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古本屋日誌

2023-01-05 13:36:00

みすず書房からヘレン・ルイスの『むずかしい女性が変えてきた』が出た。

 

 

フェミニズムの先駆者たちがとんでもない行動に打って出て、その結果世の中を変えてきた話だ。

 

 

20世紀初頭、イギリスで女性の参政権を求める運動が高揚していた。

 

 

当初はキャンペーン張る程度の穏健な運動だったが、埒があかないため、次第に先鋭化していく。

 

 

「過激なキャンペーンが頂点に達していた時期、サフラジェットたち(これがイギリスの女性参政権団体の名前だ)はベルファスト北部のベルヴェー動物園のティーハウスに火をつけ、ロンドン塔の宝物用キャビネットを襲い、ダンバートンの電信線を切断し、ダンディーの郵便ポストに爆発物のリンを入れた。

 

 

さらに、ノックゴルフクラブの芝生に酸を撒き、ランカシャーの列車に爆弾をしかけようとした。」

 

 

女性がこれらの行動をやっていたのだ。

女はこれまでお淑やかで、過激なことをせず、のんびりと夫のもとで暮らしていたが、そんなやわな女では、参政権は勝ち取れないというのだ。

 

 

敢えて過激な手段を選択することで、女性の精神的な覚醒を促していたともいわれている。

なるほどもっともな話だよなあ。