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古本屋日誌

2026-07-23 22:43:00

今月、文春新書で三山秀昭の『ヒロシマ・ナガサキ隠された真実』が出た。

 

 

興味深い本なので購って早速一読。

 

 

興味深かったのは長崎への投下で、これまで第一目標の小倉が曇で、目標地点が目視できなかったので、晴れていた長崎に変更したとされてきた。

 

しかし事実は小倉も晴れていたにもかかわらず、なぜかモヤがかかっている上に、濃い煙まで立ち込めていた。

 

 

これは著者によれば前日の爆撃の余韻がモヤとなって残っていたのに加えて、八幡製鉄所を爆撃から守るために、組織的にコールタールに点火して煙を立ち上らせていたことによるものだという。

 

 

そうなのか、でも組織的にやっていたなら、すぐ真実が明らかになりそうなものなのに、今まで天候のせいだとされてきたのはなぜなんだろうか❓謎が残る。

 

 

また原爆投下の目標都市として京都が最後まで残っていたことは、吉田守夫の『京都に原爆を投下せよ』で明らかにされてきた。

 

 

吉田はこの本の中で、ウォーナ伝説、つまり京都にはたくさんの文化財があり日本人の心の故郷になっているから、これを破壊するのは問題がある、として目標から外させたというのは間違いだたと論じていた。

 

 

京都は最後まで目標であって、8月14日にポツダム宣言を受諾しなければ次なる投下地点の可能性があった。

 

 

 

ところが今回の三山の本では、またウォーナ伝説が復活していて、彼の強い進言で京都は目標から外されたことになっているのだが、本当のところはどうなんだろうか。