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古本屋日誌
今日も9時半くらいに起きて、食パンとコーヒーで朝ごはん。
土日は出荷しなくてよいので、のんびりしてから京阪電車とJRを乗り継いで三ノ宮。あれこれ本を仕入れた。
センター街にも古本屋「あかつき書房」がある。
センター街は大阪でいえば心斎橋筋であり、東京なら銀座だ。
銀座には古本屋はないだろう。東京はそういうところだ。
心斎橋筋には長堀通のすぐ南のユニクロの近くに「中尾書店」がある。しかしこの古本屋は郷土史関係、占いの本、錦絵などに特化した本屋でオールワウンドにあれこれ置いてはいないし、店も狭い。
しかし神戸の「あかつき書房」は繁華な目抜通りにありながら、店も二階建てです広い上に、実にさまざまなジャンルの本を取り揃えているのだ。
ここは阪急電車、神戸三宮駅の西口を出て、すぐ南の国道を渡り、左手にセブンイレブン、右手にパチンコ屋があるセンタープラザを通り抜けて、センター街に入るとすぐ左手にある。
店は1間半くらいの間口なんだが、奥行きが深い二階建てだ。店頭には左手、右手に平台が出してあって、向かって左手のには新書本や廉価の単行本、右手のには文庫本が置いてあって、100円か200円だ。
文庫の台の下のスペースには講談社学術文庫の『御堂関白記』全3巻揃が2900円で置いてある。
店に入るとすぐ左手は文庫で上からちくま文庫、ちくま学芸文庫、講談社学術文庫、岩波文庫、その他の順で並んでいる。
左手は進むと文学書や歴史書。
真ん中の本棚にはミリタリー関係の本があって、本棚の上にはいろんな和本、地図、紙ものがズラリ。『節用集』や大正時代のパノラマ地図なんかもある。
右手の本棚にはまず地誌関係の本。銀座の本、城廓がらみの本など。
さらに進むと『別冊太陽』なんかも並んで、哲学書、図録、美術書、自然科学書となる。2階は古い岩波文庫や発掘調査報告書なんかがある。
サラ本の山口晃の『趣都』が欲しくてジュンク堂のサイトでチェックしてみたが、三ノ宮にある二つの店舗では品切れ。やむなく梅田の紀伊國屋で購入。
東京の日本橋を覆い尽くす首都高速が、警官を破壊しているという世間の批判に真っ向から刃向かう内容。小野十三郎の『大阪』みたいな本だが、視覚的に組み立てられる試論なので、見ているだけで癒される。