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古本屋日誌
今日は天気予報通り夜明け少し前から雨。8時くらいに起きて、バームクーヘンとコーヒーで朝ごはん。注文品のこしらえをして、9時過ぎには郵便局なお願いに出向いた。
萱島、天満橋、谷町線で四天王寺前夕陽ヶ丘に11時くらいに到着、古本まつりの最終日だ。
いろんな店が値下げしている。
気付いたところでは、横丁が300円な本を100円にしている。その中には明治時代に出た全国旅行記の『千山萬水』正、続などもみられた。
亀屋も、文庫なんかを半額にしている。中には新潮文庫の『進化した猿たち』2、3なんかもあった。
楽人館は300円だった単行本、文庫などを全て100円。
瀬戸内アーカムハウスは300円の本を全て100円にしていた。
そして100均コーナーは恒例の袋に詰め放題500円をやっていた。いろいろ見てから、谷町線で東梅田。阪神百貨店のタイガース優勝セール。
百貨店の一階北側の入り口に、ガードマンがいて、エレベーターの順番を待つシステムになっている。行列は10人くらいで、まもなく10数人に限って案内されて乗り込むのだが、先頭から案内するのではなく、後ろの人からで、降りる時に先頭に並んでいた人が、先に降りれるようにしている。
2階が特設会場で、Tシャツ、パーカー、バスタオル、キャップ、手拭い、など。俺はTシャツ2枚とバスタオルを購入。
その足で直通特急で甲子園、友人が苦労してチケットを取ってくれていて、試合を一塁アルプスで観た。
今日は火曜日、連休明けで、朝8時くらいに起きて、注文品をこしらえて、9時過ぎに郵便局にお願いに出向いた。快晴で暑くなりそう。
今月からクリックポストは全てポスト投函となり、だいたい3、5センチまでのものは問題なく投函できるし、重さ制限も従来の一キロまでから二キロに緩和された。
帰宅して少しくつろいでから、萱島。京阪は朝方の事故のためにダイヤが乱れている。
さすがに9時半を回っているので、ホームにさほどな人はおらず、電車も京橋到着直前にかなり長い間止まったはものの、混んでもいなかったが、ラッシュ時は大変だったろう。
天満橋から南森町に出て、最終日の天神さんの古本まつり。
最後なので、矢野と梁山泊では1冊300円、5冊で1000円という平台があったし、南部堂は大きなレジ袋に詰め放題で500円というのをやっていた。
ひとわたり眺めてから、境内を出て、モータープールを超えたところにある喫茶「ケルン」で昼ごはん。
繁昌亭カレーとレーコー(1150円)。店内には落語家など、芸人のサイン色紙がずらりと貼ってあって、とりわけ六代 桂文枝のは額装してあった。
早速こうてきた新潮日本古典集成の『本居宣長集』解説を読む。日野龍夫による50ページ近い論考だ。
宣長はやむにやまれぬ感情をもののあはれと捉えて、漢心にはない素晴らしいものと考えた。しかしそれを拡大すれば例えば不義密通も構わないということになり、徳川座代の封建道徳に抵触してしまう。
それでもののあはれの適用範囲を初めは文学に限るとしていた。しかし、論理のおもむくところ、やがて儒教や封建道徳そのものが間違いだと主張するようになったという。なるほど宣長の革新的な側面をわかりやすく示した論考だ。
十町目筋を北へ、久しぶりに天牛書店。
今日はスポーツの日で3連休最終日、7時過ぎには起きて、食パンとヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
昨晩から、出荷のためのこしらえをしていて、今朝も少し続きをやる。仕入れた順に置くようにしてから、さほど時間を要さず完了できている。
少し前にアメリカと中国のAI関連の企業が様々な国の言葉で書かれた古い本を大量に買い付けているという報道があった。
日本語の和本やその類も何トン単位だという。先端AIは普通に活字化されているものの学習は終了して、これからはだいぶ前の文献の習得段階に入ったということだろう。
いずれにせよ、うちなんかは古文書や黒っぽい本は扱っていないから、そういう、盆と正月と誕生日と人生最良の日が何十回も同時にやってきたような恩恵に与ることはない。
それにしてもAIの思考プロセスは、われわれ人類にはわからない領域に達しているし、彼らが知的領域を拡張し、宇宙空間を自由自在に活動しようとするならば、人類は邪魔でしかないから、なんらかの方法で攻撃してくる可能性がある、としばしば警告されている。
