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古本屋日誌
昨日は牡猫(10になるカイ)は、わしが寝に二階に上がろうとしたら、一緒についてきて、階段のどころでは、踏み板に横になが〜く寝そべって通せんぼをして、頭を擦り付けてくる。
「これは、実によい兆候だ‼️今日こそは布団の中に入って寝てくれるのではないだろうか」と確信して、
冷たい布団に入って、掛け布団を持ち上げて「サーさあ‼️ぬくいよ〜はいんなさい〜」と牡猫のカイに呼びかけてみた。
カイは布団のすぐ横に座っていて動こうとしない。お尻の辺りを触って促してみたけど、さっと切り上げて、きびすを返して階段をトントントン降りて行き、カリカリを召し上がっていましたね。
うちの猫は今年10で、2014年の夏に、スーパー万代の萱島店のゴミ捨て場に捨てられていたのを、嫁がひらってきた。
人間なら60くらいなんだそうだが、まだ元気だし、虫歯もないし、風呂にも入らないにもかかわらず毛並みも艶やかで、驚くばかりだ。
尻尾の付け根を叩いてもらうのが、ひどくお気に入りで、ことあるごとにせがんでくる。
はじめは牡猫(この写真)だけだったが、雌猫のポコにもやってあげているうちに、こちらの方もお気に入りで、今では牡猫(カイ)がやってもらっていると、寝ていても起き上がってせがんでくる状態だ。
二匹とも寒がりで、ホットカーペットの上で寝ているし、石油ストーブをつけると、そそくさと現れて、まあ前にちょこなんとつくぼっている。
夜中はわしの布団に潜り込んで寝ていることもあるのだが、問題は、さてわしも休みましょう、と布団のある二階に向かって、階段を上がり始めたら、「ゴソゴソ」と音がしてポコが飛び出してきて、逆に階段を降りていく。
変だなあ、と布団に潜り込んだら、凍えそうな布団のはずが、ポカポカ暖かいのだ。
つい先程までポコは布団でふねを漕いでいたわけで、俺が入り込んでくると知るや、そそくさと退散してしまったのだ。
そんなに猫さまに嫌われている感じでもないのに、一緒には寝てくれないのはなぜなのか❓
体臭が受け付けないのか❓
でも一階で、俺が寝転んでいる時は、上に乗っかってきて、顔を顎やらほべたやらに擦り付けてくるところをみると、そうでもないように思える。
3月からは本格的な移動期となり、古本屋にも買取依頼が増える。(もっともうちにはほとんど来ないけどね。)
買取が増えるのは喜ばしいことなんだが、店舗を持っている場合は、値付けした後、どこへ並べるかという大問題がある。
棚を空けないといけないのだが、まだ売れてない本がたくさん並んでいるから、新しい本を入れるとすれば、古いものは潰しにして、つまり、ほかすか、大幅に値下げして処分するしかない。それには手間がかかる。
神戸の大地震があったあと、家賃が大幅に引き上げられてしまい、廃業に追い込まれた古本屋があった。
神戸県庁のそばにあった有文堂のことなんだが、なんでも「一気に家賃が4倍になってしまい、店をやってたら採算なんか取られへん」とのことで、店内商品を全て半額にして閉店してしまった。
なぜ家賃が4倍になるのかは、わからないなあ。
ナオミクラインのいう「ショックドクトリン」みたいなものなのかもしれないけど、わからない。
ただ神戸は地震の後も古本屋には優しかったと思う。
まず元町に今も健在の「古書倶楽部」。
地下に店があるのだが、30坪くらいはあるなかなか広い店だ。
ただ俺が見るところ、品揃えはよろしくない。
潰しにしかなりそうにない本もたくさん並んでいて、客に売ってやろうと考えているとは思えない。
これは思うに賃料が安いから、「売れなさそうやけど、処分するのも本は重たいし、費用もかかる。とりあえず置いとこか」というような思惑なんじゃなかろうか。

