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古本屋日誌
今日から出町柳から少し高野川を遡った、洛北阪急で小規模な古本市。
ちょっと早起きして、出荷を9時ジャストに済ませて、その足で萱島、枚方で快速急行に乗り換えて10時10分くらいに出町柳に到着。川端通に出てすぐやってきた京都バスに乗って三つ目、高野橋東詰で降りてすぐ前。
10時の開店に合わせてもう少し早く行こうかとも思ったが、そうすると郵便局に注文品を持っていくのが、昼からになってしまうので、ここはぐっとこらえて、先に出荷を済ませたわけだ。
会場は地下一階で京都を中心に大阪、滋賀、兵庫の10店舗が本を並べている。本以外にも紙もの、雑貨、人形、服もあるし、ちょっとした机や椅子も並べられていて、コーヒーを楽しむこともできる。
ただ、ブックマルシェと称しているが、市場というほどの規模ではない。
会場はエスカレーターを下ったすぐのところで、30坪くらいのスペースで、すぐ前はスーパーで、一階にはスタバもある。
さて、会場は、熱心な古本ファンの人たちが大勢きていて素晴らしい。
最近なかなか見ない『神聖喜劇』全5巻揃初版帯、文春文庫(1200円)、洲之内徹の新潮文庫『気まぐれ美術館』初版(550円)、中公文庫の『自叙益田孝翁伝』初版、帯(1000円)、新潮文庫の『日本文学100年の名作』第二巻(400円)など、わりと珍しい本があった。
帰りはバスに乗らず、高野川堤防を下り、川に沿った遊歩道を利用した。
ここは京都で最も見るべき、歩くべきエリアで、まず道は、ほぼ全て地道で、すぐ下の川べりには、すでにクズの大群落が出現しているし、大きな中洲にはアシが生い茂っている。
また所々に大木が生えており、今はトチの実のシーズンで、歩道いっぱいに黄色い実が散らばっていて、足の踏み場もない。
とうとうと流れる高野川は相変わらず清流で、川幅いっぱいに流れ下り、河岸には鴨の親子が休んでいる。対岸は下鴨の街並みが広がっていて、整然と並ぶおしゃれな建物や和風建築が楽しめる。
今日は平日で、人通りもほとんどなく、(普通の人は仕事してるし、学生は大学だろう。)時折買い物帰りらしい主婦やタンデムツーリングの外人が自転車で通るくらい。
出町柳に着いて、せっかくなので、西に歩を進めて枡形商店街。相変わらず豆大福の「ふたば」はたくさんの人が並んでいる。商店街を入ってすぐ左手の井戸水を使うという、鯖寿司が名物のうどん屋も行列だ。