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古本屋日誌

2026-03-25 22:17:00

今日は天気予報通り雨で、雨足も強い。水曜は淀屋橋に出て、御堂筋線で緑地公園に出向いて、電動自転車を借って天牛本店に行くことが多い。

 

今日は雨なので自転車はやめにして、ひさしぶりに歩いて到着。

 

 

どのお店でも雨の日は客足が鈍い。天牛書店もそうで、いつも以上にじっくり本を手に取り、立ち読みをしてあれこれ楽しめる。

 

一階の入ってすぐ右壁の1番下には、全集の端本が並ぶコーナーがあるのだが、今日は『夢野久作全集』別巻などが並んでいる。夢野は『ドグラマグラ』で有名な幻想的な作風が持ち味の作家だ。

 

 

また入り口の左手の棚には300円均一の単行本が並んでいて、東洋文庫の『明治東京逸聞史』全2巻なんかもある。

 

 

この本は東京の市井の出来事をあれこれ深掘りして網羅したクロニクルで、本当に面白いのだが、不思議なことに古書価は実に安い。

 

西洋文学の単行本がたくさん並んでいる。以前集英社から出た『世界の文学』の端本もあって、ナボコフのやつなどは珍しい。

 

 

2階は漫画コーナーがあって、ぶんか社から出た花輪和一の『不成仏霊童女』や東陽片岡の作品、青林堂から随分前に出た『つげ義春の世界』、まんだらけの古川益三の『まんだらけ風雲録』なんかもある。

 

 

どこの古本屋も今の時期は大量の本が入ってくるのだが、大体はマンパワー不足で店の本を入れかえることが出来ないでいる。

 

 

その点、天牛は廉売なのでお客さんもたくさん来て、おのずから本棚が入れ替えられていくようだ。