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古本屋日誌
2026-08-17 00:19:00
中川右介は、歌舞伎や芸能界、タイガース、終戦前後の歴史など、いろんな分野で面白い本を書いている。
そして今回、90を越えて、認知症に悩む母親の介護の日々を綴った『時をかける老女』をビジネス社から出した。
自分がどこに住んでいるのかも怪しくなっている母と暮らすのは大変だし、仕事もある。
もちろんデイサービスやショートステイなども利用して、ストレス軽減に努めてはいるが、それでもあれこれ事件が発生して時間を取られる。
朝は7時くらいには起きて、2人分の朝ごはんをきちんと作るのだが、母親は食べたものをすぐ忘れてしまって思い出せない。
中川が聞いてみたら「美味しいものが出て、全部美味しかった」などと、一応理屈が通った答をするのが、読んでいて面白かった。
それにしても介護生活を5年も続けながら、講談社現代新書から歌舞伎の本をだし、また甲子園100年などの野球の本も描き、だいたい毎年の新刊を2冊は刊行しているのだから、大変なものだよなあ。