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古本屋日誌
今日は土曜日で9時半くらいに起きて、クリのデニッシュ食パン、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
10時40分の準急で萱島、途中急行に乗り換えて、三条。
久しぶりに「ブックオフ 三条駅ビル店」に行ってみた。
いつもながら同じタイトルの文庫本はたくさんあって、岩波文庫の『ブッダのことば』新島襄の作品、『アラビアンナイト』、講談社学術文庫の『日本書紀』、中公文庫の『フロイト日本史』など。
しかし今日は岩波文庫の『近世風俗志』全5巻、『海東諸国紀』とか珍しい本もあった。さすがに移動期に入り、買取の依頼も増えてきたからではないだろうか。
地下二階にエスカレーターで降りて、カウンターで焼きそばとたこ焼き5個のセットを食べた。(980円)
三条大橋を渡って河原町通をてくてく歩いて、昼過ぎにMARUZEN地下二階のイベントスペースに到着。ここのエスカレーターは東京風の左立だ。「丸善へんちなんまへーん」もあと数日で終了。
「待賢ブックセンター」がいろんな新書、文庫に加えて、京都関係の書籍をたくさん並べていて壮観。『京都名所むかし案内』(美品、帯で1500円)やずいぶん前に出ていた小冊子『きょうと』(1冊700円)、東洋文庫の『京都民俗誌』(箱無し、650円)などたくさん。
また河原町通に出て北上、「キクオ書店」を覗いてから、京都市役所前を通って、寺町通に入りてくてく歩いて、3時ごろ、高倉夷川上ルにある京都古書会館。
今日は小規模な古本市の2日目。エレベーターで3階に上がる。
2月は第二金曜日に京都と大阪で同時に古書会館で古本市が開催されている。(ともに日曜日まで)
これは不思議なことで、だいたい大阪は第三金曜に毎月開催していた記憶があるのに、なぜか今月は第二の開催だ。
これでは初日は、どちらかを選択していくしかなく、古書ファンには不親切だと思うのだが、どうなんだろうか。
さて、エレベーターのすぐ正面がレジで、その横が手荷物預りになっている。
横目で眺めながら、左手に進むと、左右の壁のほか3列本棚が組んである。
「赤尾照文堂」はガラスケースに明治の大阪の名所案内(錦絵が美しい)やらをいろいろ並べていて、目の保養をさせてもらう。
ぐるりと一回り、マンガもあるし、岩波文庫では、『南総里見八犬伝』全10巻揃、化粧箱入とか、コロンブスの全航海記、『真昼の暗黒』、中公文庫の『虹の階梯』帯付、『北一輝論』全5巻揃、講談社学術文庫の『不死のワンダーランド』、ちくま学芸文庫の『森有正エッセイ集成』(2から5、線引きなのでわりと安い)なども並んでいた。
レジは現銀の他、カード、PayPayなんかも使えて便利だった。見ているとこうた本を出品した古本屋の名前などを読み上げることはなく、金額だけをさっさと読み上げてレジ打ちしていくので極めてスピーディーだ。
俺はPayPayで決済したのだが、宛先は竹岡書店になっていた。あとで各書店に売上を割り振るのだろう。
大阪の古書会館の月いちの古本市では現金決済だけで、しかもレジではいちいち本を出品している古本屋の名前と値段を読み上げてレジ打ちするという面倒な状態が続いている。
ここもさっさと切り上げて、一階の受付で今回の目録(300円)をこうてからまたてくてく歩いて三条。
いつも思うのだがこの辺り、つまり御所の南の住宅地なんだが、喫茶店や、市場、コンビニなどがないように見える。
何か欲しくなった時に不便ではないのだろうか。
ただよく見てみると、看板は上がってはいないものの、暖簾がひらひらして、何物かを商うお店に見える商家は幾つも確認できるので、地元の人はどこで何を売ってるかを把握しているのだろう。
この辺りはヨーロッパでいう旧市街にあたる場所で、古民家といえる建物は今や少なめであることは否めないが、それでもけばけばしい看板、宣伝意匠の類はなくスッキリした感じで、ブラハの旧市街に似ていなくもない。
三条に到着して、準急に乗って、つまり各駅停車でのんびり萱島に戻った。