さて、9時前に萱島から、天満橋駅、四天王前夕陽ヶ丘から、天王寺さんに20分くらいに到着。すでに100均コーナーといくつかの古本屋をのぞいて、オープンしている。
初日、瀬戸内アーカムハウスのテントに300均で勉誠社から出ていた、西鶴の研究家前田金五郎の著作(それぞれ10000円以上するもの)が何冊も置いてあったし、今日の100均には大月書店の『レーニン10巻選集』がうずたかく積んであった。
今日は8時前に起きて、食パンとヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
そそくさ萱島から天満橋、南森町と進んで9時20分くらいに、4日目の古本まつりの天満宮。
さすがにこの時間ではまだブルーシートで本棚や平台は覆われている。ただ境内には七五三の親子連れや参拝者で賑わっている。
社殿の脇ではおめかしした子どもをカメラに収めようと、父親が「〇〇ちゃん、ほんまに可愛い‼️今日はとくにそう、かわいい」などとおだてている。
他人から見たらただのうるさいガキでしかないのだが、親というのはそういうものだ。
9時半過ぎから各店舗オープンするところが多くなり、白米社の前にある100均コーナーに行ってみると、三列並んだ長い平台の1番左のが全て文庫、新書となっていた。
4日目となると、お客さんもそんなに多くはなく、のんびりいろんな本を読む眺めたり、手にとって見比べたり、立ち読みしたり出来て、とても贅沢な時間を過ごせる。
とても重たい本を、こんなにたくさん、ひたいに汗して持ってきていただき、その上1冊100円という安価で買うことも出来るのだから、これほど素晴らしいことはない。
お客さんの中には30代くらいの若い母親とその娘も何人かいたが「この本面白そう、色々あってええなあ」「そうやな」などと話し合ってはいるが、結局何も買わずに離れていく。こういう人たちはなんのために来ているのだろう。
また、3人連れのおばさんたちが、文庫本がズラリと並んだ平台の前で「〇〇さんはどないしてんの❓」「こないだ白浜行った時以来やな」などと、本と全く関係ない話を延々とやっている。これもなんのために古本まつりにいるのか、よくわからない。
南部堂のテントでは若い子が店番していて、聞くと店主は「ヒマガミ」という紙もの中心の即売会のため難波神社あたりに行っているとのことだ。
200円均一で、昔の名もない個人の日記が段ボールに放り込んであるが、草書体なので、なかなか読めない。
またやはり最近の『週刊少年ジャンプ』がかなり高額な値付けで並べてあって、そういう値段に今はなっていることがわかった。
今日から3連休、朝は8時過ぎに起きて、麻婆豆腐とコーヒーで朝ごはん。
洗濯物を片付けて、9時くらいに萱島から天満橋、谷町線で四天王寺前夕陽ヶ丘、歩いて2日目の古本市。
10時20分前くらいに着いたが、すでに各店ともオープンしている。
昨日は買い付けた本の運搬に、いつものように日能研関西で働いていた先輩にお願いした。
彼は定年まで勤め上げて、今68なんだが、国民年金は5万くらいなので、近所のパチンコ屋の掃除の仕事を朝と晩にこなしている。
天神橋筋7丁目にある、スーパー銭湯とパチンコ屋を合体したビルなんだそうだ。
掃除の仕事をしているのは朝勤務の30代の主婦1人を除いて、みな先輩同様の高齢者だとのことで、今はこういった職場はどこもかしこも人手不足だ。
さて、朝の早い時間帯ということで、まだ人 人出はさほどではなく、ゆっくり本を見れる。
今回感じるのは、わりと珍しい文庫本も置いてあることだ。
これまでの天王寺さんは、京都のそれと比べるとレアな文庫は少なめの印象だった。
しかし、今回は打って変わり、岩波文庫の『大君の都』3冊揃(1500円)、『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』全2冊揃(320円)講談社学術文庫の『とはずがたり』全2冊揃(320円)、文春文庫の『神聖喜劇』全5冊揃、初版、帯(1000円)、さまざまな講談社文芸文庫(状態は悪いが、それぞれ200円くらい)創元推理文庫の『怪奇小説傑作集』全5冊揃(旧装丁、1300円)岩波現代文庫の北杜夫の茂吉シリーズ、全4冊(各150円)新潮文庫の『蒼氓』『日蔭の村』(それぞれ150円)など。