Welcome
古本屋日誌
2026-07-14 22:26:00
梅雨明け以来、猛暑となって仕事をセーブしないといけないくらいだ。
京都はオーバーツーリズムなくらいの観光客フィーバーで結構なことだ。
大阪でも、観光資源を新たに開拓できないかと数年前に阪南大学の来村多加史が、大阪市東住吉区、平野区、大東市、東大阪市、八尾市などを細かく区切って、踏破調査して、『河内平野中部観光資源調査報告書』を出した。
来村は、最近も飛鳥の石像や古墳に関する新著を出していて、興味深い。
特に古墳の築かれた場所が谷の奥だったり、尾根の先端だったりすることを視覚的に示した図表を作っていてわかりやすい。
それによれば飛鳥の天皇陵は皆突き出した尾根の先端に築かれているという。
それはさておき、来村は明治時代の古地図に描いてある集落を、現在の地図に落とし込んで表示して、そのいわば、旧市街に残る旧家、社寺、巨木、水路などを詳細に書き込み、解説し、さらに5段階に評価を行っている。
それによれば平野などは評価4と高いのだが、実際に観光客を引き寄せる力があるのだろうか。
古い集落は富田林や奈良の今井が有名だから、それに対抗するのは難しそうだ。