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古本屋日誌
2026-07-09 18:09:00
先日、お客さんのところに行くついでに、久しぶりにブックオフ 三条駅ビル店を覗いてみた。
相変わらず俺の目当ての、文庫本の品揃えは芳しくなく、同じタイトルの本がたくさん並んでいる。
しかも『ブッダのことば』『モンテクリスト伯』「現代語訳 日本書紀』『続日本紀』『レイテ戦記』といった一回生が講義で使うテキスト風の本が多い。
ただ単行本については山科に本社のあるミネルヴァ書房の『日本評伝選』のシリーズがたくさん並んでいて、中に九大の福田千寿の『淀殿』もあった。
この本は従来の淀君という呼称が同時代には行われておらず、後に辻君や夜の君などの遊女名に絡めて、淀殿を貶める目的で作られたことや、淀殿は一年ほどしか淀城にいなかったにもかかわらず、淀殿と呼ばれる理由を解明した興味深い本だ。
それはさておき、本の扉の次のページに「謹呈 福田千鶴」のサインと贈呈者に宛てた短い手紙が入っていた。
ということは三条駅ビル店には学生だけでなく、それなりの学者も本を売っていることがわかる。