょっとした意地悪みたいなものかもしれない。
さて、いつもながら店内放送では「銀歯の買取」「未開封ならどんなに古くても大丈夫です」とウィスキーの買取を宣伝している。
レジでもらえるチラシも一枚目は「本以外も売れます 高価買取」と題して金、プラチナ、ジュエリー、腕時計、ウイスキー、ブランデー、ブランドバック、アクセサリーなどが列挙してある。
カラーチラシの裏面は「日本で唯一銀歯が売れるブックオフ」と題して「買取件数1012件 買取重量7098g 買取本数2547本」と並んでいる。
この数字だけでは、多いのかどうかわからないが、気合が入っていることは間違いない。
2枚目のチラシは「ゲームソフト・ゲーム機買取強化中」「Blu-ray DVD お売りください」「ホビー トレカ model フィギュア プラモお売りください」ともある。
こういう売れ筋に埋もれながらも本も健闘しているのではないだろうか。
今日も9時半ごろ起きて、コーヒー、フルーツクロワッサン、ヨーグルトで朝ごはん。早速夜の間に入った本を探して梱包、宛名書き、印刷作業。
11時過ぎに完了して、郵便局にお願いに行く。その足で京橋、大阪から快速でまたしても三ノ宮。今日はお客さんとお話。
「このへんは古本屋おいやろ。元々高架下のモトコーに変わった専門店が色々あったわけよ。ワープロ専門店とか、古い家電しか扱わん店とかな。そういうヘンコ相手の歴史があるのよ」
「しかし、ブックオフのセンター街店とかすごい品揃えだし、通路も広いし、床に本置いてないし、明るいし、分類もしっかりしてるし、古本屋にとっては脅威ですよね」
「そらもう、ブックオフに喧嘩なんか無理無理。しゃーけど、それなりに金持ってて、時間的にも精神的にも余裕あるもんがまずまずおるさかい、昔風の古本屋商売も残っとるゆうことや」
「なるほど、それはそうですね。ただ、若い時分は、旅行やらアプリやら、インスタやら浮かれとっても、歳重ねて、定年になり生活がこじんまりしてきたら、本をじっくり読んでみよか、みたいに人間は回帰してくるゆうのもありませんかね❓」
「そらないわ。そんなんあるんやったら、神戸だけやのうて、大阪かて、京都かて、東京かてそないならんとおかしいやん」
今日は月曜で出荷。例によって昨日の晩、注文品を取り出して積み上げ、ゆうメール分は梱包、宛名書きまで済ませてある。
10時半ごろ起きて、牛乳とドーナツで朝ごはんを済ませて、スマホからクリックポストの印刷作業。
途中までは順調だったが、突然スマホからプリンターに無線で行く印刷指示が伝わらなくなった。
スマホをチェックすると、ネットの接続が出来なくなっている。
家ではWi-Fiでの接続だが、時折うまくいかなくなることがあって、そういう時はWi-Fiを切断すると問題なく繋がるので、今回もそれをやり、問題なくネットに繋がるようになったのを確認してから、Wi-Fi接続に切り替えた。
すると問題なくプリンターに印刷指示が届くようになり、1時過ぎに作業完了。