Welcome

古本屋日誌

2019-10-01 11:30:00

小谷野敦の切れ味良い、言いたい放題の対談本が二見書房から出た。

今回は川端賞作家の小池昌代とのやりとりで例によって真っ当な小池と異端の小谷野のやりとりが面白い。小池が「やっぱり結婚と恋愛は別で結婚となるといろいろ考えますよね」と至極当たり前の話を振っても小谷野は「私は恋愛も結婚できるかどうかをまず考える、高校の頃竹下景子を好きになった時も結婚できるかな?と考えて、これは無理だなと思った」という。

小谷野は阪大の助教授だったので5年間大阪に住んでいたと言い、「ただまあ大阪は嫌でした、震災の時にもいたんですが、喫茶店のおばさんが『命より金儲けの方が大事や』と言うんですよ」

まあそれ以外にも阪神尼崎はホテルから少し出たら「お兄さん、お兄さん、ええ子おまっせ」と寄ってくるとか、難波の「覗き部屋」に千円で上がったら真っ暗な中に連れていかれて女の子が来てろうそくを立てて「あの‥‥‥追加で7000円もらいます」と言われ怖いから払うと「このあと来ますから」と言われて暗い中取り残され怖くなって逃げ出したことなどを小谷野は語っている。

小池昌代は関西は言葉が曲線で直線的なもの東京の言葉に比べてリズムがあり音楽だ、魅せられると言っているのにね〜〜

まああれですね、命より金儲けの方が大事というのは命がけで仕事はせなあかんねやという職業倫理みたいなものだと解釈したいな。楽してもうけたらあかんねや、汗水垂らして働いて働いてその中に値打ちがあるんやということですね。

難波で怖い目に遭ったというのはうなずけますな。ぼったくりのデタラメな店がいっぱいありますからね。

鰻谷で雀荘をやってる友人は子供の頃から遊びなれていて3人で宗右衛門町をぶらついてキャッチの女が「イャー先生〜〜お顔みてーしまへなんだわ〜〜この券持って来てなー」と言ってくるので「ここはあれや、割引券もあるよって、行こか」と雑居ビルのスナックに上がり込んでビールと水割りをちょっと飲んで1万円。

私は「高いね〜〜あかんのちゃう」と思いましたが友人は「さあて〜〜次いこか❗️❗️」でした。


1 2 3 4 5 6 7