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古本屋日誌
みすず書房からヘレン・ルイスの『むずかしい女性が変えてきた』が出た。
フェミニズムの先駆者たちがとんでもない行動に打って出て、その結果世の中を変えてきた話だ。
20世紀初頭、イギリスで女性の参政権を求める運動が高揚していた。
当初はキャンペーン張る程度の穏健な運動だったが、埒があかないため、次第に先鋭化していく。
「過激なキャンペーンが頂点に達していた時期、サフラジェットたち(これがイギリスの女性参政権団体の名前だ)はベルファスト北部のベルヴェー動物園のティーハウスに火をつけ、ロンドン塔の宝物用キャビネットを襲い、ダンバートンの電信線を切断し、ダンディーの郵便ポストに爆発物のリンを入れた。
さらに、ノックゴルフクラブの芝生に酸を撒き、ランカシャーの列車に爆弾をしかけようとした。」
女性がこれらの行動をやっていたのだ。
女はこれまでお淑やかで、過激なことをせず、のんびりと夫のもとで暮らしていたが、そんなやわな女では、参政権は勝ち取れないというのだ。
敢えて過激な手段を選択することで、女性の精神的な覚醒を促していたともいわれている。
なるほどもっともな話だよなあ。
年末年始はダイエーやイオンなど、元旦から開いている。
従業員は大変だろうけど、近所の人たちは大喜びだよなあ。
萱島の北側に最近モータープールを備えたダイエーがオープンして、やはり元旦から営業している。
早速行ってみたら隙間なく大量の商品が並んでいて驚くばかりだ。
紀州みかんがたくさんあって、大粒で美味そうだからこうてきた。甘さも際立っていて、うまいので、2日の日も買いに出かけた。
ただ2日になると、さすがに業者からの納入も途絶えてしまうのだろう、昨日はあんなにあった紀州蜜柑も売り切れで(あー昨日もっとこうといたらよかった)と思った。
古本屋はさすがに元旦は閉めてはいるものの、2日からやっている店もある。
京都の一乗寺にあるアリバイブックスは2日から営業しているし、その近所の恵文社も休みは元旦だけだ。
アリバイブックスはいわゆるラーメン街道に面していて、いろんなラーメン屋がしのぎを削っている。
今日もラーメン屋には2時過ぎでもまだまだ行列が出来ている。
正月は家でゴロゴロするのは元旦だけにして、2日からは街に繰り出して、うまいラーメンでも食べるかあ〜てなもんだろう。
腹も大きなったら、本でもたしなんでみょうか、古本屋も開いてるしてな感じなんだろう。
アリバイブックスもさすがに行列はできてないが、店内には何人かの客がいるし、恵文社にはもっとたくさん客がいる。
恵文社は先月の27日から古本市も開催している。
今日は昼から嫁と伏見稲荷に詣でた。
当初は住吉大社に行こうと思っていたが、サイトを見たら、露店は出てないことがわかったのでやめにした。
やはり露店を冷やかして歩くのは楽しいからね。
伏見稲荷の人出はコロナ前には遠く及ばないもので、京阪電車とJRの踏切でも全く渋滞することなく歩けた。
さらに京阪電車で祇園四条に出て、四条通りをてくてく歩いて、四条烏丸下ルにある繁昌神社にも参拝して、商売繁盛をお願いした。
ここはもともと「班女(はんじょう)神社」だったんだが、発音が「繁昌」と同じということから、今では商売繁盛の神様として信仰されているとのことだ。
京都や大阪では「美女」も、もともとは「びじょ」とは発音しない。
「びじょー」という。
だから確かに「班女」と「繁昌」は同じなのだ。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
こないだ河出文庫からスタッズ・ターケルの「死について』上、下全2巻が出た。
様々な職業、年齢のアメリカ人に、死についてのイメージを聞き取ってまとめたものだ。
1930年代のアメリカの学校でのしつけの話がある。
「わたしが育った時代には、お行儀が悪いと尼僧の先生に定規で手を打たれたり、髪の毛にガムをつけられたりしたものよ。学校でガムをかんでいたら、実際にそういうおしおきをされたの。
ガムを口から出して捨てるだけじゃあなくて、髪の毛にくっつけられたのよ。」