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古本屋日誌
今日から26日まで、河原町の丸善の地下二階で「へんちなんまへーん」と称する古本市、早速朝から行ってみた。
丸善は11時オープンなので、萱島を9時54分の準急で立ち、枚方で特急に乗り換えて10時40分過ぎに三条到着。
てくてく暑い中歩いて、5分前に到着すると店の前はオープンを待ちかねる老若男女40人くらい。古本市といっても規模がさほどでないのもあるだろう。
さて、参加店は京都から8、福井、丹波篠山、彦根からそれぞれ1の11店。
オープンと同時に地下二階の売り場はたくさんのお客さんで盛況だ。
かなり安い本もたくさんあって素晴らしいし、何より冷房が効いていて快適だ。すぐ横は丸善なので新刊も手に取ってチェックできるし、椅子も完備されている。
もちろんハヤシライスで有名な喫茶店も地下二階の古本市会場の目の前だから、くたびれたらここでほっこりもできるのだ。
そうこう考えると11日から始まる、下鴨の「納涼 古本まつり」の問題点が気になってくる。
そもそも全く納涼とはいえない、酷暑の中、屋外で開催されている。
しかも毎年、スコールのような大雨が突然襲ってきてずぶ濡れにされてしまう恐れもある。地面は凸凹していて足元は悪く、かぁがやってきて噛む。
また各古書店はスコールに備えて、あらかじめテントの軒先から透明なシートを地面近くまで垂らしたりしていて、そのためテントの中は機密性もあって、いっそう息苦しいし、お客さんで混み合って汗だくの体が触れ合いそうになるし、体臭も気になる。
だいたい糺の森は市街地から隔絶していて、近くにコンビニすらないから、飲み物なんかも会場の南端にあるテントがけの店で買うしかないのも俺には苦痛だな。客あしらいの普通にできかねる子どもたちも店を運営していて、微笑ましいとはいえるけど。
温暖化がエスカレートしている今日、もはや屋外で古本市を長期に開催するのはどうなんだろうと俺は思っている。
近くの京大の校舎なんかを活用できないのだろうか❓
教室は机や椅子が邪魔だから廊下を活用して壁際に本棚を組み、一階から最上階までスペースを確保したら問題なく涼しい環境で、荒天に悩まされることなく運営できそうなんだけどね。
京都の人たちは意味のないところにこだわる悪い癖が伝統的にある。
食の分野でも、おいしくもないにしんそばや、鯖寿司、ハモ料理をありがたがったり、徳川時代からの伝統だと称してつなぎの入ったお蕎麦をそのまま食べる。
そのくせ金儲けに直結するところでは、利にさとくて、町屋を売却してテナントビルにしておられるのだから一貫性はない。
下鴨の古本まつりもそういうこだわりの典型例のように感じられる。
でも古本屋のレジに、たぶんそのお店のこどもたちが入って、計算したり、本をレジ袋に入れたり、補充したりしている。
これは、例えば祇園祭の山鉾町で、祇園囃子を歌いもって、ちまきを売っている子どもたちと重なる。お祭りではそういう経験を通じて町内がまとまり、経験が継承されるのだろう。
古本まつりも、お客さんとのやりとりで商売の面白さや、古本の魅力に目覚めて、将来は店を継いでもらいたい、という考えが親御さんにあるのかもしれない。